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【HD】マーケティングライブ > マーケティングライブ 231

流通企業における真のオムニチャネル
ゲスト:逸見光次郎氏(オムニチャネルコンサルタント)


概要:
一般的に、オムニチャネルというと、店舗とネットを融合させた販売の仕組みととらえられることが多いが、実際にはひとりひとりの顧客に応じて、情報提供と商品供給を連動させるサプライチェーンまでを含む企業活動全体を指す概念である。社会環境や個人の生活環境が変化している今日、すべての企業にとってオムニチャネルへの取り組みは避けられない状況である。オムニチャネルの第一人者であるコンサルタントの逸見光次郎氏に話を聞く。
小売業の業績は90年代前半までの右肩上がりの状況から、長らく下降傾向にある。同時に世帯収入も減り続けている現実がある。今や作れば売れた、並べれば売れたという時代ではなく、顧客が選んで買う時代になったといえる。 また単身世帯が増加したこともあり、まとめ買いがなくなり、個人嗜好による消費がより鮮明になったと考えられる。 ECの売上は増加しているとはいえまだ小売全体の5%程度であり、店舗売上を凌ぐような勢いではない。したがって、社会的には店舗売上を補完するためのネット販売という段階にあるといえる。

一方でスマートフォンの普及が顧客の生活環境を大きく変えた。顧客にとって商品情報も選択肢も無数に手に入れられるようになり、要求はよりパーソナル化している。顧客にとっては、店舗で購入してもネットで購入しても同じであるから、企業としてはオムニチャネル化への対応は必然である。

今後、顧客と1to1の関係はより深まらざるを得ないだろう。企業がオムニチャネルに対応するためには、店舗でもネットでも紙でも共通の商品管理や販売施策や人事評価、会計管理が必要になる。難しいと思われるかもしれないが、実際には、それほど複雑な作業ではない。それ以上にITコストが下がって、作業そのものは減っていくだろう。

マーケティングにおいては、価格競争だけではなく、専門性とサポート体制が重視されるようになる。特にシニア世代に対しては、デジタル一辺倒ではなく、アナログとの組み合わせを工夫しなければならない。 いずれにしろ、より顧客主体のビジネスになり、継続的な顧客満足度向上が重視されていくことになるだろう。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 流通企業における真のオムニチャネル
0.0: 2.0: 36 【略歴】逸見 光次郎 ~へんみ こうじろう~
0.0: 4.0: 33 【個人的なこだわり】仕組みではなく商品・サービス・接客へのこだわり
0.0: 6.0: 22 【略歴】逸見 光次郎 ~へんみ こうじろう~
0.0: 8.0: 6 マーケティングって?オムニチャネルとの関係は?
0.0: 10.0: 57 1.通信環境/デバイスの変化
0.0: 12.0: 46 2.小売市場の変化
0.0: 13.0: 42 3.EC市場の変化
0.0: 15.0: 48 4.分野ごとのEC化率(物販、サービス、デジタル)
0.0: 17.0: 42 5.消費者の変化①世帯~家族構成の変化~
0.0: 20.0: 8 5.消費者の変化②収入~減り続けている~
0.0: 21.0: 45 6.まとめ
0.0: 23.0: 47 これからの姿:狭義(仕組み)と広義(商売・経営)のオムニチャネル
0.0: 27.0: 29 1.顧客理解
0.0: 31.0: 24 【参考】オムニチャネルはどう変わっていくか?
0.0: 33.0: 31 2.単品管理
0.0: 36.0: 19 【参考】オムニチャネルにおける商品関連マスターデータの重要性
0.0: 39.0: 23 【参考】オムニチャネルにおける基幹データと活用
0.0: 41.0: 59 【参考】これからの商品生産とマーケティング
0.0: 45.0: 1 3.組織と評価
0.0: 47.0: 3 【参考】キタムラEC事業のKPI(全体最適のKPI)
0.0: 50.0: 44 【参考】Eコマースは儲かるのか?店舗販売とのPLの違い(各数値は目安)
0.0: 54.0: 1 まとめ
講師紹介: 本間 充(ホンマ ミツル)
アビームコンサルティング株式会社 ディレクター

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  アシスタント:田中 美穂

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