ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
【HD】ITライブ > ITライブ 242

IoTセキュリティの現状と今後
ゲスト:荻野 司氏(一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会 代表理事)


概要:
現在、身の回りのあらゆるものがインターネットにつながり、我々の生活が便利になっていく反面、サイバー攻撃なども増加しており不安が増している。実際に、コピー複合機がハッキングされてデータを盗まれたり、監視カメラがハッキングされ大きな商用サイトが攻撃されたりする事例がある。IoTを推し進める上で、セキュリティの問題は切っても切り離せない。今回は、どうすれば便利でかつ安心安全な社会を実現できるのか、その現状と今後の展望を聞く。
今回のゲスト荻野司氏が代表理事を務める一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS)は、生活機器の各分野におけるセキュリティの動向調査、技術の開発、開発や検証のガイドラインを開発する団体である。
IoTビジネスのインパクトは、日本で50兆円、米国で1600兆円だといわれており、我々の生活やワークスタイルを大きく変えてしまうことが予測される。そのプラス面は計り知れないが、同時にネガティブなインパクトも大きいことを忘れてはならない。 実際、各国で様々なサイバー攻撃などの脅威が報告されている。
例えば、2003年には、ネットワーク組み込み機器へのワームの感染が報告された。組み込み機器の場合、セキュリティ・アップデートがされないことが多いので、注意が必要である。 日本ではコピープリンタ複合機の蓄積データが公開された事例やHDDレコーダーがスパム攻撃の踏み台にされた事例がある。 カーナビや車載LANに侵入される危険性も報告されており、その他、工場の生産設備、POSシステム、ATM、あるいは心臓ペースメーカーなども不正操作される可能性がある。
アメリカでは、BlackHatやDEF CONなどハッキングに関するイベントが開催されており、そこで事例報告やハッキングのワークショップ、コンテストなども行われている。その中では、今後、AIによるハッキングの技術開発が進むと予測されている。 このように米国ではハッキングに対する認識や対策は進みつつあるが、日本では遅れていると言わざるを得ない。日本がこれからIoT機器を製造販売していく上で、セキュリティ対策を行うことは必要不可欠である。経済性とのバランスをとりながら安心・安全を実現していくことが求められる。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 IoTセキュリティの現状と今後
00: 02: 13 荻野司 博士(工学)プロフィール
00: 03: 07 CCDSのご紹介
00: 06: 46 繋がるIoTの世界へ!
00: 09: 24 IoTビジネスインパクト 数百兆円規模
00: 09: 57 組込み機器へのワームの感染
00: 11: 46 複合機蓄積データの意図せぬ公開
00: 13: 55 HDDレコーダーの踏み台化
00: 16: 56 マルウェアに感染したカーナビの出荷
00: 18: 08 遠隔から車載LANへの侵入実験
00: 20: 37 (参考)マルウェアによる工場の生産設備の破壊
00: 22: 38 マルウェアによるPOS上のカード情報の流出
00: 25: 59 ATMのハッキング
00: 28: 46 心臓ペースメーカー等の不正操作
00: 30: 50 BlackHat USA 概要
00: 32: 05 DEF CON24概要
00: 34: 45 事例:JEEPハッキング(BlackHat2015)
00: 38: 18 ワークショップ(Village内での講習会)
00: 39: 59 Car Hacking Village
00: 43: 26 演習用CANネットワークを使ったトレーニング
00: 44: 59 Internet of Things (IoT) Village
00: 45: 44 DEFCON:IoT Village:コンテスト事例(1)
00: 46: 40 DEFCON:IoT Village:コンテスト事例(2)
00: 47: 14 DEFCON24のトピック
00: 49: 53 IoT環境で対象とするシステム
00: 50: 54 国際規格は、セーフティーからセキュリティへ
00: 52: 33 NISC:経済社会の活力の向上及び持続的発展
00: 54: 28 CCDS分野別ガイドライン
00: 54: 55 分野で異なる安心・安全レベル
00: 55: 58 まとめ セキュリティ対策コストのバランス
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


『江崎 浩』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:福山 知沙

Copyright(c)