ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
【HD】ITライブ > ITライブ 233

水素エネルギーによる地域創生
ゲスト:谷 義勝氏(株式会社谷グリーンエネルギー研究所 代表取締役)


概要:
エネルギーとしての水素の可能性が注目されてきている。水素エネルギーは廃棄物もなく、クリーンであり、エネルギー効率が高い。また中東に依存する石油のような地政学的なリスクもなく、少々コストがかかっても日本が取り組むべきエネルギーである。しかも最近ではビジネスベースで成立する目途が立ちつつある。政府も注目する水素エネルギーの現在について、第一人者である株式会社谷グリーンエネルギー研究所代表取締役谷義勝氏に聞く。
水素はエネルギー密度が高く、効率的なエネルギーになりうる。経済産業省の「スマートコミュニティ実証」事業では、燃料電池自動車を満タンにすると、それで一軒の家庭の約1週間分の電力となることがわかっている。
また下水から水素を効率的に得ることができる。下水はまさに市民のエネルギーであり、日本がエネルギーの大半を海外から輸入していることを考えると、「下水には外貨が流れている」状態である。一般に水素は危険なガスだと思われているふしがあるが、実際には、メタンやプロパンと同じ程度の危険性である。しかもエネルギーとしての応用範囲は広い。
アメリカでは燃料電池フォークリフトが累計7000台稼働しており、日本でも普及へ向けての実験が進んでいる。2020年の東京オリンピックに向けては、燃料電池バスが導入されることが決定している。燃料電池車は電力の蓄電装置になるため水素普及の牽引役になると考えられる。災害時には、燃料電池車が避難所の電力を担保する存在になることができる。この分野では日本の自動車メーカーが技術的に世界をリードしている。従来の重化学工場などで水素が生成できることも特徴である。重化学工場地域に水素ステーションが配置されており、配送のためのインフラの整備も進めている。
ドイツでは、国をあげて水素ガスをはじめとする再生可能エネルギーの研究開発が活発であるが、わが国でも、北九州市、弘前市、周南市などにおいて、地域における水素ガスの活用実験が進んでいる。
我々は、水素社会が来るのを待つのではなく、作っていく気持ちを持たなければならない。日本にある様々なインフラを活用することで、水素エネルギーは採算ベースに乗ることができる。水素エネルギーを核としたコンパクトシティ構想は、世界に発信できるビジョンであり、地方創生の切り札になるものである。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 水素エネルギーによる地域創生
00: 04: 15 谷 義勝 職歴
00: 06: 59 【エネルギー密度】燃料電池自動車 ⇒ 住宅への電気供給実証
00: 11: 37 【地域の力】下水は、市民のエネルギー
00: 12: 52 【地域の力】水素社会における下水道資源利活用検討委員会の設置
00: 14: 39 エネルギーセキュリティ 海外に支配されるコスト
00: 16: 13 石油による富の攻防 ⇒ 20兆円の富の流出
00: 18: 44 水素とは?
00: 19: 56 水素の安全性と誤った認識
00: 21: 53 エネルギーとしての応用
00: 23: 34 燃料電池フォークリフト(1)
00: 24: 18 燃料電池フォークリフト(2)
00: 26: 57 水素の工場立地と輸送手段
00: 28: 39 エネルギーとしての水素需要創出
00: 29: 56 グリーン水素開発
00: 31: 02 資料
00: 32: 36 FCVが水素普及の牽引役になる
00: 32: 56 【水素をめぐる最新動向】
00: 34: 41 重化学工業地域に配置される水素ステーション
00: 35: 40 水素の輸送能力・CO2排出1.19Kg/Km@20t車両
00: 39: 13 【地方の力】消費者本位・安心してFCVに乗れる燃料供給で『需要の面的創造』
00: 40: 26 東京オリンピック・パラリンピック
00: 41: 34 燃料電池バス~世界の動き~
00: 41: 59 【地域の力】再エネH2ステーション 面的補給実現へ進化期待
00: 43: 03 【地域の力】環境省委託事業全国マップと主な内容
00: 43: 50 【地域の力】E.ON Power to Gasプロジェクト
00: 44: 46 ドイツで発表された18件のPower-to-Gasデモプロジェクト
00: 45: 19 FC船 ハンブルグ市
00: 45: 58 【地域の力】水素パイプラインによる水素供給技術の実証
00: 46: 45 【地域の力】緊急時移動可能な発電設備
00: 48: 16 【地域の力】弘前市の取り組み状況
00: 50: 14 【地域の力】周南市取り組み「周南市水素利活用協議会」
00: 52: 43 東京23区の清掃工場と下水処理場(仮定)汚泥全量を水素にすると 2.2億M3/Y
00: 54: 23 LOHAS*ゼロエミッション*エネルギー自立型コンパクトシティ
00: 56: 17 水素社会は来るのを待つのではない
00: 56: 57 我が国燃料電池・水素技術開発の戦略~NEDO燃料電池・水素ロードマップ(水素インフラ・FCV)~
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


『江崎 浩』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:植村 智子

Copyright(c)