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【HD】組織人事ライブ > 組織人事ライブ 632

プロフェッショナルのキャリア形成


概要:
一般的に仕事は、つながりや蓄積を通じて中長期的にキャリア形成されていく。プロフェッショナルのキャリアとは、昇進で第一線を離れるのではなく、生涯にわたり価値を産み出し続けるものである。医者は部長や院長になっても患者を診るし、第一線を退けばプロのマネジメントも難しくなるコンサルタントでも、社長になっても現場に向かう。本番組では、どのようにして仕事を選び、経験を積んでいけば、プロフェッショナルのキャリアとして満足度が高くなっていくかを考察する。
「タテ社会」である日本企業では、全員に出世のチャンスがあることをモチベーションに使ってきたが、裏返せば出世できないと惨めになるという矛盾も生じる。第一線の仕事を単純化、成果を上げ昇進し、ノルマを課せられる側から与える側へ回ることでキャリア形成してきたのが日本型ビジネスモデルである。昨今では技術やITの進歩により、生涯積み重ねていけるような職人的な仕事は減ってきた。プロフェッショナルな仕事とは、自分で計画、実行、調査したことがレスポンスとして返る自己完結型で、自分がつくった価値を提供していると肌で感じられることである。それには会社や発注者から一方的な関係を押し付けられず、コモディティー化(価格以外、競争の焦点がない状態)しにくいスキルが求められる。時間の流れとともに価値がなくなる仕事もある。常に新しいテーマに目を向け、挑戦し続ける覚悟と自己投資が必要だ。<p>「何でもします」と無理をして請けた仕事は、無意味で不本意だったり、意欲や体力を消耗させたりするので、背伸びすべきではない。キャリアを先細りさせないためには、仕事を組み合わせていくときにインプットとアウトプットのバランスを取ることが重要だ。割が合わなくても、自分が勉強になること、出会った人からネットワークづくりにつながる仕事は積極的に取りに行く。好きなことと向いていることは違う。自分に合わない仕事でも、視野を広げ、さまざまな人を理解するなど、有効なこともある。顕在化している能力に磨きをかけ、優位性のあるスキルを身に付ける。やる気はあるのに機会がなくて発揮されていない能力は場数を踏むことで底上げする。上昇志向は強くなくても、人から命令されずに自分で仕事を組み立てて完結したいタイプの人が成功しやすい。プロフェッショナルのキャリア形成には、成功術のノウハウよりも、自分らしく自己開発して仕事を選び、自らが産み出す価値を周りに広く認知させ、多様な人脈を構築しながら節目ごとに方向を見直すなど、デザインしていくことが効果的だ。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 プロフェッショナルのキャリア形成
00: 00: 49 プロフェッショナルのキャリア形成
00: 01: 42 日本はなぜ出世しないとみじめなのか(1)
00: 02: 46 日本はなぜ出世しないとみじめなのか(2)
00: 13: 12 生涯第一線でできる仕事とは(1)
00: 13: 26 生涯第一線でできる仕事とは(2)
00: 24: 41 プロフェッショナルの仕事選び(1)
00: 25: 15 プロフェッショナルの仕事選び(2)
00: 34: 18 好きなことと向いていること(1)
00: 34: 42 好きなことと向いていること(2)
00: 46: 53 得意を伸ばすか不得意征服か
00: 51: 45 自分らしいキャリアの基盤(1)
00: 52: 12 自分らしいキャリアの基盤(2)
00: 59: 11 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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