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【HD】組織人事ライブ > 組織人事ライブ 631

プロフェッショナルの学び方


概要:
企業の中で専門性を持って働く人や、フリーランスでプロとしては活動する人にとっては主体的に学ぶことが特に重要になる。現在はプロセス教育として、結果が合っていればいいというものではなく、教えた通りの回答でなければ意味がないとされる。完璧な回答を導くために丸暗記していると受け身となり、学びに積極的になれないなど、マイナス面も少なくない。本番組では、プロフェッショナルと呼ばれるためには、どのような学びが必要かを探る。
経済産業省の「雇用関係によらない働き方」に関する研究会での調査によると、会社員で自己啓発へ投資するお金と時間は米国が圧倒的に高く、日本はかなり低いことが分かった。現在フリーランスで働く人は、以前勤めていた会社で身に付けた技術や能力を生かしている人が多いが、独立してからスキルアップのための学びを行う人は少ない。企業に所属していれば育成に力を注いでくれるが、教育を受ける機会が少ないフリーランスこそ自ら主体的に学ぶ習慣を付けることが大切だ。

東京大学の市川伸一教授は「学習意欲の二要因モデル」を提唱する。「人がしているから」「プライドや競争心から」「資格や報酬を得るため」という動機では応用が利かず学習が身に付かない。「学ぶことが楽しい」「知力を鍛える」「仕事や生活に生かす」ことに意義を感じていれば、学びが深く記憶に残りやすいということだ。応用力と持続力のある学びをするために、自分がどのような志向を目指すのか選択して実行することが重要だ。

異分野から転身する場合でも、興味や関心を持ったものについて、体系的・科学的に学んだり、歴史的背景を考えたりすることで、新たな発想やアイデアから商品が生まれることもある。科学的知識の下地があり、失敗しながら何度も改良を重ねていると学びが早くなる。情報はうのみにせず、自分が納得するまで実験し、なぜを3回繰り返して本質に迫る。仮説ができたら事例を集め、調査・検証する。一つの課題を複数に分割(チャンクダウン)したり、個別の課題を上位の分野に位置付け(チャンクアップ)したり、視点を変えて課題を捉えることも必要だ。

いくら知識があっても、オリジナルな自論を主張できなければ説得力がない。相手の話をよく聞いて理解した上で、独学と試行錯誤により学んだことは自論にして速やかにアウトプットする。反応があれば、さらに勉強を重ねる。このようなサイクルを強化しながら回していくことがプロフェッショナルな学びの基本パターンと言えよう。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 プロフェッショナルの学び方
0.0: 0.0: 51 プロフェッショナルの学び方
0.0: 1.0: 39 なぜ今「主体的に学ぶ」か(1)
0.0: 3.0: 54 なぜ今「主体的に学ぶ」か(2)
0.0: 12.0: 1 学びのドライブを選択する
0.0: 16.0: 34 体系的科学的に学ぶ(1)
0.0: 16.0: 39 体系的科学的に学ぶ(2)
0.0: 34.0: 2 独学力を高める(1)
0.0: 34.0: 7 独学力を高める(2)
0.0: 41.0: 33 学びを深める
0.0: 52.0: 45 自論展開力を高める(1)
0.0: 56.0: 54 自論展開力を高める(2)
0.0: 59.0: 3 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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