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【HD】組織人事ライブ > 組織人事ライブ 629

Jリーグにおける「個の育成」と「組織開発」
ゲスト:村井 満氏(公益社団法人日本プロサッカーリーグ チェアマン)


概要:
Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)は昨年、法人設立から25周年を迎えた。今回のゲスト村井満氏は、長年リクルートで人事や経営に携わった後、2014年からJリーグチェアマンを務めている。サッカー界では30歳を過ぎても活躍している選手がいる一方、Jリーガーの平均引退年齢は26歳代という厳しい現実もある。
本番組では、デジタル化、国際化といった時代の流れに沿って再成長を目指し、Jリーグにおける「個の育成」「組織開発」に取り組んでいる村井氏に話を伺う。
心・技・体がそろっていることが活躍できるサッカー選手の条件だと思われがちだが、実際Jリーガーで分析してみると、選手間でそれほど大きな差異はない。適性検査50項目から、長く続けている選手が備えている能力は、相手の話に真剣に耳を傾け理解できる傾聴力、相手に自分の意見や考えを言える主張力が突出して高いことが分かった。サッカーは実は理不尽なスポーツだ。得点王になった選手でも監督のコンセプトに合わないと日本代表選手に選ばれない。フェアプレーをしていても、後ろから敵にタックルされて大けがをすると選手生命を絶たれることもある。全力で闘っても思うようにいかず、0対0で終わることも多く、心が折れやすい。素直に相手の話を聞き、自己啓発して自分の意見を伝え、また相手の意見を引き出す、傾聴と主張のサイクルを短期間に高速で回転できる選手が伸びていく。
リバウンドメンタリティー(へこたれない心)の上に、観察力・思考力・判断力・伝達力・統率力・実践力といった人間力を磨き、テクニックだけでなく、思考行動特性を習慣として、つくり上げていくことが大切だ。Jリーグでは、各クラブの育成部門強化を狙い、ベルギーのダブルパス社が開発した「フットパス」と呼ばれる評価システムを導入。欧州に比べると評価点は圧倒的に低いが、伸びしろは大きい。選手の動きをデータ化することでプレーを可視化する仕組みをつくり、走行距離・パススピード等を数値化して検証の効率化を図り、サポーターにも提供して人気アップに役立てる。
プロスポーツの経営人材を養成するため、立命館大学と共同で「JHC教育研修コース」を創設。関連会社6社の社長を一人が兼任、総務・経理・人事を統合、持株会社制にしてJリーグホールディングスを設立、ベクトルを合わせた。ヤフーや楽天と業務提携し、デジタルプラットフォームを構築。英国動画配信会社と10年間2千億円の放映権料で契約するなど、着々と改革を促進している。人材育成は、精神論や根性論ではなく、根幹には科学がある。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 Jリーグにおける「個の育成」と「組織開発」
00: 01: 07 村井満氏 プロファイル
00: 02: 44 Jリーグにおける「個の育成」と「組織開発」
00: 04: 03 ①育成の本質を見極める
00: 06: 41 長く続けている選手が備えている人間力とは(上位10)
00: 07: 27 成功の土台 「へこたれない心」(1)
00: 09: 05 成功の土台 「へこたれない心」(2)
00: 09: 07 成功の土台 「へこたれない心」(3)
00: 09: 09 成功の土台 「へこたれない心」(4)
00: 09: 20 成功の土台 「へこたれない心」(5)
00: 12: 09 ②土台の上に「人間力」を磨く(1)
00: 12: 47 ②土台の上に「人間力」を磨く(2)
00: 13: 13 ②土台の上に「人間力」を磨く(3)
00: 13: 18 ②土台の上に「人間力」を磨く(4)
00: 13: 20 ②土台の上に「人間力」を磨く(5)
00: 13: 24 ②土台の上に「人間力」を磨く(6)
00: 13: 26 ②土台の上に「人間力」を磨く(7)
00: 16: 30 ③「育成」の現在地を知る?欧州との比較 「フットパス」
00: 21: 35 ④プレーを可視化する~ミサイル追尾技術の応用~
00: 23: 01 【参考】Jリーグですばらしいサッカーがプレーされているか
00: 23: 35 【参考】Jリーグとレアル・マドリード
00: 28: 53 ⑤経営人材の養成 ~学校をつくる~
00: 33: 17 ①ガバナンス改革 ~歴史の産物 「複雑な組織」~
00: 36: 13 2017年4月以降、シンプルなOne Teamに。
00: 38: 00 ②評価の基軸 ~なりわい文化論~(1)
00: 38: 28 ②評価の基軸 ~なりわい文化論~(2)
00: 40: 43 ②評価の基軸 ~なりわい文化論~(3)
00: 40: 50 ②評価の基軸 ~なりわい文化論~(4)
00: 41: 46 ②評価の基軸 ~なりわい文化論~(5)
00: 41: 49 ②評価の基軸 ~なりわい文化論~(6)
00: 42: 10 ②評価の基軸 ~なりわい文化論~(7)
00: 42: 43 ③魚と組織は天日にさらすと日持ちがよくなる(1)
00: 43: 39 ③魚と組織は天日にさらすと日持ちがよくなる(2)
00: 45: 25 ④積極的な組織間提携 ~デジタル分野への展開~
00: 47: 45 ④積極的な組織間提携 ~アジアとの交流~
00: 49: 11 【参考】~アジアとの交流~
00: 51: 17 Jリーグのすばらしさが多くの人に伝わっているか。(1)
00: 52: 32 Jリーグのすばらしさが多くの人に伝わっているか。(2)
00: 52: 49 Jリーグが海外メディアとNTTグループからの協力を受けることに。
00: 54: 18 リーグの成長を促す財務基盤の確立
00: 55: 32 不連続の成長フェーズへ
00: 59: 20 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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