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【HD】組織人事ライブ > 組織人事ライブ 626

これからの人材育成はどう変わるのか


概要:
従来、日本における人材育成は、企業内OJT(職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育)に頼っていた。近年ビジネスモデルの変化や進化により、多くの分野で高度な専門性が求められ、組織におけるコミュニケーション環境や、労働者の意識の変化等により、人材育成も変わりつつある。本番組では、いままでと現在では何がどのように違うのか、全体像を整理していく。自社の人材育成が時代にマッチしているのか、検討する材料にしていただきたい。
バブル崩壊後の日本しか知らなくて、右肩上がりの人生観など持てず、管理職になりたくないと思う若者は少なくない。幼少期から大勢の親戚や近所の大人たちと触れ合う機会も減り、携帯電話の普及により固定電話を取り次いでもらう必要もなく、他者とコミュニケーションを取る経験が少ないまま育った若者が社会に出てきている。育児や介護で制約を持った働き方をしなければならない人も増え、人生観やキャリア観も多様化している。機器の故障も少なくなり修理方法を学べないなど、経験を通じて仕事を覚えることが難しくなった。営業活動では、単なる御用聞きではなく提案が求められる。提案には正解がないため、自分で考えてアウトプットする機会を増やしたり、状況の変化に柔軟に対応できるように体系的専門性と幅広い教養的知見を身に付ける必要がある。企業は、会議や会話の中で発言の機会を与え、常に自分の意見を考える習慣を付けさせることが肝要だ。
フィードバックによる気付きや内省が認識や行動を変える。意識しなくても自動的に実践できる無意識的有能な状態を目指す。知識はインプットする以上に使う能力を高めることが重要だ。目まぐるしく変わる環境の中で、変化に対応しながら自分のキャリアを継続的につくり上げていく能力が成果を生む。上司や先輩から伝承するタテのOJTではなく、事例を持ち寄って共有したり、刺激し合ったりするヨコ集団の学びが役立つ。変革と創造人材を育てるのは、伝承だけではなく、独学と仕事における試行錯誤である。上司と人事だけが人材育成をする時代ではない。よい習慣が優れたキャリアを、よい関係性がプラスの偶然を呼ぶ。よい自己投資が効果のある学習を支える。よい仕事観がキャリアに軸を与える。キャリアの節目での振り返りと決断が、同じ仕事に固執しない生涯現役を実現する。人生は二毛作、三毛作だ。よい人生観が長期的展望での習慣化の努力を引き出す。人材育成には、経営視点と現場実態理解に加え、時代の流れに沿った高度な専門性が求められている。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 これからの人材育成は どう変わるのか
0.0: 0.0: 52 これからの人材育成はどう変わるのか
0.0: 1.0: 47 なぜ人材育成が変わるのか
0.0: 8.0: 44 どう人材育成が変わるのか
0.0: 9.0: 26 1.正解があるものからないものへ(1)
0.0: 11.0: 12 1.正解があるものからないものへ(2)
0.0: 20.0: 19 2.スキル以上に思考行動変容へ(1)
0.0: 20.0: 42 2.スキル以上に思考行動変容へ(2)
0.0: 28.0: 14 3.具体的職務能力からメタ能力へ(1)
0.0: 29.0: 37 3.具体的職務能力からメタ能力へ(2)
0.0: 36.0: 3 4.タテのOJTからヨコの学習へ(1)
0.0: 36.0: 15 4.タテのOJTからヨコの学習へ(2)
0.0: 42.0: 9 5.上司と人事が育てるから寄ってたかって育てるへ(1)
0.0: 42.0: 17 5.上司と人事が育てるから寄ってたかって育てるへ(2)
0.0: 49.0: 50 6.仕事経験から課題付与へ(1)
0.0: 49.0: 54 6.仕事経験から課題付与へ(2)
0.0: 53.0: 19 7.前提としてのキャリア自律(1)
0.0: 53.0: 22 7.前提としてのキャリア自律(2)
0.0: 58.0: 20 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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