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【HD】組織人事ライブ > 組織人事ライブ 616

地方創生と人材
ゲスト:村上敬亮氏(内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 参事官)


概要:
毎年、就職する段階で地方圏から東京圏へ約10万人の若者が流出している。大学生・大学院生が最も働きたいと思う勤務地は、3大都市圏と福岡、北海道(札幌)で75%を占め、地方就職志望者は4人に一人しかいない。地方創生は人材なくしてできない。経済としての地方創生を人材という側面からどのように推進していくのか。
本番組では、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局参事官である村上敬亮氏を招き、具体的な政策まで含めて解説していただく。
地方で就職した若者も、地域の実業を支える中小規模の事業所では4割が2年以内に離職している。地域企業から見ると人材不足となるが、若者からすれば魅力ある職場の不足は切実な課題である。新たな仕事と投資の流れをつくることで、労働生産性、賃金水準を引き上げつつ、若者を引き付けるような職場を増やさなければならない。売上を伸ばすのも大事だが、生産性を上げなければ利益にならない。一人当たりの収益が上昇しなければ賃金を上げられない。収益率が悪いところには投資も集まらない。地域経済に投資と人を呼び込むためには生産性の高いビジネスを創出することが重要だ。労働生産性は製造業が圧倒的に高く、地方圏に立地するサービス産業では低い。
1990年代以降、海外移転が進む製造業や、公共工事が削減される建設業では雇用が縮小。必然的に飲食や卸・小売業など労働集約型サービス業に雇用は流れ、労働生産性と賃金が上がらない構図から、若者の流出は加速している。地域経済で、現存する産業の生産性を上げ、賃金水準の引き上げを目指すことが必要となる。農産品・工芸品・観光資源でも、丁寧にマーケティングすれば売れるものは、まだ多くある。
内閣府は「プロフェッショナル人材戦略拠点」を各都道府県に設置。各拠点マネジャーは、「守りの経営」に埋もれる潜在力の高い企業を探し、地域の関係機関と連携しながら「攻めの経営」へと新たな事業戦略や展開を具体的に促す。畑違いの分野に精通したプロ人材は、人材ビジネス事業や日本人材機構を通じてマッチングする人を探す。空間中のウイルスや菌を除去する製品を開発製造していた医薬品メーカーが、空気清浄機に組み込める新製品の販売に当たって家電メーカーと提携したのは、プロ人材を採用したことによる。ノウハウやネットワークがある有効な人材を各地で適材適所に配置することができれば、人と仕事の好循環が生まれ、日本全体が活性化する。事業は今年始まったばかりだが、相談件数は2千件を超えた。地方創生には、よそ者の力が必要だ。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 地方創生と人材
00: 01: 11 村上敬亮氏 プロファイル
00: 03: 00 地方創生と人材
00: 03: 24 若年人材が、毎年約10万人、東京に流出している。
00: 05: 09 せっかく地元で就職しても、4割の新卒が2年以内に離職。
00: 09: 10 地域しごと問題とは
00: 09: 41 賃金水準は、労働生産性と高い因果関係を持つ。
00: 12: 51 産業別にみると労働生産性の違いは明確
00: 13: 55 労働生産性は東京が突出して高く、全体で2倍近くの開き
00: 14: 04 製造業比率が高いと、生産性も高い傾向がある
00: 16: 10 1990年代以降、いずれの地域も製造業比率は低下
00: 18: 03 加えて、地域には、生産性の低い労働集約型サービス産業が多い傾向あり。
00: 19: 46 業種別労働生産性の国際比較
00: 20: 53 労働集約的なサービス業の多さが、地方の生産性を引き下げている
00: 32: 49 地方経済共通の課題と処方箋
00: 38: 12 プロフェッショナル人材事業
00: 52: 53 マネージャー紹介シート(1)
00: 53: 32 マネージャー紹介シート(2)
00: 53: 58 マネージャー紹介シート(3)
00: 54: 24 マネージャー紹介シート(4)
00: 55: 35 【再掲】プロフェッショナル人材事業
00: 59: 03 成約件数と相談件数の推移
00: 59: 29 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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