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【HD】組織人事ライブ > 組織人事ライブ 615

人と組織のマネジメントを10の視点から診断する


概要:
米国で古くから言われてきた組織開発(オーガニゼーション・ディベロップメント)が、日本でも注目を集め始めている。組織図を描いただけでは組織は動かない。組織を機能させる手段としてモラールサーベイ(従業員意識調査)をする企業も増えたが、継続的に実施して施策を改善していかなければ意味がない。短期的な成果だけでなく、長期的な人材育成ができているか、戦略に基づいた方向に動いているか等、組織をつくり込んでいく上で必要な視点について解説する。
組織を効率的に機能させるには、組織がピラミッド的に構築されているのか、自律的に動いているのかを見極めることが第一である。ビジネスモデルによって求められる組織の自律性は異なり、人材育成も変わってくる。自社のあるべき姿と取り組みが適合しているかどうかを判断することが必要だ。権限委譲だけで自律組織はできない。権限と能力と情報が一体化すると的確な意思決定やリーダーシップが可能になる。

日本の伝統的な組織は序列重視で、個人の役割を柔軟に対応するという特徴があるが、今後は、序列という価値観を下げていくことがポイントとなる。リーダーシップスタイルも、叱咤激励型、内省型、ヨコのつながり重視型など、組織によって適切に使い分けなければならない。ビジョンや行動指針を共有して浸透させるには、「これをやれ」ではなく「こういう考え方でやれ」と伝えるべき。社是や行動指針を暗唱するだけでは無意味だ。明確な理由や具体的なイメージが結び付くと行動変容につながりやすい。従業員が果たすべき役割と仕事実態レベルを理解し、周囲も支援が必要な場合には援助する。従業員が仕事の奥深さを悟り、努力や研さんを継続的に行うことができれば組織パフォーマンスは上がる。
単純作業などモチベーションの維持が難しい職場では、定期的に配置転換を行うなどの工夫も欠かせない。ネガティブだけでなくポジティブなフィードバックも必要となる。他部門や顧客の評価で腹落ちすることもある。極論すれば、よってたかって学び育てる環境をつくることだ。

マニュアル通りの伝承ではイノベーションは起こらない。職場で学べない重要な能力を把握し、学習機会を設けることは必須である。仕事が自身の成長や、やりがいにつながり、顧客や社会に貢献していると感じられることは、仕事キャリア満足度と相関が高く、離職率低下にも寄与する。ミドルシニアの意識変革支援も大きな課題である。理想的な組織づくりは、高い視線と広い視野を持った上で設計変更しながら、念入りにつくり込むことが重要だ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 人と組織のマネジメントを10の視点から診断する
00: 00: 52 人と組織のマネジメントを10の視点から診断する
00: 03: 05 1:ピラミッド組織か自律組織か(1)
00: 03: 45 1:ピラミッド組織か自律組織か(2)
00: 12: 05 2:権限と能力と情報の一体化(1)
00: 12: 20 2:権限と能力と情報の一体化(2)
00: 18: 29 3:序列と役割、日本型と欧米型(1)
00: 18: 47 3:序列と役割、日本型と欧米型(2)
00: 24: 49 4:適切なリーダーシップスタイル(1)
00: 24: 51 4:適切なリーダーシップスタイル(2)
00: 30: 37 5:ビジョンや人材像の共有浸透(1)
00: 30: 40 5:ビジョンや人材像の共有浸透(2)
00: 35: 01 6:期待役割と仕事実態の理解共有(1)
00: 35: 05 6:期待役割と仕事実態の理解共有(2)
00: 41: 01 7:よってたかって学び育てる(1)
00: 41: 04 7:よってたかって学び育てる(2)
00: 46: 00 8:背伸びの仕事で人を育てる(1)
00: 46: 05 8:背伸びの仕事で人を育てる(2)
00: 49: 43 9:職場学習以外の学びの機会(1)
00: 49: 46 9:職場学習以外の学びの機会(2)
00: 56: 09 10:高い視線広い視野の仕事観キャリア観(1)
00: 56: 17 10:高い視線広い視野の仕事観キャリア観(2)
00: 59: 12 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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