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【HD】大前研一アワー > 大前研一アワー 378

【向研会】高くても売れるブランドをつくる!
~日本発、ラグジュアリーブランドへの挑戦~
ゲスト講師:長沢伸也氏(早稲田大学ラグジュアリーブランディング研究所 所長)


概要:
高騰する日本国内での製造コスト、安い人件費を武器に市場を席巻する中国など新興国の隆盛など、日本企業は自らが生き残る市場を熟考する時期にきている。コスト競争を勝ち抜き低価格を追及するアメリカ型のマーケティングに固執せず、高額商品を少量でも確実に販売し高い利益を得るラグジュアリーブランド市場への参入も考えるべきだろう。
本番組では、日本で唯一ラグジュアリーブランドを専門に研究する長沢氏をお迎えし、日本企業が目指すべきブランド戦略の一端を紹介していただく。
ブランド戦略を考えたとき、消費者はカルティエ、グッチなどのラグジュアリーブランドを思い浮かべるが、日本企業はトヨタ、コカ・コーラなどの大量生産型商品のブランドを目指す。企業は、最終的にコスト競争に巻き込まれ、存続の危機に直面することとなる。
世界のラグジュアリー市場は、毎年順調に成長し、安定的な収益が期待できる。高い利益率も魅力的であるにもかかわらず、この市場に参入する日本の経営者はほとんどいない。ブランディングを研究する世界的マーケティング会社・ミルウォード・ブラウンが行ったブランドランキングでは、売上高25兆円を越えるトヨタと、推定1兆円規模のルイ・ヴィトンのブランドは同価値とみなされている。
品質が良くて価格も安いのに売れない。何をつくればヒットするのか分からない。生産拠点を中国に移転したが、人件費の高騰で次の場所に再移転させなければならない。激化する競争に勝ち残れるのかなど、日本の企業・製造業の嘆き節が鳴りやまない。従来のマーケティング戦略・ブランド戦略の間違いに気付き、ラグジュアリーブランドに学ぶべきだ。
例えばポルシェやフェラーリのように、ラグジュアリーは夢を売る。ラグジュアリーブランドは、「逸品」「類いまれ」「プライスレス」「高くても売れる」「熱烈なファンがいる」などの理由から、日本らしさを生かして高くても売れる製品を国内でつくることが可能になる。ラグジュアリーは最上級・最高無比であるために、他社と比較するマーケティング手法は逆効果。製品の完璧を目指すのではなく、「あばたもえくぼ」的な傷を十分に持って魅力を高める努力が必要になる。増える需要に応えない、顧客のしもべにならず顧客の上に立つなど、従来のマーケティング手法の逆張りで戦略を考えていくべきだと長沢氏は語る。氏の近著『高くても売れるブランドをつくる』には、日本発ラグジュアリーブランド構築のノウハウが数多く収められている。ぜひ参照されたい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 高くても売れるブランドをつくる! ~日本発、ラグジュアリーブランドへの挑戦~
00: 01: 30 高くても売れるブランドをつくる!
00: 01: 37 ◎著者 長沢 伸也(ながさわ しんや)
00: 02: 17 ラグジュアリー ブランディング系モジュール責任者 長沢伸也
00: 03: 04 長沢伸也 経歴…大学教授のイノベーション?
00: 04: 37 ブランド論・ブランドマネジメント論が盛んだが……(1)
00: 05: 21 ブランド論・ブランドマネジメント論が盛んだが……(2)
00: 06: 01 世界のラグジュアリー市場の推移:安定的な収益期待
00: 06: 48 地域別 ラグジュアリー製品の売上げ:売上げ増加期待
00: 08: 00 ラグジュアリー企業売上高・営業利益ランキング:高い利益率
00: 08: 36 主なラグジュアリーコングロマリット(複合企業体)傘下の企業・ブランド一覧(1)
00: 09: 44 主なラグジュアリーコングロマリット(複合企業体)傘下の企業・ブランド一覧(2)
00: 11: 20 Interbrand社Best Global Brands 2014:ラグジュアリーを抜粋
00: 12: 13 Millward Brown社BrandZR Top10 Luxury 2014:ラグジュアリー
00: 12: 38 ラグジュアリーブランディング研究の背景
00: 14: 34 ラグジュアリーブランディング研究の背景
00: 16: 14 日本企業・製造業の嘆き(クエスチョン)とソリューション
00: 18: 02 誰が酋長か?
00: 18: 31 主体にとってのラグジュアリーとは?
00: 20: 09 ラグジュアリーとプレミアムは違う
00: 23: 21 ラグジュアリーブランド 、ラグジュアリー戦略、ラグジュアリーブランディング
00: 24: 01 日本でつくると高くなる:日本の製造業が目指すべき道筋
00: 24: 47 時計の例
00: 26: 33 ご説はごもっとも。でも、そうは言っても……(1)
00: 27: 42 ご説はごもっとも。でも、そうは言っても……(2)
00: 28: 45 ご説はごもっとも。でも、そうは言っても……(3)
00: 32: 04 ご説はごもっとも。でも、そうは言っても……(4)
00: 33: 05 ラグジュアリー戦略は従来型マスマーケティングの「逆張り」
00: 37: 23 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則
00: 37: 39 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その1
00: 38: 18 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その2
00: 39: 55 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その3
00: 40: 48 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その4
00: 41: 06 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その5
00: 41: 36 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その6
00: 42: 49 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その7
00: 43: 36 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その8
00: 44: 19 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その9
00: 45: 20 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その10
00: 46: 49 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その11
00: 47: 43 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その12
00: 48: 26 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その13
00: 49: 21 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その14
00: 49: 54 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その15
00: 51: 11 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その16
00: 51: 48 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その17
00: 52: 44 『ラグジュアリー戦略』第3章 マーケティングの逆張りの法則 その18
00: 53: 51 『ラグジュアリー戦略』第8章 製品にラグジュアリーの資格を与える
00: 54: 44 『ラグジュアリー戦略』第9章 ラグジュアリーの価格付け
00: 55: 01 『ラグジュアリー戦略』第10章 流通およびインターネットのジレンマ
00: 56: 01 日本企業・製造業の嘆き(クエスチョン)とソリューション
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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