●事例1:”癒し”の複合ショップ ソニープラザ銀座店
銀座の有名輸入
雑貨店「ソニープラザ」は2001年6月5日にリニューアルしました。
リニューアルのテ
ーマは「癒し」、新たに枕や中国茶、コスメティックなど7ブランドが登場しました。特
徴はこれまでのセルフ販売に加えて、地下の売場では接客販売を開始しました。また銀
座店だけのケアサービスの実施など、単にものを販売するのではなく精神的なケアを重
視しています。ソニープラザは実感・体感・共感できる「効く店」を目指しています。
●事例2:ひとことの助言と遊び心でパワーアップ
青山ブックセンター
では文芸コーナーに単なる読み物としての本ではなく、雑貨のようなカバーの色が選べ
たり、CDケースサイズの小さな本など、見て・触って・置いて楽しめる本が若い女性を
中心に好評です。また科学・精神世界コーナーのセラピー系の書籍も以前は一般の人が
立ち寄りがたかったのですが、最近は気軽に立ち止まり物色をしています。癒し・効能
を求めている人が増えていることの一つの表れです。
また茨城大学の教授が「癒しの星空」という機械で映し出すプラネタリウム装置を遊び
心で開発しました。F分の1ゆらぎによる効能を測定して、常にある不安を解消しようと
試みています。宇宙は有限と無限をイメージでき、サプリメント効果を発揮する最たる
ものといえます。
●事例3:明治プロビオヨーグルトLG12
プロビオヨーグルトは口コミ
で売上を伸ばしています。味もおいしく、効能もはっきりしているのでアピールもしや
すくなっています。コンセプトはプロバイオティクスです。プロバイオティクスとは、
共生という意味があり、体内に存在する菌と共生し健康を維持していくものです。プロ
ビオヨーグルトは胃にいる「ピロリ菌」にのみ効能を絞り込みました。ピロリ菌は胃潰
瘍、十二指腸潰瘍、胃がんを引き起こす恐れがあり、日本人の約半数が感染する可能性
があるとされています。プロビオヨーグルトはピロリ菌をゼロにするのではなく、10分
の1に減らします。ピロリ菌をゼロにしてしまうことは必ずしも人体に良いとはいえま
せん。体の抵抗力をなくすのではなく、プロバイオティクスによって健康を維持してい
くことが大切です。
★まとめ:効能着眼
今日のまとめは「効能着眼」です。人はどのような効能に対して着眼しているのか。そ
れがニーズとなり、マーケットになります。常にそれを捉えるアンテナを持つことが必
要です。