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【HD】大前研一アワー > 大前研一アワー 364

【MFクラウドEXPO 特別講演】勝ち残る企業の条件
~クラウドが迫るマインドチェンジ~


概要:
20世紀の経済は、土地や物など、見えている物に価値を付け経済が動いてきたが、21世紀の現代では、サイバースペース上に富が築かれる。とりわけAmazon、Googleなど課金手続きをはじめとした、リアルな経済活動をバーチャル空間で一元管理するプラットホーム事業者が新しい秩序を創造し、これからの経済を先導することになる。企業は、クラウドなど最先端のテクノロジーを駆使した新しい戦略を再構築しなければならない。本番組では、激変する経済環境に対応すべく、事業者が取り組むべき課題を提示する。
21世紀の世界経済は、スクエア創業者ジャック・ドーシーや、テスラモーターズを興したイーロンマスクなど、既成をぶち壊し世の中を変えていく異端者によってドライブされている。スクエア社が提供するクラウド型の決済サービスは、低コスト短期間で導入できるため、利用する企業が増え続けており、既存POSシステムの市場を侵食する可能性が高い。テスラモーターズは、自動車をソフト商品として捉え、販売後の不具合修正を遠隔操作のソフト変更などによって行い、既存の自動車メーカーの概念を一新させた。
Amazonは、世界最大の小売業を目指し、ポータルで人が集まる仕組み、帳合いとしてのカード情報、物流システムの三つの軸を中心に、書籍、飛行機のチケットなど、バリエーションがないため返品の少ない左脳型商品で業績を伸ばしてきた。2009年には、返品自由の靴販売システムで急成長していたZapposを同社史上最大の約900億円で買収、2回目以降の利用客では返品が激減することに注目し、これまで難しいとされてきたアパレルなど右脳型商品のネット販売も軌道に乗せた。
21世紀は、あらゆる分野でネットとリアルの融合が進み、全ての基盤となるプラットホーム/インフラ型のビジネスと、その周辺領域のビジネスに二極化する可能性が高い。ネットとリアルの融合領域にこそ大きな事業機会が存在するのだが、日本企業は、モノ単体から発想するビジネス手法を脱しない限りチャンスを逃すことになる。産業・業種の枠にとらわれず、自らの事業を柔軟に再定義しなければ生き残れない。必要だと分かっていても、マインドチェンジを行うことは大変難しい。ネットの世界を肌感覚で理解している若い世代を迎え入れ、教えを請うなどの思い切った対応も必要になるだろう。日本の事業者は、自社にないものを外部から自由自在に調達できるクラウドの世界を実体験しつつ、21世紀型の事業戦略を再構築して勝ち残ってほしい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 勝ち残る企業の条件 ~クラウドが迫るマインドチェンジ~
00: 01: 36 21世紀には新しい秩序を書くものが勝つ
00: 10: 48 ヒト・モノ・カネを自前で囲い込まず、「3つのクラウド」を戦略的に活用できるかどうかが・・・
00: 17: 30 既成をぶち壊し、世の中を変えていく異端者
00: 18: 35 米スクエア社の決済サービスを導入する企業が増えており、・・・
00: 20: 15 オンライン決済には新たなサービスが相次いで登場し、決済のあり方が変わりつつある
00: 21: 28 テスラモーターズは、自動車をソフト商品として把え、・・・
00: 23: 13 ITと自動車が融合した「コネクテッド・カー」が本格化しており、・・・
00: 24: 08 自動車生産の受託サービスを行う企業が存在感を高めつつあり、・・・
00: 24: 23 Amazonは一・流通事業者から、誰もが利用可能な流通・物流プラットフォームへと・・・
00: 28: 31 結果、実店舗が有利であった機能は、どんどんAmazonのサービスが侵食している
00: 29: 43 IT市場の変化:メインフレームからモバイルへ、そしてパケット網の中でユビキタスにつながってゆく
00: 30: 16 パソコンの時代、Webとネットワークの時代を経て、・・・
00: 30: 34 放送業界では、インターネットによるレイヤー構造化・水平分業化が進み、・・・
00: 32: 36 定額聞き放題・読み放題のストリーミング配信が増えており、・・・
00: 34: 56 スマートフォンやクラウドなどテクノロジーの進化を背景に、・・・
00: 35: 42 日本のモノづくり企業にとっては、ネットとの融合領域に大きな機会が存在するが、・・・
00: 36: 47 結果、日本の得意技だったハードのイノベーションがいまや部品を通じて・・・
00: 38: 05 通信キャリアとメッセージングアプリが、VOIPにより音声通話という軸で・・・
00: 39: 17 あらゆる分野で、ネットとリアルの融合が進み、すべての基盤となる・・・
00: 39: 38 技術の進化によって、インターネット空間とリアル空間が融合してきた
00: 39: 51 O2O:ポイントがリアルとネットを橋渡ししており、・・・
00: 41: 00 テクノロジーによって、産業の垣根が無くなり、全ての産業、・・・
00: 43: 13 産業の垣根を越えた事業で成長している企業は、産業・業種の枠にとらわれず、・・・
00: 45: 07 各分野でナンバーワンのIT企業は、異業種の企業を買収して新たな分野へ進出、・・・
00: 45: 16 シリコンバレーを中心にロボット関連ベンチャーの活動が活発化しており、・・・
00: 45: 37 主なクラウドサービス事業者は、アマゾン、グーグル、セールスフォース、・・・
00: 47: 00 クラウドサービスでは、電子メール、ファイル保管、サーバー利用、・・・
00: 47: 18 クラウドにドキュメントや画像、動画、音声などのファイルを置くことによって、・・・
00: 47: 44 米プラクティス・フュージョン社は、ウェブベースの電子カルテシステムを・・・
00: 50: 03 スマホ、タブレットなど新型端末が普及するなかで、某大なログイン情報を・・・
00: 50: 29 スマホと連携させた、周辺領域の機器・デバイス開発が進み、・・・
00: 50: 35 各種サービスを組み合わせアウトソースすることで、リソースの少ない・・・
00: 50: 43 メディアテックやMVNOによって、だれでもスマホ事業者に・・・
00: 51: 13 EMSによって、ソフトウェア、Webサービス企業がハードウェア事業に・・・
00: 51: 32 3Dプリンター、ロボティクスなどの製造工程のテクノロジー進化によって、・・・
00: 51: 45 クラウドと電力ネットワーク
00: 53: 11 クラウドサービスの導入理由はコスト面からが多く、利用しない理由は・・・
00: 53: 35 システムを採用・移行する際に、クラウドサービスの導入を第一に検討する・・・
00: 54: 08 レガシーシステムに拘って経営に影響を与えた企業もあるが、・・・
00: 54: 34 日本企業の戦い方
00: 56: 01 いろいろなサイトを使ってもらいたい
00: 56: 24 いろいろな国を知ってほしい
00: 58: 58 まとめ:21世紀には新しい秩序を書くものが勝つ
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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