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【HD】内田和成のビジネスマインド > 内田和成のビジネスマインド 49

内田流ものの見方(8)
日常生活から読み解く世界


概要:
これまでの番組において、内田流のものの見方で各種の現象を読み解くことで的確な判断が可能となり、事業戦略などに有効活用できることが理解できた。今回は、内田流ものの見方、思考法を身に着けるためのトレーニング法を紹介する。テレビCM、お取り寄せ、中づり広告、コンビニ商品など、日常的に接するさまざまな事象を複眼的に捉え、なぜを2回以上繰り返しながらしつこく考えることが肝要だ。電車での移動時など、隙間時間を活用するため誰もが簡単に実践できるので、ぜひ試していただきたい。
内田流のものの見方のトレーニング法は、日常生活から世界を読み解くことを常に心掛けて実践することにほかならない。例えば最近のテレビCMでは、消費者金融、法律事務所、塾、美容整形などの露出が多くなっている。一方で大手企業のテレビCMは激減した。理由は、業績不振による広告費の削減とも考えられるが、花王や富士フイルムなど好調な企業の露出も減っている。この裏に潜むものを、なぜかと突き詰めて考察しあぶり出す。
広告主からの視点で見ると、大手企業がテレビ広告の効果に疑問を持ちだした、インターネット・SNSなど費用対効果の高い媒体による広告手段を見つけてしまったのではないかと考えることができる。それに対応して、テレビ事業者の視点では、広告費を充足させるため大企業以外のところに手を広げていることが分かる。さらには、消費者の視点から考えると、若者のテレビ離れが顕著であるため、若者対象商品はテレビ以外の広告に活路を求めていることが浮き彫りになる。
読み解きを実践するためには、①視野を広げて見る、②よく見る、③考える、この三つのステップをお勧めする。視野を広げるために、自分の興味があること以外の分野により注目し、見聞を広めていく。そこで注意深く観察すれば、見えてくるものがある。どうしてなのだろう、なぜなのだろう、この先に何があるのだろうと考える。これを日常生活の中で興味を持ったことに対して行っていくと、自然と内田流ものの見方が鍛えられるだろう。
現象を読み解くためには、消費者の目、企業の目、技術の目、経済学の目など、ものごとを複眼的に捉えていく。それを世の中ではやっているか、自分が面白いと思っていることでスクリーニングし、なぜを2回以上繰り返して考える。最後に自分が持っているデータベースと突き合わせ、理論を完成させる。何げなく送っている普段の生活の中にも、考える力を養えるヒント、チャンスは山ほどある。皆さんも、しつこく考えることが、ものの見方を鍛える近道だと理解して、実践していただきたい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 内田流ものの見方(8)
00: 00: 40 内田流ものの見方(8)
00: 01: 07 今回のトピックス
00: 04: 19 本日の内容
00: 06: 00 テレビCM
00: 14: 55 お取り寄せ
00: 24: 57 電車の中吊り広告
00: 35: 34 コンビニ商品
00: 37: 23 資料
00: 43: 33 【再掲】コンビニ商品
00: 44: 12 キャスターからのお題
00: 50: 01 読み解きのステップ
00: 52: 13 読み解くためのレンズ
00: 59: 07 日常生活から読み解く世界 まとめ
講師紹介: 内田 和成(うちだ かずなり)
早稲田大学ビジネススクール 教授
東京大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経て株式会社ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント、現在に至る。
ハイテク企業、情報通信サービス企業を中心に、マーケティング戦略、新規事業戦略、中長期戦略、グローバル戦略策定等のコンサルティングを数多く経験。

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  アシスタント:坂本安代

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