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BPUプロフェッショナル系 大前研一アワー > 大前研一アワー362

【向研会】アジアの次世代経営者


概要:
市場が拡大し続けるアジア経済は、2015年のASEAN経済共同体発足を契機に、さらに成長が加速すると見込まれる。1980年から2000年の成長期にアジア企業を先導してきた経営者は現在、世代交代が進行中だ。当地の狙う日本企業にとっては、新たにトップに立った経営者や、中国市場を急激に取り込む若いIT起業家と、いかに付き合っていくかが課題となっている。
本番組では、同族経営の多い現地企業が事業継承で直面する問題点などを明らかにし、日本の次期経営者が取るべき戦略を提示する。
欧米経済が低迷する中、アジア経済の成長は堅調に推移している。世界のGDPに占める新興国の比率は拡大、Fortune Global 500に選ばれるアジア企業は2010年の66社から2025年には143社(3割弱)まで増加することが見込まれている。これら地域は、人件費・製造コストの安い生産拠点から、購買力の上昇した消費市場として見られるようになった。拡大化する消費市場では、欧米企業だけではなく地元企業もシェアを伸ばしており、注目する必要がある。タイの化粧品市場では、シェアのトップ3を同国内企業が占めている。
取扱高で世界最大のEC市場を形成した中国アリババを創業したジャック・マー(50歳)、ベトナム最大のICT企業・FPTを創業したチュオン・ザー・ピン(59歳)など、現在、成長期の経営者に続く次世代の経営者が育ってきている。インドではネット通販市場の急成長が予想されており、フリップカート、スナップディールなど、高学歴のプロパー起業家が立ち上げたネット通販、オンラインサービスのベンチャーが注目を浴びている。韓国では、LINEの親会社ネイバーのイ・ヘジン(48歳)など、ITやサービス産業で次世代経営者が台頭している。アジアの若手有力経営者は創業者が多く、既存大手企業では世代交代が始まったばかりで、ともに実績・影響力を発揮するのはこれからである。
日本企業は、これら経営者の強みと弱みを的確に捉えて、両者がお互いに強さを伸ばし、弱さを補完する必要がある。日本の次世代経営者は、近隣各国で起こっている経営者の世代交代の動向を注視し、自企業がターゲットとする次期経営者を研究し、対抗、提携、買収などの対策を講じる必要がある。中国アリババなどへの出資を通じ、成長市場をうまく取り込んでいるソフトバンクの手法は参考になるだろう。
日本企業は、次世代経営者たちとパートナーシップを結ぶなどして自社の経営に取り込み、まずは身近な海外市場での競争力を強めて成長していただきたい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 アジアの次世代経営者
00: 03: 59 1.アジアの経済成長(1)
00: 05: 23 1.アジアの経済成長(2)
00: 06: 19 1.アジアの経済成長(3)
00: 06: 45 1.アジアの経済成長(4)
00: 08: 28 2.アジア経営者の動向
00: 18: 22 3.アジアの次世代経営者(レイジュン/小米科技)
00: 19: 50 3.アジアの次世代経営者(ポニー・マー/テンセント))
00: 20: 56 3.アジアの次世代経営者(ジャック・マー/アリババ)
00: 22: 05 3.アジアの次世代経営者(ロビン・リー/バイドゥ)
00: 22: 48 3.アジアの次世代経営者(薫明珠/珠海格力電器)
00: 23: 18 3.アジアの次世代経営者(トニーフェルナンデス/エア・アジア)
00: 23: 56 3.アジアの次世代経営者(チュオン・ザービン/FPT)
00: 24: 57 3.アジアの次世代経営者(ガン・トラクンフン/サイアム・セメント・グループ)
00: 25: 49 3.アジアの次世代経営者(インドIT起業家)
00: 27: 44 3.アジアの次世代経営者(韓国)
00: 29: 49 3.アジアの次世代経営者(ASEAN新興財閥)
00: 30: 40 3.アジアの次世代経営者(ファミリー企業)
00: 33: 15 3.アジアの次世代経営者(CLM)
00: 34: 50 3.アジアの次世代経営者(飲食業界)
00: 36: 18 4.アジア企業の特徴
00: 37: 58 4.アジア企業の特徴(中国)
00: 39: 51 4.アジア企業の特徴(華人・華僑)(1)
00: 42: 02 4.アジア企業の特徴(華人・華僑)(2)
00: 44: 05 4.アジア企業の特徴(ファミリー企業)
00: 44: 32 4.アジア企業の特徴(タイ/ファミリー企業)
00: 44: 52 4.アジア企業の特徴(財閥の歴史)
00: 46: 35 5.後継者問題
00: 48: 17 5.後継者問題(タイ企業/サイアムセメント)
00: 49: 00 6.アジアの次世代経営者にどう対応すべきか?(1)
00: 49: 23 6.アジアの次世代経営者にどう対応すべきか?(2)
00: 52: 59 6.アジアの次世代経営者にどう対応すべきか?(3)
00: 54: 02 6.アジアの次世代経営者にどう対応すべきか?(4)
00: 55: 18 まとめ(日本企業はどうするべきか?)
00: 58: 16 まとめ
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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