2015年、第3回を迎えるWebグランプリの表彰式が行われた。企業でWebサイト作りにかかわっている者にとって、グランプリという形で評価されることは励みになることだろう。また他社のユニークなWebサイトや細やかな情報提供をみることは、大いに参考になるはずである。動画配信やソーシャルメディアの活用など変化が進み、バラエティ豊かになったWebサイトの中で、どのような企業のサイトが表彰されたのかをお届けする。
Webグランプリを主催するのが、Web広告研究会である。1999年に発足し、現在399社(2015年12月現在)が参加する。業界の枠を超えてWeb広告やマーケティングに取り組む全てのプレーヤーによる研究活動を行う実践の場として、日々情報共有やディスカッションを行っている。 今回の企業グランプリは、昨年より12社多い56社が参加し、エントリサイト数は120サイト、審査委員登録者数は347名だった。 今回の特徴として、企業サイト賞が、BtoBサイト賞とBtoCサイト賞に分かれたことがあげられる。そのため、地味な作りが多いため賞から漏れがちだったBtoBサイトにも脚光が当てられることになった。 また商品そのものを訴求するだけではなく、その用途や周辺のサービスなどにも丁寧な情報提供がみられるようになった。その方法も、ビジュアルを重視した表現方法が多くなってきた。 ソーシャルサイトや動画などが多く使われるようになったことも一つの傾向であった。ただ前年までのようにただ使うだけではなく、より深く多様に活用することになった。 Webサイトの数は無数にあるが、このようにグランプリという形で優秀なサイトに触れ、そのサイトプランやマーケティングの方法などを参考にすることは、Webサイトにかかわる者にとって非常に意味のあることだろう。 ■企業BtoBサイト賞 グランプリ:簡単に選べるLED工場照明(岩崎電気株式会社) ■企業BtoCサイト賞 グランプリ:サントリー天然水の森 人類以外採用(サントリービジネスエキスパート株式会社) ■プロモーションサイト賞 グランプリ:ニュージーランド専用休暇申請書(ニュージーランド航空) ■会員制サイト賞 グランプリ:「マイ大阪ガス」(大阪ガス株式会社) ■ソーシャルサイト賞 グランプリ:「Actioncam公式YouTubeチャンネル」(ソニー株式会社) ■スチューデント賞 グランプリ:数字で見るヤフオク!(ヤフー株式会社) ■浅川賞 グランプリ:食物アレルギーネット(日本ハム株式会社) ■Web人部門 Web人大賞:橋本誠一氏(キリン株式会社)
スライド 時間 タイトル 00: 00: 00 第3回Webグランプリ特集 00: 03: 35 Web広告研究会の概要 00: 04: 37 企業グランプリ概要 00: 12: 28 企業BtoBサイト賞 00: 20: 43 企業BtoCサイト賞 00: 27: 42 プロモーションサイト賞 00: 32: 47 会員制サイト賞 00: 39: 13 ソーシャルサイト賞 00: 40: 55 【再掲】企業グランプリ概要 00: 45: 09 スチューデント賞 00: 45: 38 浅川賞 00: 48: 21 Web人部門 概要 00: 51: 18 Web人部門 受賞者一覧