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【HD】楠木建のビジネスリーダー「好き嫌い」対談 > 楠木建のビジネスリーダー「好き嫌い」対談 13

ビジネスリーダー「好き嫌い」対談
ゲスト:仲 暁子氏(ウォンテッドリー株式会社 代表取締役CEO)


概要:
本番組は、ビジネスSNSを中心に採用支援サイトを運営するウォンテッドリー株式会社代表取締役CEOの仲暁子氏をお招きする。同社のミッションは「シゴトでココロオドル人をふやす」こと。働く職場の決定条件として、給料や職歴に関する情報よりも、共感、環境、やりがいなどソフト面を重要視する。講師の楠木氏が「衣食足りて礼節を知る」と形容する穏やかな成熟社会を見据えた新しいマッチングシステムだ。仲氏のビジネスは、快適感や心地よさ、あるいは「かっこいい」部分にフォーカスした点で画期的である。
仲暁子氏は1984年千葉県生まれ。京都大学経済学部在学時は、イベント好きな一面を発揮してミスコンテストを企画するも、思わぬ反対運動に直面する。結局中止せざるを得なかったが、24時間討論では得意の弁舌を遺憾なく披露した。
2008年に同大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券に入社、日本株式の海外機関投資家営業部でセールスに従事した後、退社する。その後は心理学者の母が住む北海道に居を移し、子どものころからの夢である漫画家を目指す日々を過ごしたが、30近い力作は懸賞に入賞こそするものの、掲載採用までには至らなかった。この時コンピューターサイエンスが専門である父親譲りのテクノロジー知識を活用し、不採用になった漫画原稿の投稿を広く呼び掛けるサイト「magajin」を立ち上げる。本格的ビジネスに結び付くヒントを蓄積しながらフェイスブックジャパン初期メンバーに参画、2010年には現ウォンテッドリー株式会社を設立した。「はたらくを面白くする」SNSソフト「Wantedly」を開発し、人と人をネット経由でつなげることにより、個人の可能性を最大限に広げるサービスづくりに取り組んでいる。
仲氏は、ミスコンテスト企画のように、0から1を産み出すことに価値を見いだす。ゴールドマン・サックス証券での業務は、1を10なり、100に拡大するという意味では魅力的であったが、仲氏には物足りない。
magajinは、コンテンツとテクノロジーを融合して新しい価値を産み出したサイトで、仲氏が最も好きで得意な分野にたどり着いた瞬間だ。尊敬するスティーブ・ジョブズが言うように「好きなものを見つけるまで目の前のことに集中する」ことで開発した現ビジネスは1万社以上の支持を集める。「人を幸福にする経営」という志を一にする仲間と共に走り回るハードな毎日だ。
仲氏には夢がある。いま注目されるマイナンバーのように、広くウォンテッドリーのIDを普及させることで、人生のどの時点でも好きな仕事に出合える場を提供する究極のマッチングビジネスである。
講師紹介: 楠木 建(くすのき けん)
一橋ビジネススクール 教授
専攻はイノベーションのマネジメント。新しいものを生み出す組織や戦略について研究している。とくにコンセプトを創造する組織やリーダーシップに関心をもっている。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了(1992)。一橋大学商学部専任講師(1992)、同大学同学部およびイノベーション研究センター助教授(1996)を経て、2000年から現職。
主な著書に『Managing Industrial Knowledge』(共著・Sage 2001)、『ビジネス・アーキテクチャ』(共著・有斐閣 2001)、『知識とイノベーション』(共著・東洋経済新報社 2001)など。論文多数。

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  アシスタント:渡名喜 織恵

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