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BPUプロフェッショナル系 大前研一アワー > 大前研一アワー360

【cybozu.comカンファレンス特別講演】
クラウド導入が開く日本の未来


概要:
21世紀の幕開けとともにクラウド技術が開花し、あらゆる産業界で再編の動きが加速している。例えば米スクエア社の決済サービスは、極小コストで誰もがシステムを構築できるため、既存POSシステムを駆逐する可能性が高い。コンテンツ業界では、定額聞き放題・読み放題のストリーミング配信が増えており、放送ビジネスや、ダウンロード配信ビジネスにも大きな影響を与えている。
本番組では、このように激変する経済環境にあって、日本企業が立てるべき戦略と、ビジネスパーソンが取り組むべき課題を提示する。
21世紀の経済環境は、IT技術の発展とともに激変、企業が戦うべき空間はReal、Cyber、Global、Multipleの四つに拡大し、産業の垣根が消えた。Cloud computing、Crowd sourcing、Crowd fundingの三つのクラウドを駆使すれば、個人でも大企業に挑戦できる環境が充実しつつある。Appleのスティーブ・ジョブズ、PayPalのビジネスモデルを発明したイーロン・マスク、Twitter創業者のジャック・ドーシーなど、秩序破壊型のアントレプレナーが出現、ベンチャー成功後は自らが投資者となり起業家を支援するようになった。
例えばAmazonは、書籍ネット通販の流通事業から、規模・品ぞろえを拡大し、誰もが利用可能な流通・物流プラットホームへと進化、国際的な商取引の流通プラットホームへの発展を目指し、世界戦略を展開する。靴を中心としたアパレル関連商品でも無制限に返品自由なシステムを提供するため、旧来の実店舗が有利であった機能は、どんどんAmazonのサービスが侵食している。自動運転が話題に上るように、自動車で使われるエレクトロニクス・ソフトウエアの導入は急激に増加しており、技術の確立とエンジニア確保のため、ほとんどの自動車メーカーはシリコンバレーに開発拠点を開設している。ITと自動車が融合した「コネクテッド・カー」が本格化しており、車の新たな使い道を提示すると同時に、自動車業界の勢力図を一変させる可能性がある。
もはや経営戦略の前提となる顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3Cが定義できず、従来の「戦略フレームワーク」が機能しなくなっている。企業は、21世紀で生き残るため、社員の能力が全てを決定付けると肝に銘じ、とがった人材を発掘する必要があり、国際競争力を上げるためには、国を越え最高の人材をそろえなくてはいけない。日本企業は、ネットとリアルの融合する世界で新たな事業モデルを構築し、世界市場の獲得を目指していただきたい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 クラウド導入が開く日本の未来
00: 01: 07 21世紀には新しい秩序を書く者が勝つ
00: 10: 13 既成をぶち壊し、世の中を変えていく異端者
00: 10: 58 米スクエア社の決済サービスを導入する企業が増えており、モバイルPOSは・・・
00: 14: 47 Amazonは一・流通事業者から、誰もが利用可能な流通・物流プラットフォームへと・・・
00: 17: 46 実店舗が有利であった機能は、どんどんAmazonのサービスが侵食している
00: 19: 21 自動車で使われるエレクトロニクス・ソフトウェアの割合は増加しており・・・
00: 20: 25 テスラモーターズは、自動車をソフト商品として把え、販売後にバージョンアップや不具合の修正を繰り返す
00: 23: 56 ITと自動車が融合した「コネクテッド・カー」が本格化しており・・・
00: 24: 30 自動車生産の受託サービスを行う企業が存在感を高めつつあり・・・
00: 25: 08 放送業界では、インターネットによるレイヤー構造化・水平分業化が進み・・・
00: 26: 18 定額聞き放題・読み放題のストリーミング配信が増えており・・・
00: 28: 30 既存企業は、戦略の前提となる顧客、競合、自社の3Cが定義できず・・・
00: 30: 18 各分野でナンバーワンのIT企業は、異業種の企業を買収して新たな分野へ進出・・・
00: 31: 18 シリコンバレーを中心にロボット関連ベンチャーの活動が活発化しており・・・
00: 31: 48 IT市場の変化:メインフレームからモバイルへ・・・
00: 32: 40 EMSによって、ソフトウェア、Webサービス企業がハードウェア事業に参入することが・・・
00: 34: 32 スマホ、タブレットなど新型端末が普及するなかで、某大なログイン情報を押さえた・・・
00: 35: 50 メディアテックやMVNOによって、だれでもスマホ事業者になることが可能になった
00: 37: 09 スマホと連携させた、周辺領域の機器・デバイス開発が進み・・・
00: 38: 53 結果、日本の得意技だったハードのイノベーションが・・・
00: 40: 05 通信キャリアとメッセージングアプリが、VOIPにより音声通話という軸で・・・
00: 41: 11 各種サービスを組み合わせアウトソースすることで、リソースの少ない・・・
00: 41: 21 3Dプリンター、ロボティクスなどの製造工程のテクノロジー進化によって・・・
00: 41: 54 技術の進化によって、インターネット空間とリアル空間が融合してきた
00: 42: 36 O2O: ポイントがリアルとネットを橋渡ししており、消費者をポイント経済圏に囲い込んでいる
00: 43: 57 日本企業の戦い方
00: 47: 35 テクノロジーによって、産業の垣根が無くなり、全ての産業、全ての企業が・・・
00: 47: 57 あらゆる分野で、ネットとリアルの融合が進み、すべての基盤となる・・・
00: 48: 12 産業の垣根を越えた事業で成長している企業は、産業・業種の枠にとらわれず・・・
00: 49: 21 日本のモノづくり企業にとっては、ネットとの融合領域に大きな・・・
00: 49: 35 日本企業は、「ネットとリアルの融合」する世界での新たな事業モデルを・・・
00: 50: 23 いろいろな国を知ってほしい
00: 53: 24 いろいろなサイトを使ってもらいたい
00: 56: 05 クラウドと電力ネットワーク
00: 58: 27 クラウドを駆使して頭の中で有機的に結合
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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