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21世紀のカタチ > 21世紀のカタチ 02

ファッションとテクノロジー
ゲスト:森田修史氏(デジタルファッション株式会社 代表取締役社長)


概要:
いまやデジタルテクノロジーは、PCやスマートフォンだけでなく医療、教育、飲食など、あらゆる産業に進出し、さまざまな改革をもたらしている。本番組では、テクノロジーの進歩によって変化していく社会を紹介し、21世紀のデジタル時代を考える。
第2回目は、デジタル技術で大きく変わり始めているファッション業界をクローズアップ。アパレル産業でのテクノロジー導入において最前線を走る森田氏をゲストに迎え、現在の業界動向や同氏の活躍を紹介しながら、今後の変化を捉える。
近年、ファッション業界はデジタル技術によってさまざまな変化が起こっている。服飾とデジタルによる改革を目的とするイベント「FASHION HACKATHON」では、昨年、iPhoneやiPadでコーディネートを共有するアプリや、服の色柄を自在に組み合わせるアプリなどが紹介された。アップル社は2013年からイヴ・サンローランやバーバリーの元CEOを雇い入れるなどファッション界に急接近しており、昨年は腕時計型のデバイスにメールや電話、インターネットなどの機能を搭載した「Apple Watch」を開発、IT界のみならずファッション界に向けても発表会を催した。従来のウエアラブル・コンピューターはIT・家電業界が主導で機能重視だったが、昨今では服飾・宝飾デザイナーと組み、時計やブレスレットとして遜色ないデザイン性の高い商品が多く開発されている。そのほか、『VOGUE』や『ELLE』をはじめ、多くのファッション誌はiPadなどで読めるようになり、シャネルやラルフローレンといった世界的ブランドがこぞってiPhoneアプリを発信している。
森田氏が代表を務めるデジタルファッション社は、建物や自動車を3Dでデザインするように、服を3Dでデザインし、型紙に起こすソフトを開発した。現在、多くのブランドやデザイナーに利用され、大学の授業にも導入されている。デザインの前に3Dスキャナで体を採寸すれば、自分の体型にぴったりの服をつくることも可能だ。型紙制作、布地のデジタルプリンティング、裁断や縫製などもデジタル化が進み、従来はコストのかかるオーダーメードを、今後はリーズナブルに実現できるようになるだろう。そのためには技術の標準化が必要であり、現在ISO(国際標準化機構)でも議論中だ。同社は、iPadで自分の写真や映像に好みの服を試着させ、色柄も自由に変えられるソフトも開発しており、販売面でもオンデマンド化を進めている。20世紀の大量生産時代は終わり、21世紀は個人のニーズに合わせて必要量をつくるB to I(Business to Individual)の時代へと動いている。
講師紹介: 林 信行(はやしのぶゆき)


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  アシスタント:島津 美貴

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