ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
新時代の物流・ロジスティクス入門 > 新時代の物流・ロジスティクス入門 06

物流関連業界の動向


概要:
2014年、物流の運賃・料金が4半世紀ぶりに上昇した。その引き金は、2013年末のトラック不足である。年末から春にかけて、トラック不足は深刻で、配送できない事態が相次ぎ、ヤマト運輸でも配達遅延が発生した。トラック不足の原因は、トラックドライバーが不足していることにあり、それこそが物流業界の最も大きな問題である。シリーズ最終回の今回は、今や社会問題にまでなったドライバー不足の問題とその対策について解説する。
かつて、トラックドライバーの仕事は「きついけれど若くても稼げる仕事」だったが、今やトラックドライバーの労働時間は全産業平均よりも月あたり26時間長く、年収は59万円低い、長時間労働、かつ低収入の仕事になってしまった。きついことは相変わらずで、過労から脳や心臓疾患を患う人も多い。国交省も、ドライバー不足の対策に乗り出しており、仕事満足度の向上と効率性の向上がテーマとなっている。 ドライバーの高齢化も深刻であり、構造的な問題である。以前のようにクルマが好きな若者が減っている上に、仕事が低賃金では、若者が集まらないのも無理がない。
ドライバー不足を解消するための決め手はやはり賃金の向上である。その原資はトラックの使い方を変え、稼げるトラックにすることから生まれる。日本のトラックドライバーが低収入なのは、積載率の低下と待機・手待ち、付帯作業が多いからである。稼ぐトラックにするためには、物流業界、荷主の双方からキャパシティープランニングに取り組み、物流の仕組みを見直さなければならない。例えば、10台のトラックで行っていた仕事を7台ですることができれば、稼げるようにすることができるはずである。実際、待機時間の削減、午前納品の緩和、月末集中の山崩しなどに取り組んでいる物流会社は、効果を上げている。
その他にも、人を集めるための様々な取組みに物流業界は取り組んでいる。キャリアアップのためのサポート、各種資格取得への支援、きれいな車や制服の支給、職業体験や説明会、出前授業、見学会の実施などである。
かご車や台車、コンベアの活用により手積み、手おろしを減らすことも重要である。あるいは自動走行やロボットの活用などドライバーにやさしい新技術の実用化にも期待したい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 物流関連業界の動向
00: 00: 42 新時代の物流・ロジスティクス入門
00: 01: 11 今回の流れ
00: 01: 54 1. 転換点を迎えた日本の物流業界
00: 01: 58 2014年、4半世紀ぶりの運賃上昇!
00: 02: 36 低水準に抑えられてきたトラック運賃
00: 05: 07 変化の発端は2013年末~2014年春 トラックが見つからない~運賃上昇、配達遅延
00: 07: 16 2014年春~「ドライバー不足」 は、社会問題に
00: 08: 11 長時間労働、なおかつ、低収入 ・・・日本のトラックドライバー事情①
00: 09: 09 かつて、トラックドライバーは「きついけど若くても稼げる仕事」だったが・・・
00: 11: 33 過労から脳・心臓疾患へ・・・日本のトラックドライバー事情②
00: 12: 52 ドライバー不足対策の手引き:国交省・全ト協
00: 14: 05 労働力不足アクションプラン「仕事満足度の向上」「効率性の向上」
00: 14: 50 2. ドライバー不足にどう対応すべきか
00: 14: 54 決め手はやはり「賃金」 ・・・ドライバー意識調査
00: 16: 07 問題は一過性のものではない 「ドライバーの高齢化」は深刻、構造的
00: 17: 41 背景には若者の「クルマ離れ」
00: 19: 00 積載率が年々低下、わずか4割に ・・・稼げない日本のトラック①
00: 20: 23 待機・手待ち、付帯作業 ・・・稼げない日本のトラック②
00: 22: 39 手積み、手おろし
00: 26: 01 3. トラックを無駄遣いしない取組み
00: 29: 37 「稼げないトラック」を「稼ぐトラック」にする
00: 31: 07 事例1 トラックを待たせない活動:B物流(物流子会社)
00: 36: 50 事例2 「午前納品指定」の緩和:G運輸
00: 40: 13 事例3 期末・月末集中の「山崩し」:S物流
00: 44: 52 4. ドライバーを集めやすくする取組み
00: 48: 06 川崎陸送 坂戸センター
00: 49: 56 人を集めるための様々な取り組み
00: 51: 41 手積み、手おろしをなくす、へらす
00: 52: 58 未来技術にも期待
00: 56: 38 まとめ
  アシスタント:坂本安代

Copyright(c)