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新時代の物流・ロジスティクス入門 > 新時代の物流・ロジスティクス入門 03

ロジスティクスの技法~在庫管理


概要:
物流とは、在庫を保管し、在庫を移動する活動だということができる。そこには、保管し移動する活動をいかに効率的に行うかという効率化の課題と、保管し移動する在庫の無駄をいかに減らすかという最適化の課題がある。そもそも物流部門は、まとめて作って単価を安くしようとする生産・仕入部門やたくさん売るために欠品は許さないという営業部門から在庫を持たされている部署である。在庫を最適化するための在庫管理の方法について学ぶ。
在庫管理とは、販売に支障をきたさないことを前提に、必要最小限の在庫を維持することである。 まず在庫は、アイテムごとに管理することが必要である。在庫散布図を使ってアイテムごとに見ていくと、無駄な在庫がいかに多いかがよくわかる。 その上で、適正在庫を保つためには、発注方法を管理しなければならない。
最もおすすめしたいのは、不定期不定量発注方式である。これは、需要は変動することを前提とした発注方式で、すべて日数で管理する。出荷対応日数、リードタイム日数、在庫日数の3つが柱となり、出荷対応日数がリードタイム日数以下になった時に発注をかける。発注量は在庫日数分であり、1日あたり平均出荷量に在庫日数分を掛けた量が発注量となる。つまり、設定した在庫日数分を維持することを目的とした仕組みである。 このうち1日あたり平均出荷量とは、一定の期間をさかのぼった出荷量の1日あたり平均であり、常に変動する。したがって出荷動向と在庫量の同期化を図ることができる。
ある飲料メーカーがこの方式を導入したところ、物流センター保管料の減少、物流センターへの在庫補充業務関連の人件費の減少、在庫処分損の減少が見られた。 なお定期不定量発注方式もあるが、こちらは定期発注時点での一定期間における必要量から使用可能在庫量を差し引いた量を発注する方式である。
ちなみに、上記の在庫以外に、リードタイム期間中の需要のブレに対応するため確保しておくのが安全在庫である。安全在庫は、安全係数×標準偏差×√リードタイム日数で求めることができるが、一般的には、1日あたり平均出荷量×リードタイムに応じた安全在庫日数という簡便法が用いられる。
このような在庫管理を行った上で、データをとり、在庫散布図や売上・在庫ABC分析図で「見える化」すると、効果がよくわかるので、やっていただきたい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ロジスティクスの技法~在庫管理
00: 00: 46 新時代の物流・ロジスティクス入門
00: 01: 37 今回の流れ
00: 02: 15 企業経営と在庫
00: 02: 41 ロジスティクス=兵站
00: 07: 13 「物流」と「在庫」の関係~二つの視点~(1)
00: 08: 04 「物流」と「在庫」の関係~二つの視点~(2)
00: 09: 55 在庫のジレンマ
00: 12: 26 冷蔵庫と倉庫の役割は同じ
00: 14: 41 在庫の生い立ち(1)
00: 15: 47 在庫の生い立ち(2)
00: 17: 42 在庫の指標
00: 24: 04 在庫管理の方法
00: 24: 08 アイテムごとの管理が必要(1)
00: 28: 53 アイテムごとの管理が必要(2)
00: 30: 30 在庫管理=いかに発注するか
00: 31: 24 どの発注方式を使うか?
00: 32: 34 不定期不定量発注方式のメカニズム(1)
00: 34: 54 不定期不定量発注方式のメカニズム(2)
00: 36: 29 不定期不定量発注方式のメカニズム(3)
00: 37: 32 不定期不定量発注方式のメカニズム(4)
00: 37: 53 1日あたり平均出荷量とは
00: 39: 16 出荷動向と在庫量の同期化を図る(1)
00: 39: 20 出荷動向と在庫量の同期化を図る(2)
00: 39: 26 出荷動向と在庫量の同期化を図る(3)
00: 39: 39 基本メカニズム(1)
00: 39: 59 基本メカニズム(2)
00: 40: 06 基本メカニズム(3)
00: 40: 18 基本メカニズム(4)
00: 40: 22 基本メカニズム(5)
00: 40: 30 基本メカニズム(6)
00: 40: 35 基本メカニズム(7)
00: 40: 39 基本メカニズム(8)
00: 40: 41 基本メカニズム(9)
00: 40: 55 基本メカニズム(10)
00: 41: 06 基本メカニズム(11)
00: 41: 10 基本メカニズム(12)
00: 41: 12 基本メカニズム(13)
00: 41: 13 基本メカニズム(14)
00: 41: 14 基本メカニズム(15)
00: 41: 15 基本メカニズム(16)
00: 41: 18 基本メカニズム(17)
00: 41: 55 基本メカニズム(18)
00: 42: 18 在庫管理の導入効果(1)
00: 42: 29 在庫管理の導入効果(2)
00: 43: 22 定期不定量発注方式の計算方法(週次)
00: 44: 51 週次定期発注の計算式
00: 47: 06 安全在庫とは
00: 50: 41 効果の見方
00: 50: 43 在庫散布図でみる改善
00: 55: 28 売上・在庫ABC分析図
講師紹介: 芝田 稔子()


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  アシスタント:坂本安代

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