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消費トレンドの変化と未来予測 > 消費トレンドの変化と未来予測 04

Neoシニア消費 ~フロンティア欲求とおひとりシニア市場~
ゲスト:石原進一氏(野村総合研究所 消費サービス・ヘルスケアコンサルティング部 上級コンサルタント)


概要:
日本の人口ピラミッドで一番のボリュームゾーンは、60歳代半ばの団塊世代だ。戦後の高度成長期を支えた彼らは、戦前の価値観を変え、フロンティアスピリットを持ったNeoシニア層と呼ばれる。今後、少子高齢化となる国内で、消費活動の中心となる重要な層ともいえるだろう。
第4回目はNeoシニアに目を向け、高齢化社会の消費動向を多方面の観点から見ていく。ゲストは野村総合研究所上級コンサルタントの石原進一氏。高齢者の消費行動、価値観等を分析した先には、新たなビジネスチャンスが見えてきた。
1946年から1951年生まれの団塊世代は、従来の高齢者の概念を大きく変えた。まず彼らには「シニア」という意識がほとんどない。高度成長期を生き抜き、手に入れた自由を謳歌している。スポーツ、飲酒、おしゃれ等、活発な消費生活を行い、スマホやネットを使いこなす人も多い。石原氏の世帯動向分析によると、急激な人口減の中、65歳以上の構成比率は、2030年は31.6%、2050年には40%を越える。一方、世帯数のピークは2020年。その後、減少に転じるが、生涯未婚や離別、死別等の単身世帯は2030年まで増える。女性の平均寿命が高いので高齢者の単身世帯も必然的に増えていくが、今後はこの層が消費市場に大きく入り込んでくる可能性が高い。全世代の貯蓄額を見てみると、60歳以上は2千万円以上と40代の2倍以上。70歳以上でもほとんど差がない。シニア世代のストックリッチ振りがうかがえるが、単身高齢者は職の有無にかかわらず、どの高齢者より懐事情がいいというデータがあり、注目すべき世代である。
Neoシニア市場のポイントは、彼らが直面している不安を払拭するビジネスだと石原氏は言う。特に大事なのが健康市場だ。75歳で多くの人が体の転期を迎えるが、団塊世代はあと10年ある。まだ動けるという自信をサポートし、不安を後に伸ばせるかが鍵となる。後期高齢者になったときは、宅配や見守りサービス等、介護関連のビジネスチャンスがある。次に最近の傾向として、インビジブル・ファミリーという、親子世代が近くに住み、支え合う暮らし方が多くなってきた。親、子、孫の間で回る3世代消費が起こっており、今後も活発化していくだろう。経済不安の解消には、75歳まで働ける環境整備が期待される。社会参加することで得る自信と、鍛え上げた技術をアウトプットできる場をつくること。また新たな絆やチャンスが生まれるだろう。シニアパワーを大いに活用した最先端の高齢化社会は、世界のお手本にもなり得ると講師は語った。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 Neoシニア消費 ~フロンティア欲求とおひとりシニア市場~
00: 00: 45 Neoシニア消費 ~フロンティア欲求とおひとりシニア市場
00: 01: 16 消費行動からみたNeoシニア
00: 01: 27 ●「○○世代」とは?
00: 02: 33 ●若者世帯の消費支出に比べ、有力なシニア消費
00: 03: 37 ●「シニア」の概念を大きく変えた!団塊世代
00: 05: 12 ●団塊世代(1946~51年生まれ・現63~68歳)
00: 06: 13 ●弊社「団塊調査2014」から見た、Neoシニア①
00: 07: 57 ●弊社「団塊調査2014」から見た、Neoシニア②
00: 08: 23 本人たちに「シニア」の意識は、ほぼゼロ!
00: 08: 50 ●いくつになっても「買い物好き」(1)
00: 08: 52 ●いくつになっても「買い物好き」(2)
00: 10: 02 ●やっと手に入れた「いまの自由」を謳歌
00: 10: 22 ●「昨日だらだら、今日ヘルシー」のハイブリッド(1)
00: 10: 23 ●「昨日だらだら、今日ヘルシー」のハイブリッド(2)
00: 11: 37 ●戦後生まれのNeoシニア、だから・・・(1)
00: 11: 38 ●戦後生まれのNeoシニア、だから・・・(2)
00: 12: 29 ●パワーも時間も「ラク・トク」主義
00: 14: 41 ●女性で根強い、プライベート重視の「個人主義」(1)
00: 14: 42 ●女性で根強い、プライベート重視の「個人主義」(2)
00: 14: 57 Neoシニア男性は、新たな「群れ」を満喫?(1)
00: 14: 58 Neoシニア男性は、新たな「群れ」を満喫?(2)
00: 17: 36 人口および世帯構成からみたNeoシニア
00: 17: 54 総人口が減少する一方、65歳以上の人口は年々増加していく。・・・
00: 19: 32 2010年に62歳であった年齢の「最頻値」は2020年には71歳に。・・・
00: 21: 00 人口ボリュームが多く、消費性向も高いシニアは今後も消費の主役
00: 22: 05 世帯主が60代以上の世帯貯蓄額は他世代と比較して大きく、・・・
00: 22: 57 高齢者世帯の預貯金は、60代の世帯と70代の世帯でほとんど変わらない
00: 24: 38 日本の総世帯数は2020年あたりをピークに減少し始めるが、・・・
00: 25: 57 高齢者の有配偶者率は、男性は年齢による違いがそれほど見られないのに対し、・・・
00: 27: 50 高齢単身者の小遣いは年代や職の有無に関わらず、他の世帯の高齢者よりも高額
00: 29: 44 シニアの単身世帯・核家族世帯の中には、・・・
00: 31: 28 Neoシニア今後の注目市場と課題
00: 31: 56 高齢者は、健康、社会制度の変化、家計、安全・安心、環境・災害などの面において、・・・
00: 35: 05 日常生活動作に影響がある高齢者は年齢により、大きく異なる・・・
00: 38: 14 ●介護関連や宅配、見守り等のビジネスも注目分野
00: 39: 49 インビジブル・ファミリーによって、新たな消費行動・消費形態が広がる可能性がある
00: 43: 10 商品によって、インビジブル・ファミリー消費の意図は異なる
00: 46: 11 ●年々多彩になる「三世代消費」
00: 48: 08 2030年には男性の4人に1人以上、女性の5人に1人以上が生涯未婚
00: 49: 40 2030年には配偶者がいない人が約5割
00: 51: 03 ●「家族」の枠を出た、終活ビジネスも続々
00: 52: 25 ●本当に「生涯未婚」なのか?
00: 53: 46 高齢者は、健康、社会制度の変化、家計、安全・安心、環境・災害などの面において、・・・
講師紹介: 牛窪 恵(うしくぼ めぐみ)


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  アシスタント:結城 未来

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