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消費トレンドの変化と未来予測 > 消費トレンドの変化と未来予測 02

現代若者消費 ~草食系世代、さとり世代の財布とライフスタイル~
ゲスト:安田洋祐氏(大阪大学大学院 経済学研究科 准教授)


概要:
日本はここ20年来、所得は伸び悩み、消費活動が低迷している。企業も従来とは違った新たなマーケティング戦略に迫られている。そこで注目されるのが現在の若者層。現28歳から36歳までの「草食系世代」と、現18歳から27歳の「さとり世代」の動向だ。
本講座はこの年齢層にスポットを当て、現代若者のはやりもの、サービスの傾向等を探っていく。番組後半は、大阪大学大学院経済学研究科准教授の安田洋祐氏を迎え、彼らのライフスタイルを分析した上で、新たなサービスの考え方や販路の開拓の方法を、講師と考察する。
草食系世代とさとり世代の背景は、人口も経済も右肩下がりの状態であることと、ITが生活の一部になっていることがある。特にさとりの人たちは、物心ついたころからデジタル機器の存在があり、手足のように使い回している。こうした状況下、彼らの生活は、何事も無駄ない思考で動き、スマホを使い回して隙間時間を快適に過ごしている。
人間関係はほどよく、LINE等でいつも誰かとゆるくつながっている状態に安心感を持つ。消費のキーワードは「オモロい」「ネタになる」もので、コミュニケーション欲が強い。「なんちゃって」感覚でおそろいの制服を着たり、グリコポッキーにデコをしてプレゼントしたりと、ネタでつながるのがポイントだ。ちょっと疲れたときはパワースポットや温泉へ行き、プチハッピー体験をしたりと、ストレスフリーにも敏感である。デートもコストパフォーマンスを意識した、「イオンデート」や「おうちデート」でOK。買い物は郊外大型店、駅ナカ、通販等、今は販路が多様化しているので、百貨店には行かない。環境教育を受けている彼らは「エコ」も鍵となる。レンタルやシェアハウス、リサイクル等、地球に優しいことを求める。
安田氏は、パラダイムシフト(価値観の変化)が起きている現在、企業は従来の戦略を変えないと将来展望は厳しいと言う。賢い消費者である世代は、リスクを回避して効率のよい暮らしを好んでいる。そんな若者を消費に向かわせるには、返品保証、期間・個数限定等、今買わないことのリスクを示すこと。販路に合わせたデリバリーや通販、時には「コーズマーケティング」という社会貢献付き販売も反応がいいだろう。だが、非正規問題が影を落としているのも事実だ。経済を担う若者世代のために、所得の再分配や女性の社会進出のサポートといった政策面の働きかけが望まれる。うまく回れば、イクメンやコスパ、ゆるつながりといった、新たな経済の素地が見えてくるだろう。
企業は大きなイノベーションを起こすためにも、若者感覚の視点を磨いていただきたい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 現代若者消費~草食系世代、さとり世代の財布とライフスタイル~
00: 00: 47 現代若者消費~草食系世代、さとり世代の財布とライフスタイル
00: 01: 26 「○○世代」とは?
00: 02: 41 草食系&さとり世代=「コスパ」世代
00: 03: 58 牽引役は、「草食系世代」「さとり世代」
00: 04: 18 世代と価値観の関係性
00: 04: 42 草食系世代(1981~86年生まれ・現28~33歳)
00: 05: 47 さとり世代(1987~96年生まれ・現18~27歳)
00: 07: 42 草食系&さとり世代の消費キーワード
00: 07: 48 目指すのは「カッコイイ」より「オモロい」?
00: 09: 50 「なんちゃって」感覚が人気!
00: 12: 00 飲食にも「コスパ」「ネタ」を意識する世代
00: 14: 50 不安を紛わすプチハッピー=「パワスポ」
00: 16: 33 味覚より「食感」「香り」に長けた世代
00: 19: 59 男子が「女子寄り」の消費に関心強い
00: 21: 21 「デートはイオン」とイエナカ消費の関係
00: 23: 39 上世代とは「販路」が違う!
00: 24: 36 ここまで通信に時間を割いている!
00: 25: 44 ひとりになりたい、でも「ひとりぼっち」はイヤ!
00: 27: 00 生活も「シェア」「レンタル」がキーワードに
00: 27: 39 リアル&バーチャルを上手に使い分け
00: 29: 15 「先生は無視」でも「同級生」が言えば聞く
00: 30: 20 草食系=「攻めより癒し」を強く求める
00: 30: 55 なぜ「家族全員でケーキ入刀」がブーム?
00: 32: 57 草食系&さとり世代の価値観とマーケ戦略
00: 33: 05 「パラダイムシフト」の認識=「ビジネスチャンス」
00: 34: 14 イエナカ消費を嘆くなかれ!
00: 34: 59 親ラブ現象、バレンタインにも影響
00: 36: 42 「地元」「誰かの役に立つ」も、消費のポイント
00: 37: 33 「コスパ」の背景=「損失回避バイアス」?
00: 41: 00 「ひらめき」の価値=「オープン・イノベーション」?
00: 43: 38 「ゆるつながり」の意義=「ウィーク・タイ」?
00: 47: 04 今後の若者はどこへ行く?
00: 47: 11 本当に海外旅行に行かないのか?
00: 48: 51 8割以上が「いつかは結婚したい」のだが…
00: 50: 41 男性も4人に1人が「非正規」「年収200万円未満」
00: 52: 21 【再掲】8割以上が「いつかは結婚したい」のだが…
00: 53: 19 就職も「できれば地元で」
00: 55: 35 結婚後「イクメン」になりたい、20代夫たち
講師紹介: 牛窪 恵(うしくぼ めぐみ)


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  アシスタント:結城 未来

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