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大前研一スペシャル > 大前研一スペシャル06

【大前研一 アイルランドレポート】
農業国から電子国への変貌
ゲスト:ブライアン・コーガン氏(アイルランド政府産業開発庁アジア・パシフィック統括代表)


概要:
※1998年11月29日放送の「コンサルティングLIVE大前研一07」を再編集・リニューアルしてお送りします。

面積は7万平方キロ、人口は360万人。イギリス本土の西にある島国・アイルランド共和国。面積は北海道よりやや小さく、人口では横浜市ぐらいの小さな国が、今、電子国へと変貌し、世界へ発信をし始めています。

小国アイルランドを農業国から電子国へと導いた立役者とも言うべき、IDA(アイルランド政府産業開発庁)のブライアン・コーガン氏をゲストに迎え、「e-HUB(Electric Hub)」を中心とした新産業についてレポートすると共に、日本が学ぶ点は何かを考えます。

>> IDA(アイルランド政府産業開発庁)
http://www.ida.ie

●小さな島国アイルランド

イギリス本土の西にある島国・アイルランド共和国。面積は7万平方キロと北海道よりやや小さく、人口は360万人と横浜市ぐらいの小さな国が、従来の農業主体の国からいまや電子国へと変貌し、世界へと発信をし始めています。

電子国へと導いた、その立役者とも言うべきアイルランド産業開発庁のブライアン・コーガン氏をゲストに迎え、「e-HUB(electric hub)」を中心とした新産業についてレポートすると共に、現地取材を交えながら日本が学ぶ点は何かを考えます。

●アイルランドの成長力

アイルランドの輸出は、もとはイギリス向けの農業関連が主でしたが、近年では飲料・薬品化学などが中心となり、経済成長率もここのところ、1996年8%→1997年9%→1998年11%と推移し、GNPも1人当たり15,000ドルと好調を維持しています。

アイルランドは、EUの参加国の中で2000年における29歳以下の人口比率が45%と非常に高く、将来的に技術力のある労働者の確保も容易な国とされ注目を浴びています。また「ヨーロッパ製造業への米国からの投資利益率」を見ても、2位のオランダが7.5%であるのに対して25%のポイントを上げ最も高い国となっており、今後の更なる経済成長が期待されている国と言えます。

●世界の拠点、「e-HUB」コールセンター

IDAアイルランド政府産業開発庁のブライアン・コーガン氏は、これからの技術力のある若い労働者に期待し、従来の農業中心の国から工業主体の国へ変えて行こうと考えました。そこで着手したのが「e-HUB」と言われるコールセンターです。これは、世界各国に点在する企業の注文・在庫確認・発送の指示など、対顧客相手に展開するビジネス部門のコールセンターをアイルランド国内に集中して開発し、国を挙げてサポートして行こうというものです。

アイルランドに進出している主要企業は、電子関係・ヘルスケア関連・医療サービス・金融関連と多岐にわたっています。中でも電子関係では、インテル・NEC・日立・富士通・デル・コンパックなど多数進出しています。ゲートウェイ2000などは、既にアイルランドを欧州のコールセンターの中心としています。現地取材として、「産学協同」を掲げ起業家養成学校の役割も担っている名門「トリニティ・カレッジ」や、「コンパック社」のコールセンターなどをレポートしました。

●IDAの政策目的

目的は、大きく3つ挙げられます。

講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼージャパン会長を経て、現職。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院政策学部教授、オーストラリアのボンド大学の客員教授でもある。
著書多数。

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  アシスタント:森田 真奈美

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