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BCG経営コンセプト > BCG経営コンセプト 01

BCGコンセプト外観


概要:
先進的な経営コンセプトで企業を支援するボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の最新経営理論を解説する。BCGは1963年に米国で創業、60年代における日本企業躍進の解明、買収などで複雑化した米国巨大企業の経営課題の解決に力を発揮、以降実践的理論の提供を続けている。講師は同社の服部奨氏。
番組第1回は、BCGの三つの経営コンセプトを概観する。エクスペリエンスカーブ、プロダクト・ポート・フォリオ(PPM)、タイムベース競争は、製造業以外のさまざまな企業にも応用可能と氏は語る。
服部奨氏は東大経済学部を卒業後、ロンドンビジネススクールで経営学修士(MBA)を取得。三井不動産株式会社、BCGパリオフィスを経て、現職の株式会社ボストン・コンサルティング・グループパートナー&マネージング・ディレクターを務める。エクスペリエンスカーブは、事業活動による累積生産量(経験量)が増えるに従い、製品単位当たりのコストが減っていくことだ。一時点での生産能力を静態的に把握するスケールカーブと異なり、技術革新や現場の習熟度向上による生産性向上を長期的、動態的に捉えている。コスト減少分を価格へ反映させる方法に、短期回収型とライフサイクルシェア重視型がある。前者では、価格を維持して利益を確保していく。後者は、低価格を武器にシェアを伸ばす方法で、1960年代の米国で、日本製品の想定外の高シェアを理論的に説明する根拠となった。
プロダクト・ポート・フォリオ(PPM)は、複数事業を抱える巨大企業が、いかに経営資源を配分するかを示唆する。トップシェア企業と比べた相対的シェアを横軸に、市場の成長性を縦軸に、4象限のマトリクスで自社製品の位置を示す。高シェアだが市場の成長性は低い「金のなる木」で得た利益を、シェアも成長性も高い「花形製品」に育てる原資にするのが基本的手法だ。PPMは、企業の持つ複雑な事業体系を共通の土台で考える指標であり、人材の配置までの応用も可能だ。タイムベース競争は、企画・生産・販売などの各段階で、付加価値を産まない時間を極力圧縮する経営手法。効果が上がれば、コストダウンを達成すると同時に、高付加価値品や多種製品の提供が可能になる。
スペインのアパレルメーカーZARAは、デザイン部門中心に垂直統合型の組織で製品開発日数を大幅短縮、販売機会損失と在庫過多リスクの軽減を実現した。服部氏は、PPM理論は中期経営計画作成や投資家向け情報戦略に、エクスペリエンスカーブやタイムベース競争は事業に近い価格・シェア戦略、競合他社のコスト予測などに非常に有用と強調する。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 BCGコンセプト外観
00: 00: 56 服部奨氏のプロフィール
00: 02: 54 BCG戦略コンセプトの変遷
00: 04: 23 エクスペリエンスカーブ
00: 04: 45 エクスペリエンスカーブとは?
00: 05: 20 米国蒸気タービン発電機の例
00: 07: 03 代替指標として単価を軸に取ってもエクスペリエンスカーブの効果が見て取れる
00: 08: 55 エクスペリエンスカーブは単なるスケールカーブとは異なる
00: 11: 20 エクスペリエンスカーブが通用しない局面
00: 13: 03 価格戦略の2パターン
00: 17: 37 エクスペリエンスカーブの戦略示唆
00: 19: 05 航空機業界の事例
00: 20: 55 エクスペリエンスカーブ まとめ
00: 23: 35 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
00: 24: 12 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント (PPM) とは?
00: 27: 17 米コングロマリット経営ブームの中で、考え出されたコンセプト
00: 30: 10 PPMの例: キヤノン (1971年)
00: 32: 59 PPMの例: キヤノン (1981年)
00: 33: 17 PPMの例: キヤノン (1990年)
00: 34: 37 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント (PPM) まとめ
00: 37: 32 タイムベース競争
00: 38: 34 もともと、日本の製造業がなぜ強いかという考察から得られたコンセプト
00: 39: 52 製品ラインの多様性が増すとコストは上昇してしまうのか?
00: 41: 23 何に着目するのか?
00: 42: 32 フレキシビリティは、工夫次第で高められる
00: 44: 35 タイムベース戦略で生産性は増す タイムベース戦略の実践例(1)
00: 46: 21 タイムベース戦略で間接コストも下がる タイムベース戦略の実践例(2)
00: 48: 18 タイムベース戦略から得られる4つの競合優位性
00: 50: 09 ケーススタディ:ZARA アパレル業界では、2つのリテール戦略をとりうる
00: 51: 11 ZARAは、受動的だが時間優位性のある戦略を構築
00: 52: 14 サプライチェーンを垂直統合することで時間短縮
00: 54: 05 タイムベース戦略は、結果に繋がっている
00: 54: 52 タイムベース競争 まとめ
講師紹介: 服部 奨(はっとり すすむ)
BCG

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  アシスタント:孫 麻耶

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