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これからの教養を考える > これからの教養を考える 07

教養を高める


概要:
企業の人材マネジメントや大学教育において、改めて注目され始めた教養。なぜいま教養が見直されているのか。ビジネスの現場で使える教養とはどのようなものか。本シリーズでは企業人が身に付けるべき教養を探求する。
これまで解説してきた教養の4領域「推論的・科学的・信条的・芸術的」な判断を踏まえ、今回は教養を高める意味や「社会的望ましさ」との違いを考察。身に付けた教養を仕事に応用するプロセスを紹介し、創造性につなげるための考え方を解説する。
教養を高めることは、創造性やグローバル適応力の向上につながるほか、自己肯定感が高まり自信にも結び付く。本来の教養とは自分の力で生きていくために身に付けておくべき知識や技術であり、社会的に望ましい・偉いと思われたいがための知識や一般常識とは異なる。「社会的望ましさ」は時代や社会によって変化するが、上下関係や礼節を重んじ、マナーを備える人や、本をたくさん読む人などが挙げられるだろう。ビジネスの現場では、礼節よりもメリットを提供し合える関係が重要であり、型通りのマナーよりも相手が心地よくなる気配りが基本である。読書だけの知識偏重でなく、多様な方法で有効な情報を集められる方が役に立つはずだ。教養は「社会的望ましさ」と切り離して考えるべきである。
教養を身に付けるためには、常識や正解主義にとらわれない視点を持ち、自分の専門分野に限らず興味や疑問を持つことが第一歩である。興味が湧いたらすぐに調べることで、より理解が深まり、記憶にも残るだろう。ただし、自分で調べたことが全てではないと意識しておこう。
次に、理解した内容を別の事案と結び付け、共通点を発見するなど自分なりに考えることが大切である。「自分ならどうするか」など自由に発想することで視野や応用力の幅も広がるはずだ。知識や思案に加え、実際に手や体を動かして体験すると、よりクリアに理解でき、「使える教養」になる。関係している人に会って話を聞くことも有用な体験になるだろう。身に付いた教養は、誰かに話したり、仕事の考え方に組み込んだりと、さまざまに応用することで創造性につながる。例えば、音楽の譜面構成を仕事のプロセス設計のヒントにするなど、一見、仕事に関係のない教養でも応用できることは多い。自分が面白いと感じた教養を仕事に生かす経験がなければ、応用できることにも気付かず、教養の重要性が実感できない。幅広く興味を持ち、考え、体験し、応用するきっかけとして、企業がさまざまな研修や芸術鑑賞の場を与えることも大切だろう。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 教養を高める
00: 01: 11 教養と創造性
00: 01: 53 教養を高める意味(1)
00: 03: 07 教養を高める意味(2)
00: 04: 48 教養を高める意味(3)
00: 08: 45 教養とSocial Desirability(1)
00: 09: 02 教養とSocial Desirability(2)
00: 09: 10 教養とSocial Desirability(3)
00: 12: 46 社会的のぞましさ(1)
00: 15: 05 社会的のぞましさ(2)
00: 19: 12 社会的のぞましさ(3)
00: 22: 00 本来の「リベラル・アーツ」とは異なるもの(1)
00: 25: 12 本来の「リベラル・アーツ」とは異なるもの(2)
00: 26: 37 本来の「リベラル・アーツ」とは異なるもの(3)
00: 30: 13 教養を身につけるために(1)
00: 32: 17 教養を身につけるために(2)
00: 33: 09 教養を身につけるために(3)
00: 34: 27 教養を身につけるために(4)
00: 34: 49 教養を身につけるために(5)
00: 38: 49 常識とは(1)
00: 39: 01 常識とは(2)
00: 40: 06 常識とは(3)
00: 43: 04 調べる(1)
00: 45: 17 調べる(2)
00: 46: 24 調べる(3)
00: 47: 59 自分なりに考える(1)
00: 49: 26 自分なりに考える(2)
00: 50: 24 自分なりに考える(3)
00: 51: 34 体験(1)
00: 51: 59 体験(2)
00: 52: 05 体験(3)
00: 52: 51 応用(1)
00: 53: 33 応用(2)
00: 54: 15 応用(3)
00: 55: 56 まとめ(1)
00: 56: 30 まとめ(2)
00: 58: 03 まとめ(3)
講師紹介: 川上 真史(かわかみ しんじ)
ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 グローバル経営学科 専任教授 同 大学院 経営学研究科 教授 Bond大学大学院 非常勤准教授 株式会社タイムズコア代表 明治大学大学院兼任講師 株式会社ヒュ-マネージ 顧問
京都大学教育学部教育心理学科卒業。産業能率大学総合研究所、ヘイ・コンサルティンググループ、タワーズワトソン ディレクター、株式会社ヒューマネージ 顧問など経て、現職。
数多くの大手企業の人材マネジメント戦略、人事制度改革のコンサルティングに従事。
近著に『コンピテンシー面接マニュアル』、『できる人、採れてますか?―いまの面接で、「できる人」は見抜けない』(共著・弘文堂)、『仕事中だけ「うつ」になる人たち―ストレス社会で生き残る働き方とは』(共著・日本経済新聞社)、『会社を変える社員はどこにいるか―ビジネスを生み出す人材を育てる方法』、『自分を変える鍵はどこにあるか』、『のめり込む力』(ダイヤモンド社)、『最強のキャリア戦略』(共著・ゴマブックス)など。

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  アシスタント:田幸 知有紗

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