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これからの教養を考える > これからの教養を考える 01

今、なぜ教養が注目されているのか


概要:
企業の人材マネジメントや大学教育において、改めて教養の重要性が注目されている。これまでは専門性やプロフェッショナリズムに特化した人材論が主流だったが、なぜいま教養が見直されているのか。ビジネスの現場で使える教養とはどのようなものか。本シリーズでは企業人が身に付けるべき教養を探求する。
第1回は教養の本質を解説。豊富な知識だけでなく、信頼される豊かな人格を持ち合わせ、周囲の人たちにとって意味のある使い方をして初めて教養といえるのではないだろうか。
企業活動は上司・部下・顧客など必ず人が関わるものである。さまざまな体験や知識、考え方を備えておくことで、どんな人でも受け入れられる素養が身に付き、誰とでもスムーズに仕事ができるようになるだろう。ビジネスの多様化や国際化で、あらゆる角度からの思考が求められる昨今、自由な創造性を発揮するためにも、専門分野以外の幅広い教養が欠かせない。インターネット上に膨大な情報があり、多くの知識を覚える必要性が薄れてきた現代では、知識の量よりも、いかに使いこなせるかが教養の基本となりそうだ。
グローバルで求められる教養は、歴史・宗教・政治など、知らないと信頼感に関わる「守りの教養」と、科学・芸術・スポーツなど世界共通の認識が生まれやすく、個人の魅力にもつながる「攻めの教養」という二つの側面がある。特に守りの教養は、自国だけでなく相手国や世界全体のことも知っておくべきであり、例えば歴史的な出来事なら、国や民族によって捉え方が変わることも意識しなければならない。
スイスの心理学者ユングは、心の機能を4タイプに分類している。論理による思考型、好き嫌いによる感情型、ひらめきによる直観型、観察による感覚型であり、これらをフル稼働させることがビジネスでの創造力につながる。日本人は論理的思考に偏りがちで、感情を表すことが苦手であり、ひらめき的な推論が多く、データから答えを導く感覚(センサー)型判断は弱い傾向がある。仕事の中で全タイプを鍛えるのはリスクが高く、特に感情や直観で仕事をしろとは、なかなか言えない。そこで教養を使って身に付けるといいだろう。
例えば音楽で自分の感情を素直に表現し、他者と共有する体験や、科学の勉強から、常識にとらわれずに事実を探求する姿勢を学ぶことで、最終的にビジネスの力に直結する。そのことから教養がいま見直されているといえよう。教養を確実に身に付けるためには、学んだ知識を誰かに説明する、あるいは実践することが何より重要である。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 今、なぜ教養が注目されているのか
00: 08: 51 「人」に関係する仕事をする場合(1)
00: 08: 54 「人」に関係する仕事をする場合(2)
00: 10: 37 本来の「教養」とは(1)
00: 11: 10 本来の「教養」とは(2)
00: 12: 43 教養ある人(1)
00: 15: 34 教養ある人(2)
00: 16: 52 教養ある人(3)
00: 18: 59 教養ある人(4)
00: 19: 48 なぜ教養が求められるのか(1)
00: 24: 07 なぜ教養が求められるのか(2)
00: 25: 39 なぜ教養が求められるのか(3)
00: 27: 16 グローバルで求められる教養の2つの側面(1)
00: 27: 40 グローバルで求められる教養の2つの側面(2)
00: 28: 01 グローバルで求められる教養の2つの側面(3)
00: 35: 21 教養と創造性(1)
00: 42: 57 教養と創造性(2)
00: 43: 26 教養と創造性(3)
00: 44: 14 教養と創造性(4)
00: 44: 26 教養と創造性(5)
00: 47: 40 教養と人格(1)
00: 47: 47 教養と人格(2)
00: 49: 08 教養と人格(3)
00: 50: 56 教養と人格(4)
00: 51: 52 教養と人格(5)
00: 54: 48 専門性のレベルと教養(1)
00: 56: 35 専門性のレベルと教養(2)
00: 58: 35 今回のまとめ
講師紹介: 川上 真史(かわかみ しんじ)
ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 グローバル経営学科 専任教授 同 大学院 経営学研究科 教授 Bond大学大学院 非常勤准教授 株式会社タイムズコア代表 明治大学大学院兼任講師 株式会社ヒュ-マネージ 顧問
京都大学教育学部教育心理学科卒業。産業能率大学総合研究所、ヘイ・コンサルティンググループ、タワーズワトソン ディレクター、株式会社ヒューマネージ 顧問など経て、現職。
数多くの大手企業の人材マネジメント戦略、人事制度改革のコンサルティングに従事。
近著に『コンピテンシー面接マニュアル』、『できる人、採れてますか?―いまの面接で、「できる人」は見抜けない』(共著・弘文堂)、『仕事中だけ「うつ」になる人たち―ストレス社会で生き残る働き方とは』(共著・日本経済新聞社)、『会社を変える社員はどこにいるか―ビジネスを生み出す人材を育てる方法』、『自分を変える鍵はどこにあるか』、『のめり込む力』(ダイヤモンド社)、『最強のキャリア戦略』(共著・ゴマブックス)など。

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  アシスタント:田幸 知有紗

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