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BPUプロフェッショナル系 経営戦略 > 内田和成のビジネスマインド 38

内田和成のリーダーシップ論(特別編)
ゲスト:木川眞氏(ヤマトホールディングス株式会社代表取締役社長)


概要:
リーダーシップ論を語るには生身のリーダーから話を聞くのが具体的で分かりやすい。今回は、みずほフィナンシャルグループから転身され、水を得た魚のごとく活躍されている、ヤマトホールディングス株式会社代表取締役社長である木川眞氏を迎える。ヤマトが実践している取り組みを通して、経営者として大切にしていること、ビジョンや戦略のつくり方、組織の実行力を高める方法、人の使い方と育成方法、リーダーシップを磨くためにするべきこと等について貴重なお話を伺う。
ヤマトの歴史は1919年に大和運輸として設立したことから始まる。1929年に東京-横浜間でわが国最初の路線事業となる定期便を開始し、1976年に始めた「クロネコヤマトの宅急便」でブレークする。当時、民間業者が安くて便利な個人間の荷物輸送を行う仕組みをつくることは大変革新的なことであった。
1931年に制定された社訓「一、ヤマトは我なり。一、運送行為は委託者の意思の延長と知るべし。一、思想を堅実に礼節を重んずべし」を企業風土として大切にしている。物を運ぶ仕事だが、お客さまの気持ちも運んでいるということを忘れるなという理念が創業当初からあった。木川氏が経営者として大事にしているのは、挑戦力・決断力・危機対応力・発信力である。宅急便やメール便による売上が約7割を占める一極集中の現状を打破するため、リスクや投資に挑戦するのがトップの役割だ。2013年には「バリュー・ネットワーキング構想」として2千億円を投じ、物流改革に挑んだ。社員一人一人には常に新しい商品に挑戦する力と、それができる環境を与えることが必要となる。
東日本大震災では、約1年間、現地社員が自発的に始めた救援物資輸送協力を会社として全面的に追認し、宅急便1個につき10円の寄付で純利益の約4割となる、総額142億円を集め、地場産業の復興事業や社会インフラの整備プロジェクトに充ててもらうことを決断した。株主や社員からの反発を考えると平常時にはできないことだ。危機管理意識を持ち、目先のことより5年、10年先を考え、Face to Faceのコミュニケーションを試みることを基本に情報を共有し、実行してほしいことを自ら発信していく。
リーダーシップ力を磨くためには、世の中の動向を常に好奇心を持って見る目を養い、他人が持つ価値観を柔軟に受容し、小さな変化やニーズに合わせたデザイン力や実行力を身に付けることだ。アクションを起こさなければ、いくらいいことを言っても変わらない。若いうちから、正しいと思ったら失敗を恐れず思い切って挑戦することが重要であるとのこと。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 内田和成のリーダーシップ論(特別編) ヤマトHD 木川眞社長
00: 01: 27 ゲストプロフィール
00: 02: 31 本日の内容(ヤマトホールディングスについて)
00: 03: 02 ヤマトグループの概要
00: 03: 45 会社の沿革
00: 08: 32 本日の内容(木川社長の考えるリーダーシップ)
00: 09: 20 ヤマトのDNA(企業風土)
00: 11: 43 今、経営者として大事にしていること
00: 20: 32 2.決断力の例:震災復興への取り組み
00: 28: 18 【再掲】今、経営者として大事にしていること
00: 35: 00 良い会社・伸びる会社の3条件(1)
00: 35: 16 良い会社・伸びる会社の3条件(2)
00: 35: 29 良い会社・伸びる会社の3条件(3)
00: 35: 52 良い会社・伸びる会社の3条件(4)
00: 38: 41 4.発信力の例:「褒める文化」の導入
00: 43: 25 木川社長への質問
00: 52: 46 本日の内容(リーダーシップを磨くために)
00: 52: 55 リーダーシップを磨くために
00: 57: 09 為さざるの罪
00: 58: 59 内田和成のリーダーシップ論(特別編)ヤマトHD 木川眞社長 まとめ
講師紹介: 内田 和成(うちだ かずなり)
早稲田大学ビジネススクール 教授
東京大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経て株式会社ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント、現在に至る。
ハイテク企業、情報通信サービス企業を中心に、マーケティング戦略、新規事業戦略、中長期戦略、グローバル戦略策定等のコンサルティングを数多く経験。

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