ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
BPUプロフェッショナル系 経営戦略 > 内田和成のビジネスマインド 34

内田和成のリーダーシップ論(1)~リーダーシップに正解はない~


概要:
組織が置かれている環境や状況、立場によっても求められるリーダー像は変わってくる。織田信長は革命を起こし、豊臣秀吉は全国統一を成し遂げ、徳川家康は永続的な仕組みをつくった。企業で考えると、イノベーションを起こしたいときに家康型のリーダーは向かないし、安定しているときに信長型のリーダーは求められない。状況による理想的なリーダー像の違いや、リーダーシップをめぐるジレンマについて、講師が徹底的に解説する第1回。
5年後、10年後の将来像を描ける人が、細部にまでこだわった仕組みをつくれるとは限らない。思い切った意思決定ができる人は事業の切り捨てやリストラをする場合もあり、人の痛みが分かるとは必ずしも言えない。変革を起こすのは、ある意味ではルールを破ることであり、道から外れたことがない聖人君子がリーダーとして最適というわけでもない。部下から見た理想的な上司と、経営者や中間管理職から見た理想的なグループリーダーも異なる。バブル崩壊で企業も苦しんでいた時代には野村克也や星野仙一のような組織を変革するタイプ、2000年代後半になると、高いスキルや向上心を持っているイチローのようなタイプが理想とされるなど、世相も反映している。尊敬する企業経営者と、その人の下で働きたいと思われる上司と、自分が目指しているリーダー像も違うことが多い。新入社員にも上司にも経営者にも、おしなべて通用する万能なリーダーシップはないということだ。尊敬されるリーダーになるには、自分の引き出しを広げ、自分はどんなリーダーになりたいかを明確にすることが必要だ。
企業には、事業の創出段階、成長段階、競争相手に優位性を持つ段階、効率化を図る段階があり、それぞれ発展段階に応じてリーダーに求められる資質が変わってくる。同じ業界でも、企業が抱える課題や企業文化の違いにより異なったタイプが必要とされる。例えば家電業界でも、ソニーとパナソニックと東芝と日立では風土や土壌がもともと違うため、同じタイプの人が受け入れられるわけではない。同じ企業でも時代が変われば求めるリーダー像も変わってくる。組織における課題と個人が持つ資質がマッチすれば、理想的なリーダーシップが発揮される。組織と自分が求めるものがずれてくるとジレンマが起きる。
状況が変われば自分のスタイルが求められる時代が来ることもある。どのようにして自分を環境に適合させていくかと考え、自分はこうなりたいという目線でリーダーシップ力を磨いていくことが大切だ。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 内田和成のリーダーシップ論(1) リーダーシップに正解はない
00: 00: 38 内田和成のリーダーシップ論(1) リーダーシップに正解はない
00: 01: 45 内田和成のリーダーシップ論全体構成
00: 03: 22 リーダーシップに正解はない 正解があるという勘違い
00: 11: 18 誰が理想のリーダーか?
00: 15: 56 理想のリーダー像とは?
00: 21: 12 新入社員が見る理想の上司(2014年)
00: 24: 00 理想の上司の移り変わり(1998~2014) 男性上司のみ
00: 30: 58 次の3つの問いに答えて下さい
00: 39: 42 リーダーシップに正解はない 組織の課題と個人の資質
00: 39: 57 BCGダイヤモンド
00: 41: 53 企業の発展段階に応じてリーダーに求められるものが異なる
00: 45: 23 以下の企業でどのようなリーダーが求められるか?
00: 51: 11 同じ業界・同じ企業でも通用するリーダー像は異なる
00: 57: 15 リーダーシップに正解はない リーダーシップのジレンマ
00: 57: 20 リーダーシップのジレンマ
00: 58: 34 内田和成のリーダーシップ論(1) リーダーシップに正解はない まとめ
講師紹介: 内田 和成(うちだ かずなり)
早稲田大学ビジネススクール 教授
東京大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経て株式会社ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント、現在に至る。
ハイテク企業、情報通信サービス企業を中心に、マーケティング戦略、新規事業戦略、中長期戦略、グローバル戦略策定等のコンサルティングを数多く経験。

『内田 和成』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:櫻井 彩子

Copyright(c)