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BPUプロフェッショナル系 起業と経営 > 経営者ライブ 118

Laox
ゲスト:羅 怡文氏(ラオックス株式会社 代表取締役社長)
講師:内田和成


概要:
ラオックスは、かつて日本を代表する家電量販店の一つだったが、大型家電企業の台頭により影を潜めてしまった。だが、2009年、羅怡文氏の手によって、新たなグローバル企業としての再生の一歩を踏み出した。羅氏は大学在学中に創刊した雑誌がきっかけで、ラオックスとの関係を築いていたという。投資のきっかけは縁故も起因するが、裏にはグローバル展開をにらんだ大きな戦略があった。一見、赤字企業への投資はリスキーと思えるが、勝算はあったのだろうか。ピンチをチャンスと捉えたポイントを詳しく伺う。
老舗企業であるラオックスは、コンピューター専門館の設立、東証二部上場等、好調な時期から一転、値下げ競争に負け、赤字転落をしていた。
一方、羅怡文氏は、来日以来、日本製品のよさを感じつつも、デフレ化で低価格を追求する実情を惜しんでいた。そんな中、経営苦戦していたラオックスが、国内でいち早く免税ビジネスを手掛けていることを知り、先見の明と将来性を直感する。少子高齢化で縮小していく日本経済にグローバル化は必須、免税ビジネスに集約すれば展望は開けると思い、羅氏が社長を務める日本観光免税株式会社は投資の決断をした。同時に、中国の大手小売店、蘇寧雲商に筆頭株主になることを承諾させた。免税事業の商品展開は、日本製の高品質な家電、民芸品、日用品に加えて、顧客の要望を聞いて開発した品をラインアップ。店舗は海外への窓口である空港や大都市に展開する。中核となる銀座店を訪問すると、まず入り口でコンシェルジュが出迎えてくれた。外国人のために、1階奥には外貨両替機が設置されている。顧客の主流である中国人が景気よく買い物をするも、会計時の免税処理はサイン一つで終了。海外での延長保証もOKで、中国では蘇寧雲商がアフターサービスを引き受ける。注目すべき点は、外国人を含め全社員に「おもてなし」精神を徹底し、開発商品も日本のクオリティーを追求していること。
例えば日本人でも忘れかけている南部鉄器を、外国人ニーズに合わせて発掘、店舗の人気商品となった。何年もかけて商品を集め、工夫をこらした運営をしている銀座店は、会社の集大成とも言える。今後はeコマースにも販売網を広げ、ラオックスに行けば質のよい日本製品が買えるというイメージを、世界中に発信したいと考えている。
会社のコンセプトである、グローバルマーケットと日本のよさを融合させることを念頭に、業界の先駆者としてリードしていくつもりだ。日本の成長の鍵は訪日外国人の消費活動が欠かせない。チャンスをつかむために、国民全員で受け入れ準備をするべきだと羅氏は語った。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 Laox 羅怡文
00: 01: 40 羅怡文プロフィール
00: 07: 29 ラオックスの歩み
00: 08: 39 ラオックスの事業
00: 12: 48 蘇寧雲商とは
00: 18: 01 当社の免税事業~商品構成
00: 27: 52 当社の免税事業~オペレーション1
00: 33: 15 当社の免税事業~オペレーション2
00: 37: 11 当社の免税事業~ネットワーク
00: 48: 11 当社の免税事業~これから
00: 52: 55 インバウンドビジネスの環境
00: 53: 13 世界における日本の観光事業規模
00: 55: 03 訪日外国人客2,500万人時代のために(1)
00: 55: 42 訪日外国人客2,500万人時代のために(2)
講師紹介: 経営者ライブ(けいえいしゃらいぶ)
様々な企業の経営者をお招きし、お話を伺っていく番組です。BBTのレギュラー講師をはじめ、多彩な顔触れが、聞き手として各企業の経営の本質に鋭く迫ります。

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  アシスタント:野中 美里

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