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BPUプロフェッショナル系 マーケティング > マーケティングライブ207:本間 充

MUJIデジタルマーケティングの展望
ゲスト:奥谷孝司氏(株式会社良品計画 WEB事業部長)


概要:
1980年から始まった無印良品は、いまや国内385店舗、海外255店舗の規模を誇るようになり、商品も雑貨から食品、家具まで多種多様のラインナップとなり、さらにはキャンプ場やカフェなども展開している。現状、店舗での売り上げが90%以上であり、webからの売り上げはわずか7%にしか過ぎない。そんな無印良品のweb戦略は、単純にECの売り上げを拡大しようというものではない。同社の戦略について、WEB事業部長の奥谷氏に聞く。
無印良品のweb事業部は、単純にECによる購買を拡大しようとするのではなく、ネットとリアル店舗の融合を進めることを最優先事項と考えている。
 現在、同社の会員の購買動向を見ていると、60%以上の人がネットストアを利用しておらず、利用したとしても半年以内に購入する人はわずか17%である。ここで単純にECによる売り上げを増やそうと考えるのは企業側の論理である。顧客にとってはどこで購入しても商品が手に入れば同じであるのだから、顧客の購買行動をよく理解し、よりよい購買環境を整えることがやるべきことであると奥谷氏は考えた。
 顧客は、ネットを情報収集のために使うことが多く、購買は店舗で行っている。つまり顧客は昔からネットと店舗を行き来するものなのである。
 だからソーシャルメディアでのコミュニケーションや動画配信を使って、店舗誘導や商品の説明を行うのがWEB事業部の役割となる。ある店舗ではソーシャルメディアを使った店舗送客やネット購入商品の店舗受け取りサービスを行っている。また寝具を動画やサウンドアプリを使って普及させるような試みも行っている。 大切なことは、リアル店舗における(1)買い物の楽しみ、(2)非日常性、(3)新たなる発見のお手伝いをソーシャルメディアとデジタルデバイスを使って行うことである。
 2013年5月にMUJI PASSPORTアプリをリリースしたが、これは店舗での情報をオンライン経由で可視化し、顧客との絆づくりを目指したものである。これにより、顧客の購買行動を検討時点や購買後の使用時点で理解しやすくなった。
多くの企業がECサイトの構築に乗り出しているが、ECサイトの売り上げを伸ばそうとするあまり、店舗と対立してしまうような例が見受けられる。顧客にとっては、どこで購入しようと同じなのだから、本来、店舗とwebは協調すべきものである。そのことを理解し、戦略を組み立てている無印良品の事例は示唆に富んでいる。同事業部は今後、海外展開の強化を考えており、その成果が楽しみである。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 MUJI DIGITAL Marketingの展望
0.0: 2.0: 42 会社概要
0.0: 3.0: 58 奥谷孝司 略歴
0.0: 7.0: 6 web事業部の役割
0.0: 8.0: 34 店舗 対 Web
0.0: 8.0: 55 現在の会員動向4:6の法則(1)
0.0: 9.0: 43 現在の会員動向4:6の法則(2)
0.0: 9.0: 51 現在の会員動向4:6の法則(3)
0.0: 9.0: 57 現在の会員動向4:6の法則(4)
0.0: 12.0: 1 なぜ顧客時間なのか?(1)
0.0: 12.0: 10 なぜ顧客時間なのか?(2)
0.0: 12.0: 45 なぜ顧客時間なのか?(3)
0.0: 12.0: 48 なぜ顧客時間なのか?(4)
0.0: 12.0: 55 なぜ顧客時間なのか?(5)
0.0: 13.0: 34 オムニチャネル時代の「顧客時間の重要性」(1)
0.0: 14.0: 3 オムニチャネル時代の「顧客時間の重要性」(2)
0.0: 14.0: 33 オムニチャネル時代の「顧客時間の重要性」(3)
0.0: 14.0: 42 オムニチャネル時代の「顧客時間の重要性」(4)
0.0: 14.0: 56 オムニチャネル時代の「顧客時間の重要性」(5)
0.0: 18.0: 2 MUJI (DIGITAL) MARKETING 2.0
0.0: 18.0: 7 お客様はインターネットを通じて情報を入手するようになった
0.0: 18.0: 24 資料(1-1)
0.0: 18.0: 30 資料(1-2)
0.0: 18.0: 51 店舗送客(Online to Offline Marketing)は古くて新しいもの
0.0: 19.0: 31 ①店舗送客施策事例(1)
0.0: 20.0: 38 ①店舗送客施策事例(2)
0.0: 22.0: 37 【再掲】①店舗送客施策事例(1)
0.0: 23.0: 30 MUJI (DIGITAL) MARKETING 3.0
0.0: 23.0: 34 ②お客様とのコミニケーション:Social Mediaの活用
0.0: 23.0: 45 Social Mediaを活用したDigital Marketing(O2O2O)事例
0.0: 27.0: 2 MUJI to Sleep
0.0: 27.0: 29 高音質なサウンドアプリ
0.0: 28.0: 22 ◎人が寝続ける幻想的なムービー
0.0: 29.0: 11 資料(2)
0.0: 35.0: 13 2. MUJI DIGITAL Marketing 3.0 +αにむけて
0.0: 35.0: 45 MUJI (DIGITAL) MARKETING 3.0 +α
0.0: 35.0: 48 MUJI passport アプリ
0.0: 38.0: 39 資料(3)
0.0: 44.0: 0 Digital Marketing Platformシステム構成図
講師紹介: 本間 充(ホンマ ミツル)
アビームコンサルティング株式会社 ディレクター

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  アシスタント:安田 真理

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