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BPUプロフェッショナル系 Information Technology > ITライブ212:江崎 浩

企業システムのクラウド化
ゲスト:青野慶久氏(サイボウズ株式会社 代表取締役社長)


概要:
ITシステムのクラウド化を進める企業が増えてきた。システムを自前で構築する必要がなく、ソフトウエアのメンテナンスも不要というコスト的な基本メリットは認識されつつある。
本番組では、グループウエア提供シェアトップで、クラウド事業でも評価の高いサイボウズの青野社長をゲストに招いた。氏は、クラウド化はインターネット出現以上のインパクトを与え得ると説く。端末がある場所に左右されない働き方は、労働環境の問題解決の一助となり、外部組織との情報共有が広まれば新サービスも生まれると指摘する。
最近データセンターを設置する場所として国際的に注目されている国がある。意外にも日本だ。クオリティーやデータ管理の適切さは当然としても、隠れた理由に、国家機関から検閲や情報収集される危険性が少ないことが挙げられている。このニーズに応えたのがサイボウズ株式会社だ。同社は2011年に自社クラウドサービスを立ち上げた。データセンターは、東・西日本2カ所での分散管理、4重のバックアップ、過去14日間のデータ保存など、テクノロジーの「強固さ」を徹底的に訴えて顧客の安心と信頼を獲得している。同社を創業したのは代表取締役社長の青野慶久氏。大阪大学工学部情報システム工学科を卒業、パナソニック(旧松下電工)に3年間勤務後の1997年、松山市で同社を起業、2005年より現職を務める。青野氏が、クラウド化が巨大な波になる可能性を同社自身のシステムで実感した瞬間があった。
2011年1月期の決算発表準備に追われていた3月、東日本大震災の震動が東京をも襲い、通信・交通などが大混乱に陥る。同社の従業員は全員在宅で業務に就いたが、決算発表を延期する企業が続発する中、同社は予定どおりに完了、クラウドの底力を自社で証明できた。実は青野氏は育児休暇を2度取得している。クラウド上での最終決裁を可能にしたからこそだ。場所に縛られない勤務環境が整備されれば、子育てとの両立に悩む女性には心強い味方となる。同社のクラウド事業は、トップシェアを維持するグループウエア事業の強みを生かし、「SaaS(Software as a Service)」と呼ばれるソフトウエアを提供する仕組みだ。より発展性を秘めるのは、プラットホームというシステムを顧客独自に提供する「PaaS」。顧客企業のユーザーや地域自治体・病院・業界団体などの外部組織と情報共有する設計が可能で、新しいチームワーク創出につながる。さらに青野氏が構想するのは「M2M2H(Machine to Machine to Human)」。
一番重要な行動戦略を決めるために、情報は機械が集約して見える化する未来像を氏は描いている。
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


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  アシスタント:内田 朱美

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