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BPUプロフェッショナル系 大前研一アワー > 大前研一アワー358

【Hitachi Innovation Forum 2014講演】
グローバル競争の考え方、日本企業の戦い方


概要:
21世紀は、ICT技術、インターネット環境、金融自由化などが急激に進み、消費市場はReal、Cyber、Global、Multipleな空間に分散した。従来のラジオの機能がスマートフォンのアイコンとして搭載されるなど、ハードとソフトの融合により産業の垣根が消失した。多種多様なアウトソーシング産業の充実により、ひとりメーカーの構築が可能になるなど、個人でも大企業に挑戦できるようになった。
本番組では、とらえどころがない市場を相手に、いかに日本企業が戦うべきか、これからの戦略を提示する。
21世紀は、Amazon、Apple、Googleなどにみられるように、新しい秩序を書く者が市場を席巻していく。
Twitterを創業し、現在はクスエア社でモバイルPOS事業を展開するジャック・ドーシーや、電気自動車のテスラモーターズ社を立ち上げ、現在はスペースX社で宇宙船の開発打ち上げに尽力するイーロン・マスクなど、既成概念を破壊し、世の中を変えていく異端者が市場をリードする。例えば、米スクエア社の決済サービスは、クラウドとモバイルネットワークを利用した低価格のPOSとして、現在は個人・小規模事業者の契約数が伸びているが、大手企業がコスト削減策として導入する動きもあり、将来的に既存POS市場を破壊する可能性を秘めている。Amazonは、一流通事業者から、誰もが利用可能な流通・物流プラットホームへと進化、将来的には、輸出入・税関手続きを代替し国際的な商取引を目指している。自動車生産の受託サービスを行うアンドロイド・インダストリーズ社が、2013年には約10億ドルを売り上げるなど、自社工場で内製する企業はものづくりの根本を見直す必要に迫られている。各種サービスを組み合わせアウトソースすることで、リソースの少ない企業や個人でも、メーカーになれる環境・ビジネスの生態系が形成されてきた。3Dプリンター、ロボティクスなどの製造工程のテクノロジー進化によって、小ロットでも採算が取れるようになった。
日本企業は、人材が全てだと捉え、異端者と呼ばれる、とがった人間を取り込み、21世紀に対応したビジネスモデルを構築する必要がある。構想力を持った社員が鍵となるため、固定観念にとらわれず、例えば高校生を自社プロジェクトに参加させ将来の採用に備えるなど、多様な人材育成に取り組むべきだろう。研究開発・設計・製造・販売・サービスなどの機能別組織を自前で持つのではなく、他社に任せた方がコストが下がる機能は丸ごと外注するなど、大胆に機能の選択と集中を図って、21世紀市場でも生き残ってほしい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 グローバル競争の考え方、日本企業の戦い方
00: 01: 49 21世紀には新しい秩序を書く者が勝つ
00: 05: 08 既成をぶち壊し、世の中を変えていく異端者
00: 06: 06 米スクエア社の決済サービスを導入する企業が増えており、モバイルPOSは・・・
00: 07: 35 Amazonは一・流通事業者から、誰もが利用可能な流通・物流プラットフォームへと進化・・・
00: 08: 18 実店舗が有利であった機能は、どんどんAmazonのサービスが侵食している
00: 09: 13 自動車で使われるエレクトロニクス・ソフトウェアの割合は増加しており、・・・
00: 09: 42 テスラモーターズは、自動車をソフト商品として把え、販売後にバージョンアップや・・・
00: 11: 05 ITと自動車が融合した「コネクテッド・カー」が本格化しており、・・・
00: 11: 23 自動車生産の受託サービスを行う企業が存在感を高めつつあり、・・・
00: 12: 09 放送業界では、インターネットによるレイヤー構造化・水平分業化が進み、・・・
00: 12: 40 定額聞き放題・読み放題のストリーミング増えており、放送ビジネスや、・・・
00: 14: 32 既存企業は、戦略の前提となる顧客、競合、自社の3Cが定義できず、・・・
00: 15: 49 各分野でナンバーワンのIT企業は、異業種の企業を買収して新たな分野へ進出、・・・
00: 17: 03 シリコンバレーを中心にロボット関連ベンチャーの活動が活発化しており、・・・
00: 17: 28 IT市場の変化:メインフレームからモバイルへ、そしてパケット網の中で・・・
00: 17: 51 EMSによって、ソフトウェア、Webサービス企業がハードウェア事業に・・・
00: 18: 47 スマホ、タブレットなど新型端末が普及するなかで、某大なログイン情報を押さえた・・・
00: 19: 59 メディアテックやMVNO*によって、だれでもスマホ事業者になることが可能になった
00: 21: 25 スマホと連携させた、周辺領域の機器・デバイス開発が進み、・・・
00: 22: 31 結果、日本の得意技だったハードのイノベーションがいまや・・・
00: 23: 21 通信キャリアとメッセージングアプリが、VOIPにより音声通話という軸で業界の・・・
00: 24: 30 各種サービスを組み合わせアウトソースすることで、リソースの少ない小企業や・・・
00: 25: 41 3Dプリンター、ロボティクスなどの製造工程のテクノロジー進化によって、・・・
00: 26: 29 技術の進化によって、インターネット空間とリアル空間が融合してきた
00: 27: 21 O2O:ポイントがリアルとネットを橋渡ししており、消費者をポイント経済圏に囲い込んでいる
00: 29: 11 日本企業の戦い方
00: 34: 41 テクノロジーによって、産業の垣根が無くなり、全ての産業、全ての企業が・・・
00: 35: 29 あらゆる分野で、ネットとリアルの融合が進み、すべての基盤となる・・・
00: 36: 07 産業の垣根を越えた事業で成長している企業は、産業・業種の枠にとらわれず、・・・
00: 36: 42 日本のモノづくり企業にとっては、ネットとの融合領域に大きな機会が存在するが、・・・
00: 37: 27 日本企業は、「ネットとリアルの融合」する世界での新たな事業モデルを見出す必要があり、・・・
00: 38: 48 日立の戦い方
00: 42: 00 いろいろな国を知ってほしい
00: 45: 24 いろいろなサイトを使ってもらいたい
00: 48: 18 クラウドを駆使して頭の中で有機的に結合
00: 52: 36 日立 w/Imagination
00: 55: 09 異端児たちの決断「河村改革の2000日」・・・
00: 55: 16 ・・・まだ道のりは長い
00: 55: 31 MHIとの合併はGood Ideaだった
00: 55: 41 主要鉄道車両メーカーの売上高
00: 55: 55 主要重電・鉄道車両の時価総額及、EBITDA、手元流動性(1)
00: 56: 03 主要重電・鉄道車両の時価総額及、EBITDA、手元流動性(2)
00: 56: 18 日立にとっては中国勢を除けばトップに立つ
00: 56: 33 MHIにとってはMRJが生きてくる
00: 57: 09 日立の方向性(案)ー“PRODUCER”
00: 57: 48 Inspire the Next(1)
00: 57: 57 Inspire the Next(2)
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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