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【向研会】バルト三国とベラルーシの研究


概要:
バルト三国は、バルト海東岸のエストニア・ラトビア・リトアニアの三共和国、ベラルーシは、東にロシア、南にウクライナ、西にポーランド、北西にリトアニア、ラトビアと国境を接する共和国制国家で、それぞれ旧ソ連邦の構成国であったが1991年に独立を回復した。バルト三国・ベラルーシは、優秀な人材を抱え、立地的にもポテンシャルが高い地域であるが、対ロシア外交、国内政治的な問題で経済・ビジネス環境が左右される可能性が高い。これらの地域の内政・外交の実情を分析し、日本が進むべき方向性を検証する。
エストニア・ラトビア・リトアニアのバルト三国とベラルーシは、EU陣営とロシア・独立国家共同体(CIS)陣営の境界線上に位置する。EUがロシア側に陣営を拡大しており、バルト三国はEUへ、ベラルーシはCISに加盟した。エストニアとラトビアはユーロを導入し、リトアニアは2015年からの導入を予定しており、世界的に注目されている。EUの東方拡大に対抗して、ロシアは、ベラルーシ、カザフスタンを巻き込み「ユーラシア経済同盟」を発足させており、EUとロシアの勢力争いが激しくなっている。
バルト三国・ベラルーシは、旧ソ連時代にハイテク部門を担っていたこともあり、高度な技術を持ったエンジニアが存在し、電子政府化、アウトソーシングサービス(BPO・ITO)、ソフトウエア/アプリ開発が先進的に行われている。エストニアでは、行政機関のデータベースを連携させるシステム(X-road)が整備されており、電子政府ポータルへのログイン、電子文書への電子署名など、国民IDカードを利用した住民サービスが実施されている。エストニアでは、e-Estoniaというコンセプトで、閣議の合意をネット上で行うなど、電子政府・電子行政サービスをはじめとした世界で最も進んだ電子化社会が実現している。
2014年2月、エストニアはロシアとの国境画定条約に調印、ロシアの実効支配をほぼ認めるかたちで両国の国境線・領土問題を解決した。ロシアにとっての主な領土問題は、日本との間の北方四島だけとなり、プーチン大統領も在位中の解決を目指していると思われる。
日本企業は、バルト三国・ベラルーシをロシア・CIS市場へのアクセス拠点として位置付け、優秀なエンジニアを低コストで活用する、原発などの事業チャンスが見込まれる地域と認識して事業戦略を立ててほしい。日本政府は、先進的な電子政府の取り組み、痛みを伴う財政改革の実現などを参考に自国の問題に対処することが重要。特にロシアとの国境問題対処の方向性は、北方領土問題交渉の参考とし、解決に向けた交渉を進めてほしい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 バルト三国、ベラルーシの研究
00: 06: 12 要旨
00: 15: 17 1.バルト三国、 ベラルーシ等EU隣接CIS諸国の歴史・地理(1)
00: 17: 59 1.バルト三国、 ベラルーシ等EU隣接CIS諸国の歴史・地理(2)
00: 19: 28 1.バルト三国、 ベラルーシ等EU隣接CIS諸国の歴史・地理(3)
00: 22: 43 1.バルト三国、 ベラルーシ等EU隣接CIS諸国の歴史・地理(4)
00: 24: 56 1.バルト三国、 ベラルーシ等EU隣接CIS諸国の歴史・地理(5)
00: 25: 34 1.バルト三国、 ベラルーシ等EU隣接CIS諸国の歴史・地理(6)
00: 28: 47 1.バルト三国、 ベラルーシ等EU隣接CIS諸国の歴史・地理(7)
00: 29: 38 1.バルト三国、 ベラルーシ等EU隣接CIS諸国の歴史・地理(8)
00: 30: 32 2.バルト三国の経済動向(1)
00: 31: 55 2.バルト三国の経済動向(2)
00: 32: 10 2.バルト三国の経済動向(3)
00: 33: 26 2.バルト三国の経済動向(4)
00: 34: 20 3.バルト三国貿易・投資・産業(1)
00: 35: 01 3.バルト三国貿易・投資・産業(2)
00: 35: 37 3.バルト三国貿易・投資・産業(3)
00: 37: 54 4.バルト三国ベラルーシのIT・ハイテク・R&D(1)
00: 39: 15 4.バルト三国ベラルーシのIT・ハイテク・R&D(2)
00: 41: 00 4.バルト三国ベラルーシのIT・ハイテク・R&D(3)
00: 44: 16 4.バルト三国ベラルーシのIT・ハイテク・R&D(4)
00: 46: 12 4.バルト三国ベラルーシのIT・ハイテク・R&D(5)
00: 46: 39 5.物流ロジスティクス(1)
00: 47: 02 5.物流ロジスティクス(2)
00: 47: 39 6.投資環境
00: 48: 44 7.ロシアの影響
00: 49: 03 8.ベラルーシの経済動向貿易・投資・産業(1)
00: 50: 10 8.ベラルーシの経済動向貿易・投資・産業(2)
00: 50: 20 8.ベラルーシの経済動向貿易・投資・産業(3)
00: 50: 48 8.ベラルーシの経済動向貿易・投資・産業(4)
00: 51: 07 8.ベラルーシの経済動向貿易・投資・産業(5)
00: 53: 20 9.ロシアとの関係(1)
00: 56: 26 9.ロシアとの関係(2)
00: 57: 27 10.バルト三国・ベラルーシの課題
00: 58: 40 まとめ
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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