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BPUプロフェッショナル系 大前研一アワー > 大前研一アワー344

【向研会緑陰セミナー】美ら海・石垣
~リゾートの新たな可能性を考える~


概要:
日本列島最西南端に位置する八重山諸島は、石垣島をはじめとする大小19の島からなり、豊かな自然を目当てに国内外から観光客が多数訪れる。近年、世界的観光産業市場の拡大とともに訪島人数は増加しているが、日本の国内旅行者は短期滞在が主で地元経済への貢献度は少ない。八重山諸島は、台湾に最も近い日本の地域としてアジアの外国人観光客を導入できる可能性が高い。
本番組では、石垣地方が、世界に認められるリゾートとして観光立国日本のモデルケースとなれるよう、採るべき方策を提言する。
八重山諸島は、東京から2千km、沖縄本島から400km、ハワイとほぼ同じ北緯24度に位置する19の島々で構成される。諸島の中心的機能を担う石垣島へは、直行便で東京から3時間余り、沖縄那覇から1時間ほどかかるのに比べ、台北(桃園空港)からは半時間程度で来島できるなど、日本の他の地域よりアジア人観光客を誘客する能力に優れている。
石垣島の観光客数は、年間70万人程度で推移し伸び悩み傾向にあったが、2013年3月7日の新石垣空港開港により都市からの直行便が乗り入れ可能になり、20313年は93万人と一気に増加した。大半は日本国内の旅行者だが、外国人では台湾の観光客が圧倒的に多い。
八重山諸島は、マンタ(オニイトマキエイ)と出合えるダイビングスポットがある石垣島、なだらかな丘陵のサトウキビ畑と牧場が広がる小浜島、マングローブの大群落など珍しい熱帯・亜熱帯の自然が広がる西表島、赤瓦屋根の民家集落が美しい竹富島など、島ごとに異なる多様な観光資源がセールスポイントで、長期滞在型のリゾート地として発展するポテンシャルは十分にある。多くの栄養素を持ち未来の食べ物として注目されるユーグレナ(鞭毛虫)も、太陽光が豊富な石垣島で主に生産される。今後の発展が期待産業の一つだ。
星野桂路社長率いる星野リゾートは、「星のや竹富島」などのリゾート施設を多数運営する。ユニマットグループが開発した「ニラカナイ西表島」や「リゾナーレ小浜島」も、それぞれ2011年、2012年より同社が受託し運営を行っている。星野氏は、日本の観光業は、国際競争力を身に付けた上で外国人観光客の獲得に注力すべきだと語る。世界の富裕層は、家族で長期滞在し体験を共有する観光を望む傾向にある。八重山諸島は、アジアの富裕層を呼び込むべく、国際的に認められる長期滞在型リゾート地域に生まれ変わるべきだろう。Ritz-Carltonなど世界一流ブランドホテルの導入検討も含め課題は残るが、地政学上の利点を生かした戦略で取り組めば、日本のリゾート観光産業の未来は明るい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 【向研会緑陰セミナー】 美ら海・石垣 ~リゾートの新たな可能性を考える~
00: 03: 07 向研会 緑陰セミナー 開催地
00: 03: 45 八重山諸島の位置・概要
00: 05: 30 主な都市から石垣島へのアクセス
00: 08: 04 2014年度 緑陰セミナー訪問先
00: 16: 14 世界の富裕層の旅行先は高級宿泊施設への関心が高い
00: 19: 17 プレミアムセカンドステージ 石垣リゾート
00: 22: 02 石垣市による観光政策・キャンペーン
00: 24: 18 八重山諸島の主なリゾート施設
00: 27: 26 石垣島の観光客数推移
00: 29: 12 【参考】石垣島の人口と面積
00: 30: 46 ユーグレナの概要
00: 31: 35 出雲 充氏の略歴
00: 32: 04 売上高、損益の推移
00: 42: 36 八重山諸島の主な観光資源
00: 45: 22 世界の富裕層の旅行トレンド
00: 46: 35 米国富裕層がバケーション中に体験したいこと
00: 54: 31 星野リゾートの概要
00: 55: 14 星野 佳路氏の略歴
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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  アシスタント:大里 希世

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