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BPUプロフェッショナル系 大前研一アワー > 大前研一アワー343

【向研会】クラウドソーシングの衝撃
ゲスト講師:比嘉邦彦氏(東京工業大学 イノベーションマネジメント研究科 教授)
        吉田浩一郎氏(株式会社クラウドワークス 代表取締役社長兼CEO)


概要:
クラウドソーシングとは、インターネットを通じて、不特定多数の人材(群衆:crowd)を活用することを言う。最近では、多種多様な業種の有能な人材が豊富に在籍するようになり、1企業だけでは対応の難しかった問題も解決が可能になったことから、NASA、米国連邦政府などは積極的にクラウドソーシングを活用している。
本番組では、東京工業大学の比嘉教授と、クラウドワークス社・吉田社長をお招きし、世界のクラウドソーシング最新事情と、国内事業者の動向、これからの活用方法についてお聞きする。
世界のクラウドソーシング(CS)市場には、単純入力から開発・研究まで、幅広い人材が世界中から参加している。世界有数のCSサイトであるoDeskのスワート社長は、2020年までに、世界の労働者の3人に1人はオンラインワーカーになっていると豪語する。海外では、NASA(アメリカ航空宇宙局)、DARPA(国防高等研究計画局)など、機密保持に神経質な組織もクラウドソーシングを積極的に活用し、課題解決に大きな効果を上げている。
これからの時代は、ものやサービスを作る過程に人々が参加して生まれる共感の多寡が価格の源泉になるだろう。例えば、スターバックス社では、顧客のアイデアを生かす「マイ・スターバックス・アイデア」プロジェクトにおいて、旅の記念になるよう各店舗で異なるデザインのマグカップを販売することが、お客さまから発案実行された。現在では、欧州の学生たちに収集ブームが起こるなど、新たなムーブメントを生み出している。
日本のクラウドソーシング市場は、2013年で246億円になり、業界参入は200社以上と言われる群雄割拠の状況にある。矢野経済研究所の推計によると、2017年には1400億円規模の市場に成長すると予測されている。
21世紀の経営は、あらゆる固定的な資産を変動化し、急激な市場変化に対応できる体制を整えていく必要がある。大企業における人材調達の在り方が変わり、CSの活用が必須となる。日本では、使える人材が少ないとの思い込みや、セキュリティー・知財権の問題などにより、CSの活用がいまひとつ伸び悩んでいるが、競合他社がCSを活用し、5分の1のコストで、かつ5倍のスピードで新商品を開発してきてからの対応では間に合わない。企業は、可能な限り速やかにCSプラットホームの利用機会を増加させ、クラウド人材の戦略的活用方法を確立することで、クラウドソーシング全盛期に備えていただきたい。吉田氏の著したクラウドソーシングの解説本、『クラウドソーシングでビジネスはこう変わる』も参考にされたい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 クラウドソーシングの衝撃
00: 04: 32 Crowdsourcingとは
00: 06: 03 CSでの仕事
00: 07: 25 クラウドソーシングの仕組み
00: 10: 20 CSの拡大
00: 11: 00 海外の主なCSサイト
00: 11: 43 oDeskにおける登録職種
00: 12: 33 特化型サイト例:Innocentive
00: 15: 55 特化型サイト例:Kaggle
00: 19: 49 クラウドソーシングを使う理由
00: 21: 54 DARPAによる活用例(1)
00: 22: 44 DARPAによる活用例(2)
00: 24: 26 NASAがCSを使う理由(1)
00: 24: 51 NASAがCSを使う理由(2)
00: 24: 54 NASAがCSを使う理由(3)
00: 26: 08 Challenge.gov (米国連邦政府のクラウドソーシングサイト)
00: 26: 59 Challenge.govの高額案件例
00: 27: 43 初回L-Prizeの効果
00: 28: 40 GOLDCORPによる戦略的 活用例 (1/2)
00: 29: 56 GOLDCORPによる戦略的 活用例 (2/2)
00: 31: 35 海外CSの将来予測
00: 31: 47 CS普及のキーポイント
00: 32: 38 最後に
00: 35: 36 【1】 国内のクラウドソーシング市場動向
00: 35: 41 日本におけるクラウドソーシング参入企業
00: 37: 02 日本のクラウドソーシング市場規模
00: 37: 23 日本においてクラウドソーシングが伸びている3つの市場背景
00: 37: 27 市場背景① 成熟市場における持たざる経営の加速
00: 38: 22 市場背景② 新しい人材調達の形
00: 39: 48 市場背景② 新しい人材調達の形(事例)
00: 40: 43 市場背景③ 個人間取引の加速(国や企業に囚われない)
00: 43: 13 個人の「スキルの空き枠」を売買するクラウドソーシング
00: 44: 15 あらゆる産業における価値はネットでダイレクトに届く時代
00: 45: 22 日本における今後のクラウドソーシング市場規模は?
00: 45: 27 2020年 情報・サービス業従事者が3098万人全就業者の半数へ
00: 45: 54 仕事の掛け持ちやクラウドソーシングが加速
00: 46: 04 クラウドソーシング市場規模の予測
00: 46: 22 クラウドソーシング 1兆円市場創出に向けた課題
00: 46: 41 海外のoDeskは、個人へ健康保険と退職金制度も提供する
00: 47: 34 正社員が利用する福利厚生をフリーランスに無償提供
00: 48: 07 【2】 クラウドワークスのご紹介
00: 48: 14 ミッション(理念)
00: 48: 25 急成長しているクラウドワークス
00: 48: 41 依頼カテゴリは70種類以上
00: 48: 58 利用クライアントは30,000社以上
00: 49: 06 流通額 ついに業界No.1へ
00: 49: 18 経済産業省や国土交通省がロゴやチラシデザインで活用
00: 49: 23 ベネッセと提携(女性)、TV東京と提携(シニア)
00: 49: 43 行政と連携し地域活性化へ
00: 49: 50 4社を中心として14億円出資(国内市場最大)
00: 50: 02 「“働く”を通して人々に笑顔を」 という理念に基づき、・・・
00: 50: 09 ① みんなが繋がる「お仕事相談所」(1)
00: 50: 33 日本の取引は曖昧なコミュニケーションが大切
00: 50: 44 ① みんなが繋がる「お仕事相談所」(2)
00: 51: 01 ① みんなが繋がる「お仕事相談所」(3)
00: 51: 11 ② 仲間の状況が見える「マイチーム」
00: 51: 47 ③ お礼状やお歳暮の文化をITへ「ありがとうボタン」
00: 52: 37 シニア(50歳以上)の登録者が急増中、最年長は85歳
00: 52: 52 シニアユーザーの3分の1が、在宅で毎月20万円以上の収入
00: 52: 58 世界135カ国で利用され、発注・受注されています。
00: 53: 02 主要な海外ユーザーの居住国
00: 53: 20 「大企業が個人の力を活用する」この流れを取り巻く大きな変化の本質とは、・・・
00: 53: 43 例えば、本の値段は、「印刷代」「著者の印税」「出版社の報酬」「発行部数」から逆算し決めていた。
00: 54: 58 「価格が製造原価に紐付かなくなった!」どうしよう?!・・・
00: 55: 05 Starbucks 「My Starbucks Idea」
00: 55: 45 採用事例 「旅とともにあるスターバックス」
00: 56: 32 Wal-Mart 「Get on the Shelf」
00: 56: 45 ボンカレー×クラウドワークスの事例(1)
00: 57: 09 ボンカレー×クラウドワークスの事例(2)
00: 57: 26 モノやサービスの作る過程に人々が参加し、共感が生まれる
00: 57: 29 「皆さんの声を元に 作りました!」「皆さんのお力で できました!」
00: 57: 33 共感が価格の源泉になる時代
00: 58: 10 クラウドソーシングの解説本/起業ストーリーの2冊出版
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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