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BPUプロフェッショナル系 大前研一アワー > 大前研一アワー340

【向研会】世界のリゾートの研究


概要:
世界の観光産業は、銀行・金融業に次ぐ一大産業に成長したが、日本はこの分野でfair share(公正な取り分)を実現できていない。わが国の観光産業は富裕層のリゾート需要を取り込むことが肝要だが、長期休暇をほとんど経験したことがない日本型リゾートでは誘客が難しい。小規模施設が連関なしに散在するリゾート開発レベルは世界の足元にも及ばない。
本番組では、デスティネーション・ツーリズム(目的型観光)などに広がりを見せる世界の観光トレンドを理解し、日本が取り組むべき観光立国への道筋を提案する。
世界の観光産業は6.8兆ドル、雇用者数約1億人を抱える巨大な市場として成長を続けている。世界全体の国際観光客数は年間10億人を突破しており、受け入れ先ではアジア・太平洋地域の伸びが著しい。タイのアマンプリ、インドネシアのバリ島など、世界の、特にヨーロッパ人富裕層のリゾート指向はアジア地域に向いているが、日本にはこれらの顧客を呼び込めるリゾートがほとんどない。日本のリゾート開発は、小さな地域での細切れ開発など、全てにおいて散発的であることが課題だとの危機意識を持ち、世界の観光・リゾート地の実態や、旅行者のトレンドを研究する必要がある。
富裕層旅行の特徴として、リラックスすることや、新たな発見・本物の体験を求めており、家族旅行、クルーズなどの旅行スタイルが多い。現在では、デスティネーション・ツーリズム(目的型観光)に対応したリゾートの形態が広がりを見せている。オーストラリアやインドネシア・バリ島などのリゾート地は、行政主導で、地域一体となった景観を保つべく望ましい姿を指定し、乱開発を防いできた。カナダのウィッスラー・ブラックコム・スキーリゾートは、地域の住宅建設を6万戸に制限し、レストラン・ホテルなどとの強力な提携関係を築き、滞在型リゾート地として魅力ある整備がなされてきた。
外国人観光客を誘致するためには、ターゲット顧客を決める必要がある。日本はまず、現在でも圧倒的に訪問者数が多い韓国、台湾、中国からの顧客に的を絞ってリゾート開発を行う必要がある。ファッション・和食・温泉などのアジアにおける「先進的憧れ入門」で勝負するとともに、沖縄、ニセコなどの観光資源を有効利用し富裕層向けのリゾートを数カ所に建設するなど、即実行事案が山積している。日本が観光立国で成長を目指すなら、16日だけ開催されるオリンピックよりも、多くのヒト・カネ・モノを世界から継続的に誘導できるツーリズムにもっと真剣に取り組むべきだろう。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 世界のリゾートの研究
00: 02: 38 要旨
00: 15: 19 1.ツーリズム産業の重要性(1)
00: 15: 38 1.ツーリズム産業の重要性(2)
00: 16: 06 1.ツーリズム産業の重要性(3)
00: 18: 40 1.ツーリズム産業の重要性(4)
00: 18: 58 1.ツーリズム産業の重要性(5)
00: 19: 16 1.ツーリズム産業の重要性(6)
00: 20: 52 1.ツーリズム産業の重要性(日本のリゾート開発の課題)
00: 24: 02 2.リゾートとは?
00: 25: 42 3.なぜリゾートか?(1)
00: 26: 07 3.なぜリゾートか?(2)
00: 26: 24 3.なぜリゾートか?(3)
00: 27: 04 3.なぜリゾートか?(4)
00: 29: 01 3.なぜリゾートか?(5)
00: 30: 39 4.リゾートの形態
00: 33: 04 4.リゾートの形態(ビーチ・マリンリゾート)(1)
00: 33: 53 4.リゾートの形態(ビーチ・マリンリゾート)(2)
00: 34: 34 4.リゾートの形態(ビーチ・マリンリゾート/ゴールドコースト)
00: 35: 44 4.リゾートの形態(ビーチ・マリンリゾート/地域形成マネジメント)
00: 37: 21 4.リゾートの形態(スキーリゾート)(1)
00: 39: 55 4.リゾートの形態(スキーリゾート)(2)
00: 40: 55 4.リゾートの形態(スキーリゾート/ウィスラー&ブラックコム)
00: 42: 02 4.リゾートの形態(スキーリゾート/ニセコ)
00: 43: 27 4.リゾートの形態(ゴルフリゾート)
00: 43: 46 4.リゾートの形態(ワイナリー・食リゾート)(1)
00: 44: 44 4.リゾートの形態(ワイナリー・食リゾート)(2)
00: 45: 07 4.リゾートの形態(ワイナリー・食リゾート)(3)
00: 45: 48 4.リゾートの形態(カジノ統合型リゾート)
00: 47: 15 5.クルージング(1)
00: 49: 12 5.クルージング(2)
00: 49: 25 5.クルージング(豪華列車)
00: 50: 12 6.日本の問題点(長期休暇)
00: 50: 33 6.日本の問題点(リゾート・観光産業のスケール)
00: 51: 46 6.日本の問題点
00: 52: 24 6.日本の問題点(プロモーション活動)
00: 52: 39 7.日本はどうするべきか?(1)
00: 52: 59 7.日本はどうするべきか?(2)
00: 53: 07 7.日本はどうするべきか?(3)
00: 53: 54 7.日本はどうするべきか?(4)
00: 55: 43 まとめ
00: 58: 18 <参考>旅の極意、人生の極意(2006年7月出版)
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。
オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。

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