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> 組織人事ライブ122:川上真史

若手社員を動機づける人事制度
問いかけ:こんな制度があったら働いてみたい


概要:
4月から新入社員が続々と入ってきます。企業はどのようにして新入社員に 希望を与え、やる気を起こさせるのでしょうか。
将来2010年の会社のあ り方を考えた時、それは完全なマニュアル構築型か、若しくは個人依存型か の二極に分離していると予測されます。

今回は、10年後を見据えた社員教 育や幹部育成に向けて、若手社員の特性を分析しながら、新しい人事制度に は何が必要かを考えていきます。

●Chart1;いま起こっている変化のキーワード

1.競合・競争;顧客バリュー
2.戦略・計画;オプション
3.財務的資本;人的資本
4.リーダーシップ;アントレプレナー
5.グローバル;ローカルイノベーション
6.数の論理;組み合わせの論理

●Chart2;若手社員の特性

1.若手・中堅社員は会社に何を求めているか;キャリアアップのための布 石
2.キャリアアップのために必要なこと;より高いレベルの仕事に取り組め る環境/ノウハウ、スキルを盗める上司/内向きのエネルギーを削ぐことの ない同僚
3.とは言っても;お金は世間以上に欲しい/仕事もきつ過ぎないほうがよ い/同僚に先に昇進されるのも嫌
4.背景にある心理状態;成果を出せない他者(上の人たち)が高い給与を もらっているのは許せない→だから成果主義を導入すべき→そうすればもっ と自分の給与が上がるはず
5.このような状況のままで、目標管理による成果主義を導入しても成功し ない;視点の短視眼化、個人化、安直化を招くおそれがある

●Chart3;2010年に確実に起こっている変化とは

1.今の25歳が、35歳になっている
2.今の35歳が、45歳になっている
3.今の50歳は会社にいない

●Chart4;2010年の予測

1.完全なる仕組み構築型;完全なマニュアル化/コストとスピードの競争 /人材は量の確保のみ
2.完全なる個人依存型;制度・システムの簡素化/新奇性、独自性の競争 /ベンチャー人材の確保
3.中途半端な会社はなくなっている

●Chart5;個人依存型にもっていくためには

1.条件;昇進という概念が存在しない/社員が大人である/完全な自信を 持った管理職
2.そのための制度例;自分の給与は自分で決める/早期選抜者への経営匿 名の付与/昇進を経営企画室マターとする/会社(部門)創設支援制度/得 意技登録制度
3.留意すべきこと;休暇は与えるのではなくとらせる/留学、出向などは 明確なコミットと帰社後の仕事を明確にしたうえで/福利厚生はあくまでも 衛生要因(採用にはOK)/育成は教育よりも場の提供で/家族にやさしい 制度も必要

●今日のまとめ;「制度はよいが、人がいない」

講師紹介: 川上 真史(かわかみしんじ)
ワトソンワイアット株式会社コンサルタント
早稲田大学 文学学術院 非常勤講師 株式会社アトラクスヒュ-マネージ 顧問
京都大学教育学部教育心理学科卒業。産能総合研究所、ヘイ・コンサルティンググループを経て、現職。 数多くの大手企業の人材マネジメント戦略、人事制度改革のコンサルティングに従事。

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  アシスタント:日下千帆

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