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最後のフロンティア!アフリカビジネスに挑め > 最後のフロンティア! アフリカビジネスに挑め 02

行けば道は開ける~事業戦略とチームワーク~
ゲスト:水野達男氏(マラリア・ノーモア・ジャパン専務理事)


概要:
10億人の巨大市場として、世界のビジネスパーソンが関心を寄せるアフリカ。当番組では、新たな成長段階に入ったアフリカの現状を紹介し、これからのビジネスチャンスを探る。
今回のゲストはNPO法人マラリア・ノーモア・ジャパンの専務理事を務める水野達男氏。住友化学に勤め、マラリアなどの感染症対策として蚊帳の製造、販売、研究所創設を現地で進めてきた水野氏に、アフリカ展開の経緯や、国民性の違いによる苦労、ビジネス成功の秘訣などを伺う。さらに現在のNPO活動についても具体的に紹介する。
アフリカでは現在、年間62万人以上がマラリアで亡くなり、その8割が5歳未満の子どもだという。マラリアは蚊が媒介する感染症。ワクチンがないため、蚊帳が重要な予防手段になっている。蚊帳は約10ドル、感染診断キットは1ドルで販売されており、予防や治療が可能な疾病だが、相当数が必要であるため、行き渡っていないのが現状だ。このような背景の中、住友化学はWHOから紹介を受け、2003年にタンザニアの地元企業とジョイントベンチャーを設立。技術提供だけでなく資金や人を投じ、蚊帳の製造販売に乗り出した。当初の生産規模は年間550万張だったが2011年には3000万張に拡大。殺虫効果のある蚊帳のおかげか、アフリカでのマラリアによる死亡者はここ10年で半減している。
成功の要因は五つ挙げられる。まず、何があっても継続するという「トップの覚悟」。蚊帳製造は手作業が多いため、工員に経験を積ませて生産性を上げる「飽くなきコストダウン」。殺虫剤を繊維に染み込ませることで殺虫効果が5年間続くという独自技術に加え、社用車200台で各所に届ける物流まで展開した「ユニークさ」。アフリカ人にもできる作業で規模拡大を図った「ローテクでの事業化」。現地人を雇用し、自立してもらうことを目指す「土着化に向けた人材育成」。さらに、アフリカでの事業は難しいという先入観を捨て、何とかして助けたい、成功させたいという強い思いを持つことも大切だろう。
アフリカ人は仕事中のおしゃべりが多く、給料をもらうと翌日から欠勤するなど、労働意識が日本とは異なる。悩んだ水野氏は、色違いのTシャツを着用させて役割分担を図り、欠勤モードを考慮したシフトを組むなど工夫を重ねた。労働の賃金で豊かになれる概念から、チームワークの重要性まで根気よく教え、彼らの理解が深まったとき双方に喜びが生まれたという。現地に飛び込む勇気、問題を解決するアイデア、うまくいかないときの辛抱と努力、そして何より夢と志を持って、ぜひアフリカでのビジネスに挑戦してほしい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 行けば道は開ける~事業戦略とチームワーク~
00: 01: 51 水野達男氏プロフィール
00: 04: 06 これは、誰??
00: 04: 25 時は、確実に動いている(1)
00: 04: 54 時は、確実に動いている(2)
00: 05: 33 時は、確実に動いている(3)
00: 06: 19 世界でのマラリアの事実
00: 09: 09 住友化学の挑戦(オリセット工場規模の拡大)
00: 11: 07 タンザニア、アルーシャの地理的位置とは?
00: 12: 25 オリセット アフリカ工場
00: 16: 36 住友化学の成功要因(1)
00: 16: 40 住友化学の成功要因(2)
00: 26: 15 トピックス(時間あれば・・・)
00: 31: 12 ケニアのスーパーマーケットにマラリア蚊帳を並べる
00: 32: 14 アフリカ・ケニアのスーパーに並ぶオリセット・ネット(2012年4月)
00: 32: 22 Value Share by Manufacture in Total Kenya
00: 34: 15 住友化学のアフリカ・テクニカル研究センター
00: 36: 11 ぜひ、アフリカにチャレンジしてください!! 「勇気」と「アイデア」、 「夢・志」と「辛抱」(1)
00: 38: 10 ぜひ、アフリカにチャレンジしてください!! 「勇気」と「アイデア」、 「夢・志」と「辛抱」(2)
00: 45: 03 MNMJの活動の3本の柱
00: 46: 58 MNMJ概要(理事構成と役割)(1)
00: 47: 16 MNMJ概要(理事構成と役割)(2)
00: 48: 09 昨年の具体例: 日本記者クラブ会見
00: 48: 23 世界マラリア・デー イベント
00: 48: 59 Run for Africa(TICAD V サイドイベント)
00: 49: 24 Run for Africa(2013年6月)
00: 49: 46 1Like for 1 Life キャンペーン実施(8-9月)
00: 50: 46 【政策提言】世界エイズ・結核・マラリア対策基金
講師紹介: 椿 進(つばきすすむ)
株式会社Asia Africa Investments and Consulting(AAIC Japan)代表取締役・代表パートナー
(株)ボストン・コンサルティンググループ(BCG)、パートナー・マネージングダイレクターとして、ハイテク、情報通信、インターネット、メディア・コン テンツ分野において、事業戦略、M&A戦略、新事業立ち上げ、グローバリゼーション等のプロジェクトを実施。95年-96年にはサンフランシスコ オフィス勤務。大手通信会社、大手携帯電話会社、大手電機メーカー、大手ハイテク部材企業、大手ゲーム会社、大手テレビ局、IT・ネット企業、消費財企業 などのコンサルティングを15年にわたって経験。 2006年に(株)インデックスホールディングスの代表取締役に就任。(株)タカラトミー、(株)竜の子プロダクション、(株)アトラスなどの社外取締役を歴任。

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  アシスタント:大里 希世

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