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メイカーズムーブメントとその未来 > メイカーズムーブメントとその未来 04

デザインは経営資源
講師:坂井直樹(株式会社ウォーターデザイン代表取締役)


概要:
商品からデザインを除くと、ただの品物にすぎない。デザインは会社のアイデンティティーであり、ローコストでハイリターンが期待できる経営資源である。
今回のゲストは、株式会社ウォーターデザイン代表取締役である坂井直樹氏。日産自動車から販売された「Be-1」のコンセプト企画でヒットを出し、KDDI社外デザインディレクターを務めるなど、46年にわたり、さまざまなデザイン、ものづくりに関わってきた坂井氏に、デザインとは何か、デザインの歴史について解説していただく。
日本では、色や形に関わる部分をデザインと呼び、工学的な部分を設計と呼ぶ習わしがあるが、英語圏ではどちらもDESIGNである。デザインとは、思わず手に取ってしまうほど魅力的で、無理のない価格で手に入り、安全で分かりやすいもの。その上、美しく使いやすく、柔軟に快適な体験を与えてくれる人工物であることが大切である。デザインは全てを数値で表すことが可能だ。データさえ与えれば、世界中どこでも同じものをつくれる。
160年前、産業革命が起こり、機械による工業化のためデザインが誕生する。それまであった図案や意匠はデザインではなく図柄である。1919年にドイツで設立されたバウハウス(美術と建築に関する専門学校)が現代デザインに大きな影響を与えた。バウハウスはナチスにより閉校されるまでの14年間しか存在しなかったが、主要な指導者がアメリカへ亡命、経営資源としてのデザインを深めていった。機能的な意味がなくても消費への意欲をあおるデザインであれば商品は売れるという発想だ。一方ヨーロッパでは、デザインはブランドの価値をコントロールするために必要だという考えが根強くあった。
デザインは企業価値をつくる。経営者がデザインを理解しなければ価値を創造できない。ものづくりでは世界観を表現し、その価値を数値化して最大化することが重要になる。デザインを創造するには、素晴らしく美しいものに出合う体験を増やすことだ。デザインはアートと違ってアップデートされるものであり、時間の流れが速い大都会には無限にある。車だけで700ブランドあり、それが走っている東京は代表的な町だ。20世紀型デザインでは技術とデザインは分断されていたが、3Dプリンターの登場で一人でもデザインとエンジニアリングを行える環境が整ってきた。個人で自由にものづくりを行える実験工房も誕生し、これまで専門家だけの領域だったものが誰でも扱えるようになった。
メイカーズムーブメントが進み、デザインの世界もますます発展するであろう。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 デザインは経営資源
00: 00: 40 講師プロフィール
00: 02: 42 デザインは経営資源
00: 03: 27 資料(1)
00: 07: 17 DESIGNって何?
00: 07: 47 資料(2)
00: 08: 18 資料(3)
00: 10: 10 工学系学生とデザイン系学生の違い
00: 13: 45 デザインって何?その1,数値化できるデザイン
00: 13: 47 デザインは、すべてを数値で表せる。(1)
00: 14: 28 デザインは、すべてを数値で表せる。(2)
00: 14: 39 デザインって何?その2,なぜこの形、なぜこの色
00: 14: 49 これと似たような動作をするものは?UX(ユーザー体験)もデザイン
00: 15: 57 資料(4)
00: 16: 56 コンビーフの缶は、なぜ台形?
00: 18: 07 たった三回曲げただけでデザイン?デザインの歴史は?
00: 18: 48 サイズを変えただけでもデザイン?
00: 19: 36 ついついやってしまうことは、何?さっ、やってみよう!
00: 20: 26 X+Y=?Xは何?Yは何?
00: 20: 43 バッグ+スニーカー、ではなぜ二つを足したの?
00: 21: 19 東と何?
00: 22: 17 材料を置き換えただけでもデザイン?
00: 22: 33 「デザインとは整理である。」原研哉
00: 23: 03 資料(5)
00: 23: 17 「デザインとは整理である。」原研哉 これどのように整理する?
00: 23: 21 資料(6)
00: 25: 51 デザインの歴史を知っていますか?
00: 25: 57 問い「デザインの歴史」(1)
00: 26: 54 問い「デザインの歴史」(2)
00: 27: 21 工芸から工業への課題 機械生産
00: 28: 26 ウィリアム・モリス
00: 28: 52 バウハウス(Bauhaus)
00: 29: 58 資料(7)
00: 30: 09 「不器用な手」
00: 32: 02 デザイン造形に関わる全ての要素は整理された。
00: 32: 29 バウハウスの亡命先
00: 34: 22 アメリカの経済-「経営資源としてのデザイン」
00: 34: 33 Raymond Loewy
00: 36: 03 Peace
00: 38: 03 機能的な意味はない
00: 39: 03 消費への欲望をあおる「新奇性」スタイル・チェンジを煽る
00: 39: 43 1930年代の流線型の流行はプロダクトの形の差別化
00: 40: 51 イタリア・デザインはラテン的な明るさ
00: 41: 03 ファッションの影響
00: 41: 25 小規模工業+職人の手仕事
00: 41: 39 以下簡単に「デザインの歴史のまとめ」
00: 48: 25 なぜ「デザイン」を理解しなければならない?
00: 52: 51 ものづくり工房
00: 53: 07 SFC FXDのプロトタイピング
00: 53: 37 レーザーカッター
00: 55: 21 3Dプリンター
00: 57: 04 資料(8)
  アシスタント:島津 美貴

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