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BPUプロフェッショナル系 Information Technology > ITライブ203:江崎 浩

ITインフラの省エネの実際
ゲスト:田中邦裕氏(さくらインターネット株式会社 代表取締役社長)


概要:
インターネット社会において最大のインフラであり、ビジネスの課題であるのがデータデンターの存在である。今日、日本がグローバルに発展していくためには、データセンターの国際競争力強化を避けては通れない。
今回は、クラウドコンピューティングの進展に伴い需要が増すばかりであるデータセンターの状況と今後の技術の方向性や取組を、ITビジネスの第二世代ともいわれるさくらインターネット代表取締役社長田中邦裕氏に聞く。
データセンターとは、利用者が安全で快適にインターネットを利用できるよう、堅牢な設備環境でwebサイトや動画などのデータを管理する専用施設である。1990年代、サーバの小型化に伴い各事業者がサーバを持つ分散処理方式が主流となったが、今日、クラウドコンピューティングの隆盛により、データ処理機能の集合化が進んでおり、データセンターの需要は大きくなっている。
さくらインターネットは、1996年、田中邦裕氏が専門高等学校在学中に設立した、インターネットに関するインフラを提供する企業である。上場企業としては少人数であり、労働集約的ではないビジネスで国際競争力を発揮することを目指している。同社は、北海道石狩にデータセンターを開設し、ホスティングサービスに力を入れている。
日本のデータセンターは、アジアの玄関口としての地理的特性に加え、充実した回線環境や災害を前提とした堅牢な設備などが国際的な競争力となっている。
ただし、日本の電気料金はアメリカの2倍以上であり、1ラックで一般家庭の2~3倍の電力を消費するという状況において、エネルギーコストの高さがネックとなっている。
さくらインターネットが石狩という寒冷地にデータセンターを開設した大きな理由は、外気を取り込んだエコな冷却システムを採用するためだった。日本で、ニューヨークやシカゴ、ヨーロッパの各都市と同程度の期間フリークーリングが可能なのは北海道のみである。その他にも、同社は、高電圧直流給電や高温超電導直流送電システムなど新たな取り組みも行い省エネルギーに努めている。
北海道は、風力発電のポテンシャルが高く、地理的に石炭の活用や、LNGの輸入にも有利な場所にあるため、安定した需要を持つデータセンターを核としたスマートシティ構想も考えられている。
田中社長は、日本の地政学的な利点を活かして、世界に通用するインフラ拠点を作りたいと語っている。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ITインフラの省エネの実際
00: 05: 02 プロフィール
00: 08: 05 会社概要
00: 10: 25 事業ドメイン
00: 16: 13 国内データセンター市場
00: 18: 07 データセンター
00: 20: 14 日本のデータセンターの国際競争力
00: 22: 19 地理的メリット
00: 25: 21 データセンターとは?
00: 26: 15 データセンター設備の特長
00: 28: 31 ITの変遷
00: 30: 40 クラウドとは?
00: 33: 18 データセンターの消費電力
00: 36: 17 自然エネルギーの活用「空調コストの削減を実現する環境」
00: 41: 38 石狩データセンターの優位性
00: 43: 01 外気冷房システム
00: 46: 00 新たな取り組み「高電圧直流給電(HVDC=High Voltage Direct Current)」
00: 46: 37 「直流給電」について
00: 48: 55 新たな取り組み「高温超電導直流送電システムの実証研究」
00: 50: 23 「超電導送電」について
00: 51: 55 データセンターを核とした「スマートシティ構想」
00: 55: 03 自然エネルギーの活用が可能「風力発電のポテンシャルが高い」
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


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  アシスタント:安田 真理

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