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BPUプロフェッショナル系 経営戦略 > 内田和成のビジネスマインド 32

経営者の頭の中(2)
リスクマネジメント


概要:
十数年前に比べて、企業をとりまくリスクは多種多様となっている。マネジメントに失敗すると、企業の存続さえも危うくなるほどの大きなリスクもある。しかし、用意周到にマネジメントしようとすればするほど、コストもかかるし、貴重な経営資源が後ろ向きなことにとられてしまうことになる。うまくリスクをコントロールしながら、企業を成長させていくにはどうすればよいのか。経営者に必要なリスクマネジメントの要諦を解説する。
ERM(Enterprize Risk Management:事業リスクマネジメント)とは、リスクを全社的視点で合理的かつ最適な方法で管理してリターンを最大化することで、企業価値を高める活動をいう。
格付け機関のS&Pは、ERMに関する7つの格付け質問を用意している。まさにリスクマネジメントは企業の存続にかかわるような大きな問題をはらんでいるので、このような質問に普段から答えられるようにしておくことは大切である。
しかし、すべてのリスクに対して事前対応するわけにはいかない。リスクを自社で分類・評価し、事前対応するものと、事後対応するものを管理しておくことが必要である。
例えばリスクには、滅多に起きないもの、頻繁に起こりうるものがある。あるいは定量化できるもの、定量化できないものがある。自社でコントロールできるもの、できないものがある。国内のリスク、海外事業のリスクがある。これらを分類・評価することで、個々のリスクにどのように対応していくのかを決めて、整理しておかなければならない。
リスク事案が発生してしまったとすれば、まずは情報収集が必要である。ただし、情報収集にも限界があるので、ある程度のところで割り切ることも重要である。
その次にしなければならないのは、現場に権限移譲することである。非常時においては、現場の臨機応変な対応が可能な自律分散型の組織体制であることが望ましい。
経営者はこのように、普段からリスク評価の仕組み、リスクへの対応策、リスク管理するための組織体制を整備しておくことが必要である。その上で、定期的なレビューを行い、検証や改善を行わなければならない。 また経営者自身が事故や病気などで機能不全になるリスクがあることも考慮にいれて、対応策を考えておくことも必要である。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 経営者の頭の中(2)リスクマネジメント
00: 00: 39 経営者の頭の中(2)リスクマネジメント
00: 00: 58 リスクマネジメント(前回からの抜粋)
00: 06: 16 経営者の頭の中(2)リスクマネジメント 本日の内容
00: 06: 45 ERMとは
00: 08: 53 S&P ERM格付け質問
00: 21: 07 S&P ERM格付け質問(続き)
00: 25: 32 リスクのタイプ(1)
00: 31: 11 リスクのタイプ(2)
00: 40: 12 リスクマネジメントの考え方(1)
00: 46: 22 リスクマネジメントの考え方(2)
00: 52: 23 起きてしまった際の危機管理大規模リスクが発生した際
00: 55: 52 トップマネジメントのリスク対応策
00: 58: 15 リスクマネジメント まとめ
講師紹介: 内田 和成(うちだ かずなり)
早稲田大学ビジネススクール 教授
東京大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経て株式会社ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント、現在に至る。
ハイテク企業、情報通信サービス企業を中心に、マーケティング戦略、新規事業戦略、中長期戦略、グローバル戦略策定等のコンサルティングを数多く経験。

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