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BPUプロフェッショナル系 経営戦略 > 内田和成のビジネスマインド 31

経営者の頭の中(1)


概要:
十数年前に比べて、現在の経営者が考えなければならない事柄は飛躍的に増えている。常に様々な問題について並列的に考えていなければ経営者は務まらない。現在の経営者はどのようなことを日々考え、経営に取り組んでいるのかを知ることは、多くのビジネスマンにとって興味のあることだろう。経営コンサルタントとして、早稲田大学ビジネススクール教授として、経営者と接する機会の多い内田和成が、経営者の頭の中を明らかにする。
日本市場の成熟化、市場規模の縮小が経営に及ぼす影響は計り知れない。まずは働き手が少なくなることにどう対処するかを考えなければならない。
労働者の減少に対しては、女性や高齢者、外国人をどのように労働者として活用していくかが重要になる。ただしいずれの場合も、これまでの社会制度や慣習を変えなければならないことであり、一筋縄ではいかない。我々の覚悟は問われる問題である。
市場規模の縮小に対しては、企業の海外進出が一つの選択肢である。ただし、この場合も、どの地域に進出するのか、競争相手はどのような企業になるのか、進出国とどのようにつきあっていくべきかなど考えなればならないことは多い。
例えば、進出国によっては賄賂の要求が慣習となっている国もあるが、これまでのように簡単に受け入れていては、いつ法律制度が変化して取り締まりに合うかも知れない。どのような方針で取り組むのかを決めていかなければならないだろう。
海外進出に際しては、様々なリスクが伴う。国により独自のリスクもあれば、天災や経済危機などのグローバルリスクもある。あるいは、事故や犯罪に巻き込まれるリスクもある。ただし、すべてのリスクを予防しようとしては莫大な費用がかかるし、進出そのものができなくなる。自社でコントロールできるリスクと、コントロールできないリスクに分けて、リスクマネジメントを的確に行わなければならない。
日本の人口が減少することで、市場規模が縮小することが確実であるが、実は世帯数は増加しているのである。コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどは、増加する単身者世帯、高齢者世帯などに向けてのサービスを強化することで、業績を維持、拡大しようとしている。高齢者は、1千兆円を超える資産を抱えているといわれるが、高齢者向けのニーズを生み出すことで、業績を上げている企業もあるのである。いたずらに悲観的になるのではなく、視点を変えることでチャンスを見出すのが優秀な経営者である。
企業によって、様々な課題を重みづけし、個別解を自ら生み出していくことが重要である。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 経営者の頭の中(1)
0.0: 0.0: 43 経営者の頭の中(1)
0.0: 1.0: 54 最近の経営者の関心事
0.0: 15.0: 28 海外展開・グローバル事業
0.0: 42.0: 39 リスクマネジメント
0.0: 50.0: 39 日本市場の成熟化・縮小
0.0: 57.0: 15 今回のまとめ
講師紹介: 内田 和成(うちだ かずなり)
早稲田大学ビジネススクール 教授
東京大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経て株式会社ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント、現在に至る。
ハイテク企業、情報通信サービス企業を中心に、マーケティング戦略、新規事業戦略、中長期戦略、グローバル戦略策定等のコンサルティングを数多く経験。

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