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BPUプロフェッショナル系 経営戦略 > 内田和成のビジネスマインド 27

勝ちパターンの研究(9)CVS編


概要:
かつて小売業の雄であった百貨店やスーパーはマイナス成長が続き、共に売上高を大幅に減らしている。それに対して、CVSの売上高と店舗数は増加し続けており、現在では売上高約9兆円、店舗数約5万店と小売業の主役に躍り出ようとしている。ただしCVS業界内での競争は激化しており、各チェーンとも戦略を模索中である。
今回は、勝ち組業界であるCVSの現状を説明し、主要CVSチェーン各社の現状での勝ちパターンを紹介する。
CVS大手5社の店舗数推移をみると、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの上位3社は店舗数を増加させており、サークルKサンクス、ミニストップはほぼ横ばいである。同じく大手5社の平均日販推移をみると、セブンイレブンが圧倒的に大きく、その他4社は引き離されている。
この店舗数と日販でマトリクスを作成すると、リーダー(店舗数多、日販大)はセブンイレブン、チャレンジャー(店舗多、日販少)はローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップはフォロワー(店舗数少、日販少)になる。(ニッチャー(店舗数少、日販大)として駅ナカ店舗のNEWDAYSがあげられる)
各社ポジションが違うために戦略も異なる。
セブンイレブンは、多様な顧客層を同一タイプの店舗で取り込む「よろずや」である。セブン銀行、セブンプレミアム、セブンミール、セブンカフェなど新しい商品やサービスの開発に積極的であり、売れ筋、死に筋を見極めるオペレーショナル・エクセレンスに優れている。
ローソンは、1位のセブンイレブンに真正面から立ち向かうことはやめて、ローソンストア100という新業態店舗の展開で、生鮮や惣菜を強化している。
ファミリーマートは、海外展開に積極的であり、海外でナンバーワンとなることを宣言している。
イオン系のミニストップは、CVSという業態ではなく、マイバスケットというミニ食品スーパーをCVS並みに集中出店している。
JR東日本系のNEWDAYSは、駅構内という自分の「城」を守る戦略である。
CVSにとっては、かつての競合であったスーパーはもはや敵ではない。業界内競争が激化しており、その中から、異なる勝ちパターンが生まれる可能性が大きいだろう。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 勝ちパターンの研究(9) CVS編
00: 00: 39 勝ちパターンの研究(9) CVS編
00: 01: 04 勝ちパターンの研究(9)CVS編 本日の内容 日本のCVSの現状
00: 02: 28 百貨店売上高の推移、スーパー売上高の推移
00: 03: 52 CVS売上高と店舗数(国内)
00: 04: 20 【再掲】百貨店売上高の推移、スーパー売上高の推移
00: 06: 14 トップ3社が増店
00: 08: 20 セブンが他社を圧倒
00: 12: 33 主要CVSチェーン平均日販(2012)(1)
00: 14: 18 主要CVSチェーン平均日販(2012)(2)
00: 15: 04 CVSのポジショニングマップ
00: 16: 45 【再掲】主要CVSチェーン平均日販(2012)(2)
00: 19: 05 勝ちパターンの研究(9)CVS編 本日の内容 CVSの勝ちパターン
00: 19: 15 セブン-イレブンの戦略
00: 25: 59 セブンプレミアム
00: 26: 38 セブン-イレブン来店者年齢構成
00: 30: 21 【再掲】セブン-イレブンの戦略
00: 36: 58 セブンプレミアムの販売計画と13年8月期実績
00: 38: 32 セブン-イレブンの勝ちパターン
00: 39: 42 ローソンの勝ちパターン
00: 42: 38 ファミリーマートの勝ちパターン
00: 43: 13 ファミリーマートの海外展開
00: 43: 39 ファミリーマートの海外展開地域
00: 46: 00 イオンの勝ちパターン
00: 52: 10 CVS各社の勝ちパターン
00: 57: 21 CVSの勝ちパターン(まとめ)
講師紹介: 内田 和成(うちだ かずなり)
早稲田大学ビジネススクール 教授
東京大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経て株式会社ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント、現在に至る。
ハイテク企業、情報通信サービス企業を中心に、マーケティング戦略、新規事業戦略、中長期戦略、グローバル戦略策定等のコンサルティングを数多く経験。

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