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BPUプロフェッショナル系 組織人事 > 組織人事ライブ581

社会起業家から学ぶ 巻き込むリーダーシップ
ゲスト:今村久美氏(特定非営利活動法人 NPOカタリバ 代表理事)


概要:
社会の課題を事業によって解決する社会起業家は、社会変革を起こすための組織創造や運営が不可欠である。従来のようなピラミッド型リーダーシップでは、社会起業家は務まらないだろう。
今回は特定非営利活動法人・NPOカタリバの代表理事、今村久美氏をゲストに迎え、活動内容や組織の形成について伺う。たった一人での活動に始まり、現在50人以上の団体に成長したカタリバは、どのように形成されたのか。社会起業家のリーダーシップは、一般企業においても参考になる点が多いだろう。
NPOカタリバが展開するメイン事業「カタリ場」は高校生対象のキャリア教育で、これまで全国28都道府県の計600校12万人に授業を実施している。単なる講演会ではなく、まず大人が聞き役になり、1対1から1対3の少人数で子どもの思いを引き出す。次に大人たちが大学や仕事の体験を話し、子どもに憧れや将来への期待を持ってもらい、最後に「明日からチャレンジすること」を設定。約3時間の行程を授業パックとして販売している。1回に50人ほど派遣するスタッフは、職員以外にボランティアの大学生や地域の商工会の方など、メンバーは多様だ。企業の社員研修として参加するケースもあるという。
東日本大震災後、被害の大きかった宮城県女川町と岩手県大槌町で、被災した子どもたちの放課後学校「コラボ・スクール」を開始。基礎学習を支えるとともに、子どもたちの居場所を確保する意味合いも大きい。地方にいながら国際的な視野で未来を考えられるように、外国人と話す機会を設けるほか、高校生が復興のためにできることを自主的に考え、行動する「マイ・プロジェクト」を呼びかけ、実現の支援も図っている。
今村氏は大学在学中の2001年に任意団体カタリバを設立。熱い思いはあるが手段がないため、企業人や学校教員など多くの人にアポイントを取り、積極的に相談した。利用者のフィードバックを得て、顧客と一緒に商品のブラッシュアップを重ねた後、2006年にNPO法人格を取得。東日本大震災の被災地で教育支援を始めると、協力者の層が格段に広がり、自分の力をカタリバで生かしたいと前職を辞めて入社する人も現れた。中には外資系コンサル会社で活躍したマネジメントのプロもおられ、運営において心強い布陣となった。
リーダーは目的に対する熱い思いに加え、自分に足りない能力や必要な人材を冷静に判断する視点が必要だ。会社以外で貢献できる場を求める人が増えてきた昨今、まずは本気で「こんなことがやりたい」と言って回ることが、人を巻き込む第一歩となるだろう。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 社会起業家から学ぶ 巻き込むリーダーシップゲスト:今村久美氏
00: 01: 08 今村久美氏 プロファイル
00: 03: 41 社会起業家から学ぶ巻き込むリーダーシップ カタリバ・今村久美氏
00: 07: 32 NPO カタリバ
00: 09: 07 NPOカタリバの理念 「生き抜く力を、子ども・若者へ」
00: 10: 55 ナナメの関係とは?
00: 12: 32 資料(1)
00: 14: 32 実施実績
00: 15: 43 コラボ・スクール展開地域
00: 15: 56 資料(2)
00: 19: 36 MYPROJECT(1)
00: 21: 15 MYPROJECT(2)
00: 24: 16 中堅上位校への進学実績
00: 25: 36 企業のご支援に関して
00: 30: 41 問題意識の原点
00: 53: 11 リーダーシップについて
00: 59: 09 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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