ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
BPUプロフェッショナル系 組織人事 > 組織人事ライブ580

日本人はグローバルになれるか ~世界で活躍する日本人プロフェッショナル まとめ編~


概要:
企業でグローバル人材が求められる昨今。日本人にグローバルな素質はあるのか、外国人を採用した方がいいのかと考える人も多いだろう。今回はこれまでゲストに登場した、世界で活躍する日本人プロフェッショナルの4人を振り返り、日本人がグローバルで成功するためのポイントを考察する。4人は海外が本場である業種において、それぞれ現地に飛び込んで成果を上げ、今や各業界のトップクラスになっている。企業のグローバル化における課題は、日本人の資質ではなく、人材を生かす組織の在り方なのではないだろうか。
鈴木健次郎氏は、フランスのテーラー育成学校を主席で卒業、アジア人への差別が強い業界にもかかわらず、強い情熱が評価され、パリ最大の名テーラーに採用された。師匠が故意に間違った知識を教えるなど壮絶な修業時代を経験しながらも、めげずにしっかりと持論を持ち、熱心に研究を重ね、明確な目標に突き進んだ。現在は自身で開業、日本人らしい気遣いもあって顧客が増え、フランスで一流のテーラーとして名を馳せている。

河合美宏氏は世界的な保険基準を策定する保険監督者国際機構で事務局長を務める。機構が駆け出しのころ、可能性を感じて国内大手の保険会社を飛び出して組織に参加。保険の知識と経験が豊富で、英語・フランス語・スペイン語が堪能、軸がぶれない交渉力などが評価され、トップに選出された。部下の話を聞き入れるスタイルが支持される一方、リーダーシップ不足を指摘された河合氏は、改善に努め、柔軟に成長を続けているという。

合田泰子氏は自然派ワインを日本に広めたインポーターの第一人者。無農薬ブドウを使い、醸造や瓶詰めでも添加物を入れない自然派ワインは、変質しやすく、輸入が難しい。合田氏はフランスやイタリアなどの小規模生産者に一人一人会いに行き、日本での飲用状況をフィードバックするなど地道に信頼関係を築き、生産や輸送温度の徹底管理を実現した。つくり手を発掘して育てる「合田マジック」で新しい輸入ビジネスを確立している。

フランス料理の名門コルドン・ブルーで学んだ宮脇樹里氏は、英国コッツウォルズでティールーム「Juri’s」を開業したが、素朴な焼き菓子が主流の英国においてフランス菓子は不評だった。英国菓子の古典を研究し、試行錯誤を重ねた結果、徐々に客が集まり、2008年には英国で最も素晴らしいティールームに授けられる「トップ・ティー・プレース」を受賞。細部までこだわったものづくりと、おもてなしの心が、英国人の心をつかんだ。

グローバル化で大切なのはTOEICよりも、個人の志や人材を生かす組織人事である。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 日本人はグローバルになれるか世界で活躍する日本人プロフェッショナルまとめ編
00: 00: 49 日本人はグローバルになれるか世界で活躍する日本人プロフェッショナルまとめ編
00: 01: 40 世界で活躍する日本人プロフェッショナル
00: 04: 52 テーラー・鈴木健次郎氏(1)
00: 04: 54 テーラー・鈴木健次郎氏(2)
00: 18: 31 保険監督者国際機構・河合美宏氏(1)
00: 18: 33 保険監督者国際機構・河合美宏氏(2)
00: 26: 37 ラシーヌ・合田泰子氏(1)
00: 26: 40 ラシーヌ・合田泰子氏(2)
00: 38: 08 ジュリス・宮脇樹里氏(1)
00: 38: 11 ジュリス・宮脇樹里氏(2)
00: 44: 39 日本、米国、インド、中国の動機要因から見た違い
00: 49: 11 まとめ
00: 53: 48 今何が課題か(1)
00: 53: 49 今何が課題か(2)
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

『高橋 俊介』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:岩崎 里衣

Copyright(c)