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地域づくりのマネジメント > 地域づくりのマネジメント 04

地域資源の展開とネットワーク形成
ゲスト:宮治勇輔氏(株式会社みやじ豚 代表取締役/NPO法人 農家のこせがれネットワーク 代表理事)


概要:
地域づくりを行うには、地域資源を見極め、多方面の人たちとつながりをつくり、その資源を戦略的に展開していく資源化プロセスが大切である。今回のゲスト宮治勇輔氏は、実家である神奈川県藤沢市で養豚場を継ぎ、NPO法人農家のこせがれネットワークを設立するなど、地域資源の展開とネットワーク形成を極めて効果的に行っている。
「かっこよくて、感動があって、稼げる」の3K産業にするための戦略とは何か、農業の仕組み自体を変革した取り組みを伺う。
宮治氏は1978年生まれ。慶應義塾大学を卒業後、株式会社パソナを経て、2006年に株式会社みやじ豚を設立。
生産は弟で、自身はプロデュースを担当。2年で神奈川県のトップブランドに押し上げ、みやじ豚は2008年農林水産大臣賞を受賞した。ブランド肉には地域名が冠されているものが多い。生産者が分かると、品質のばらつきが目に見え、流通で問題が出やすいからだ。みやじ豚は生産農家である実名をそのままブランドにして、あえて生産者の顔が見えるようにした。
年間出荷頭数は農家平均の半分ほど。規模を拡大せず、丹精込めて飼育した豚が高品質を保つことで逆にブランド力を上げている。肉屋やスーパーでは販売しない。小売はネットショップと松屋銀座本店のみだ。そこには自分で生産したものを自分の手で販売したいという強い思いがある。目の前で消費者の反応を感じるため、「みやじ豚バーベキュー」を月1回開催。会場は観光農園、地場野菜や米は農家でと、コラボしてつながる。おいしい味と生産者の思いが口コミで広がり、高級飲食店との取引にもつながっている。
一方、日本農業には強い危機意識を持っている。新規就農はハードルが高いが、自身の体験から、農業を変革するのは、一度社会に出て、ビジネスのノウハウとネットワークを持っている農家経営者次世代が一番だと考え、農家のこせがれネットワークをNPOで設立。全国各地で地域交流会や若手農業者向け研修を開催している。農業に関心のある人なら異業者でもオーケーだ。多様なものの見方ができる人たちが集まると、新しい考えや価値、行動が生まれる。強みを最大限に発揮するために必要な資源を「Think local, Act local」(ローカルで考え、ローカルで行動する)でオリジナルなモデルをつくり、自分なりに勝利の方程式を見つけることが大切だ。点で頑張っている人たちをつなげてネットワークを形成するには、実績をつくり、信頼を得ることから始まると宮治氏は強調した。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
0.0: 0.0: 0 地域資源の展開とネットワーク形成
0.0: 1.0: 24 地域の資源化プロセス
講師紹介: 飯盛 義徳(イサガイ ヨシノリ)
慶應義塾大学総合政策学部 教授 兼 政策・メディア研究科委員

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  アシスタント:西野 七海

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