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サービス産業の海外進出 > サービス産業の海外進出 04

ゲスト対談
ゲスト:北野泰男氏(キュービーネット株式会社代表取締役社長)


概要:
サービス産業で海外進出しているのは外食産業だけではない。今回のゲストは、「10分1000円でヘアカット」という斬新なアイデアでヘアカットチェーン店「QBハウス」を運営している、キュービーネット株式会社代表取締役社長、北野泰男氏をお招きした。「カット」だけに特化したブルーオーシャン(競争相手がいない領域)で海外進出をも果たした同社の、ぶれない軸とは何か。価値観の違いを克服し、急成長を遂げた背景に迫る。
一般的に顧客が理美容店に求めるものといえば、高い技術やサービス、癒やし、あるいはカリスマ美容師の存在だろうか。QBハウスは、そうした愛される店舗ではなく、最小限のサービスで、必要とされる店舗を目指している。低価格・短時間・高利便性・ヘアカットのみ・予約なしというお手軽さを売りに1996年、第1号店を東京神田の美土代町にオープン。「1998年度ニュービジネス大賞」および「1998年度ASIAN INNOVATION AWARDS」を受賞、各国から注目されるようになった。2002年にシンガポールに進出したのを皮切りに、香港、台湾にも出店。国内465店、海外79店、計544店舗まで拡大している。インターネットを使って、無駄を省き、多店舗展開を本部で一括管理するシステムを構築。データを蓄積、分析し、フィードバックすることで、マーケティングや効率アップにつなげている。理美容師の国家資格が必要でない海外では、特に教育に力を入れている。日本で当たり前のことが海外では通用せず苦労したことも多い。ヘアカットコンテストで技術を競い合い、成果を認め合うことで、国内と海外が互いのモチベーションを高める好循環となっている。立地は、駅近くやショッピングセンターなどから店舗を展開。日本では認可されていないが、「QBシェル型タイプ」と呼ばれる、1席だけの組み立て式店舗も海外では利用されている。これだと、出店も撤退もお手軽にできるというわけだ。
海外進出というと、成功しなければと力みがちだが、常に何でも受け止める覚悟で、イレギュラーなことに直面しても軸がぶれないようにすることが重要だ。海外の文化・経済状況は、日本以上に変化が激しい。自分たちが目指すものを見据え誘惑に負けないことや、現地パートナーに任せきりにするのでなく、本部で当事者意識を強く持ち、アンテナをしっかり張っておくことも必要だ。当たり前のことを当たり前のこととしてやり遂げるという気持ちがあれば、価値観は共感されると北野氏は語る。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ゲスト対談 北野泰男氏(キュービーネット)
00: 00: 41 サービス産業の海外進出
00: 01: 23 ゲストプロフィール
00: 01: 52 QBグループ概要
00: 02: 35 経営理念
00: 03: 25 会社沿革(1)
00: 03: 39 会社沿革(2)
00: 04: 19 会社沿革(3)
00: 08: 16 期末店舗数と来客者数の推移
00: 09: 38 追求している5つの価値
00: 11: 28 QBのポジショニング(1)
00: 11: 31 QBのポジショニング(2)
00: 12: 03 QBのポジショニング(3)
00: 12: 32 QBのポジショニング(4)
00: 21: 17 国内店舗(駅ホーム上)
00: 22: 42 海外店舗(QBシェル型タイプ)
00: 24: 25 資料(1)
00: 28: 27 資料(2)
00: 28: 38 資料(3)
00: 30: 37 全店ランキング
00: 40: 08 海外・教育カリキュラム再構築
00: 41: 05 技術・サービス向上宣言
00: 43: 01 シンガポール ロケーションマップ
00: 45: 31 香港ロケーションマップ
00: 46: 44 国内・海外 共通価値軸
講師紹介: 北川 浩伸(きたがわひろのぶ)
北川浩伸 日本貿易振興機構(ジェトロ)生活文化・サービス産業部 サービス産業課 課長
1989年、日本貿易振興会(当時)入会。
ロンドンセンター、経営企画担当主査、海外調査部主任調査研究員、海外調査部グローバル・マーケティング課長などを経て現職。 慶應義塾大学大学院商学研究科博士後期課程単位満期取得退学。 慶應義塾大学産業研究所共同研究員、早稲田大学総合研究機構 トランスナショナル HRM 研究所招聘研究員。

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  アシスタント:都筑 美奈

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