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インターネットスタートアップ最前線~特別編 ~ > インターネットスタートアップ最前線~特別編 05

IVS 2014 Fall Kyoto
ゲスト:金谷元気氏(akippa株式会社代表取締役社長)
      小林晋也氏(株式会社ファームノート代表取締役)


概要:
年2回開催されるIVS(Infinity Ventures Summit)は、IT業界の経営者が一同に会し、白熱した議論や発表が行われる招待制カンファレンスである。中でも、新サービスの発表の場である「Launch Pad」はスタートアップの登竜門と呼ばれ、過去の入賞者からは上場する企業も出てきた。今回は昨年12月に京都で開催された第17回の様子を伝え、Launch Padで入賞を果たした金谷元気氏と小林晋也氏に、サービスの内容や入賞までの経緯、今後の目標などを伺う。
クラウドサービスが普及した昨今、さまざまなものをインターネットにつないで新たな価値を生み出すIoT(Internet of Things)が広がっている。今回の「Launch Pad」もクラウド分野が増え、多様な国や地域からの登壇があり、過去最高レベルの発表となった。
1位を獲得した「akippa」は、空いている自家用駐車場や月極駐車場をシェアするアプリ。いま東京で6万3千台、大阪で3万1千台が路上駐車されている一方、使われていない自家用・月極駐車場が多いことに着目し、駐車したい人と空き駐車場の所有者を1日単位でつなぐサービスを2014年に提供した。アプリの使い方は簡単で、まず目的地を入力し、表示された周辺の駐車場から選択、写真や料金を確認して利用日時を指定すれば予約完了。スマートフォンで決済するため、現地に精算機はなく、貸す側も設備不要で気軽に提供できる。現在akippaには約5万台が登録され、業界第3位の車室数を誇る。駐車料は平均して他社の7割程度で、料金の70%が貸主へ支払われる仕組みだ。ほかのシェアサービスとのコラボを積極的に進めるなど、金谷氏は日本にシェア文化を根付かせたいと語る。
3位に入賞した「Farmnote」は、牧場の生産性向上を支援するアプリ。日本では酪農家の高齢化やコスト増大によって離農が進み、生産供給が不安定になっている。生産量を増やすためには、牛の個体管理や牧場の環境整備が大切であるため、これまでノートなどに手書きしていた情報を簡単にデータ化・管理でき、経営分析も自動的に行えるアプリを2014年に開発した。まずは顧客拡大が重要だと考え、牛100頭以下の小規模農家に無償提供。現在340農家、牛4万頭のデータが登録され、利用数は拡大中だ。農家と直接議論して開発を進めるため、ファンの獲得が事業の成長には不可欠だという。より精度の高い管理を実現すべく、牛の活動量を測るセンサーも提供し、経済産業省サポイン事業に採択された。世界の生乳生産量は拡大しているので、今後はグローバル展開を目指すとのこと。
講師紹介: 小林 雅(こばやし まさし)
ICCパートナーズ株式会社代表取締役
東京大学工学部卒業後、1998年アーサー・D・リトル(ジャパン)に入社。エレクトロニクス・情報機器・通信関連の新規事業戦略立案に従事後、ベンチャー・インキュベーション事業の立ち上げを経験。2001年エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)入社。2004年同社パートナー就任。累計約400億円のベンチャーキャピタル・ファンドを運用。グリー株式会社などのインターネット・モバイル・ソフトウエア産業の投資を担当。2007年8月に独立し、2008 年1月インフィニティ・ベンチャーズLLP共同代表パートナー。インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの企画・運営責任者を務める。2015年9月に退職し、2016年4月より現職。

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  アシスタント:木次 真紀

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