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インターネットスタートアップ最前線~特別編 ~ > インターネットスタートアップ最前線~特別編 03

IVS 2013 Fall Kyoto
ゲスト:佐々木紀彦氏(株式会社東洋経済新報社 東洋経済オンライン編集長)
     久川真吾氏(株式会社鳥人間 代表取締役)


概要:
IT業界の経営者を招待して年2回開催されるIVS(インターネット・ベンチャーズ・サミット)は間もなく20回目を数える。当初は新興企業中心に新ビジネス発掘を主眼としたが、大企業参加が増えると、発想面の転換を重視するようになる。インターネットが基本インフラとなった現代では、企業規模自体に意味はなく、人と人との相互作用から生まれてくるものが大切と講師の小林氏は説く。
今回のゲストは、プレゼンコンテスト準優勝者の久川氏と、ネット経済誌編集長の佐々木氏。IVS初参加の二人にその核心を聞く。
IVSでは参加条件として、経営決裁権を持つ代表者か経営幹部に限ると同時に、どんな経営者でも同じ土俵で交流できる演出に腐心する。一部上場企業の社長もいれば、従業員は妻だけという経営者もいる。株式会社鳥人間代表取締役の久川真吾氏は後者の一人だ。氏が情熱を燃やした手づくり飛行機コンテストを会社名の由来としている。
佐々木紀彦氏は、株式会社東洋経済新報社東洋経済オンライン編集長を務める。佐々木氏は、動画サイトで流す新スタイルの対談も担当、IVSで多くの刺激を受けた。東洋経済新報社が、日本経済新聞社グループという巨人ライバルと併存していくためには、同グループと真逆の戦略を取るしかないと氏は考える。その戦略を存分に語った相手が日経幹部だったことは、IVSでの対話の場がいかにフランクであるかを物語っている。
日本を代表するライバル企業同士、あるいは久川氏のような1国1城の経営者と上場企業の社長が交流するのもごく普通だ。だからこそ新しいビジネスチャンスのアイデアが生まれ、行動の動機へと発展する。
もう一つIVSで注目すべきは、6分間のプレゼンテーション力を競い合うlanuch Pad。登壇者は、スティーブ・ジョブズさながらのインパクトを与えるべく準備に励む。佐々木氏は延べ10時間を費やし、久川氏は内容の厳選から論理構築までをとことん磨き上げた。結果、久川氏は自作した「DNA増幅器」の効用を訴えることに成功、準優勝に輝く。氏が評価されたのは、誰もが入手できるオープンハードウエアやソフトウエアを組み合わせ、それを基にDNA解析に不可欠な高額機器を既存品より10分の1の価格に引き下げたことだ。早速、上場企業との連携に結びついたのもIVSならではの成果だろう。氏は「われわれはハッカー夫婦」と言い放つが、手にした成果は、全てオープンにする方針。発想には1本の強い軸が貫かれている。景気が上向きだすとともに、IVSでも新規のビジネスアイデアや成功例が増えてきた。IVS発ビジネスの開花を期待したい。
講師紹介: 小林 雅(こばやし まさし)
ICCパートナーズ株式会社代表取締役
東京大学工学部卒業後、1998年アーサー・D・リトル(ジャパン)に入社。エレクトロニクス・情報機器・通信関連の新規事業戦略立案に従事後、ベンチャー・インキュベーション事業の立ち上げを経験。2001年エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)入社。2004年同社パートナー就任。累計約400億円のベンチャーキャピタル・ファンドを運用。グリー株式会社などのインターネット・モバイル・ソフトウエア産業の投資を担当。2007年8月に独立し、2008 年1月インフィニティ・ベンチャーズLLP共同代表パートナー。インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの企画・運営責任者を務める。2015年9月に退職し、2016年4月より現職。

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  アシスタント:木次 真紀

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