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「経営と社員のチーム」をつくる > 「経営と社員のチーム」をつくる 06

まとめ
ゲスト:伊藤哲之氏(トヨタカローラ秋田株式会社 代表取締役社長)
     阿部聖子氏(トヨタカローラ秋田株式会社 取締役管理部長)


概要:
みんなで社長の悪口を言ってみよう。企業体質改善コンサルタントの柴田氏が提唱するオフサイトミーティングは、こんなかたちでスタートする。従業員が集まった場で、こう切り出されたら、果たして彼らはどう振る舞うのか。当の社長はいったいどうするのか。前回ゲストのトヨタカローラ秋田株式会社社長伊藤氏と参謀役の阿部氏が、オフサイトミーティングのよさを言い足りなかった、もっと伝えたいということで再登場。会社躍進の鍵となった取り組みをさらに語っていただく。
オフサイトミーティングとは、会議のように情報を収束する場ではなく、アフター5の飲み会のように愚痴を発散させる場でもない。その中間、真面目な話をすごく気楽にする場である。時間をかけ、未整理で言語化しにくいものをお互いに共有し、知恵を出し合い、組織を支える根幹=チームワークをつくるところである。
チームワークとは仲良しクラブにあらず。目的を共有する努力を継続して行う力である。そのためには三つの心の姿勢を共有する必要がある。理想論から現実を引き算して問題を指摘する評論家ではなく、目指すものに近づくために手掛かりを見つけ、それをよりどころに努力する当事者であること。手段ではなく目的を常に見続けること。正論で押し込まないで、事実・事態を何よりも大切にすること。オフサイトミーティングによって強力なチームワークが機能し、停滞した組織が改善される。
県内17店舗、従業員300名ほどを抱えるトヨタカローラ秋田がオフサイトミーティングを始めた当初は、社長が会社のがんだ、死んでもらっていいなど社員の暴言が延々と続いた。しかし、言い尽きれば、思いは徐々に自分に向き、気付きをもたらす。気後れせずに物が言えれば、正解が見えるようになり、自分のすべきことが分かって、行動が目に見えて変わってくると伊藤社長は言う。自由な場であるが故に、お互いの人となりも見えてくる。最初は悪口をはばからなかった阿部氏も、回を重ねるにつれ、社長の考えや人間性を理解する努力をする意識が芽生え、だんだん人間的に好きになり、今では伊藤ファンだと言ってはばからない。
社長自身が変われば会社が変わるわけでは決してない。どれだけ多数の従業員が会社を変えたいと思うようになるかが変わる原動力となる。意図的なチームづくりにオフサイトミーティングは有効に働くだろう。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 まとめ
00: 28: 00 資料
00: 40: 45 構造改革の結果、経営と社員が分水嶺の反対側に分かれた
00: 50: 19 質の高いチームワークを生み出す条件
00: 51: 04 「当事者」同士だからチームワークが生まれる
00: 53: 32 「何のため」「どういう意味」をいつも大切にする
00: 54: 10 事実(実態)と自分に対して誠実であること
00: 55: 13 互いを仲間として向き合う
講師紹介: 柴田 昌治(しばた まさはる)
株式会社スコラ・コンサルト 代表
1979年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。大学院在学中にドイツ語語学院を始め、ビジネス教育の会社を設立後、1980年代後半から企業風土・体質改革のコンサルティングに取り組む。変化を妨げている価値観を変えながら変革のプロセスをつくり込んでいく「プロセスデザイン」というやり方が特徴。
『なぜ会社は変われないのか』、『なんとか会社を変えてやろう』、『ここから会社は変わり始めた』(編著)、『トヨタ式最強の経営』(共著)、『会社を変える人の「味方のつくり方』(いずれも日本経済新聞出版社)ほか、著書多数。

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  アシスタント:大橋 麻美子

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